頑張りすぎをどう克服⁈ 良い意味での諦めとタスクシュート認定トレーナー養成講座【ユタカジン】
今日の文章は、複数人で運営する
『ユタカジン 〜自分らしい時間的豊かさを追求するマガジン〜』
への寄稿。
私は今までに『ユタカジン』で、タスクシュートと出会ってからタスクシュート認定トレーナーになるまでの話を語ってきた。
前回(2回目)はこちら。
初回記事は下記のページ。
前回は、
という話で終わっていた。
3回目の今日は、そこから私がタスクシュート認定トレーナーになるところまで。
まずは
「悪循環をどう断ち切ったのか?」
……を話したい。
起死回生のどんでん返しはあったのか
実は、大きな転機は特になかった。
「何じゃそりゃ……!!!」
と肩透かしをくらった方に対しては、大変申し訳ない。
だが本当に
「少しずつ、1歩1歩修正していった」
が事実なので仕方がない。振り返ると、そうだった。
きっかけは私のレビュー(2023年6月16日)に残っている。
それまで、毎日のレビューをこんなテンプレートに沿って書いていた。
(これ以前も何度か変えている)
細かく書くことによるメリットももちろんあるけれど、この頃の私はどうも負担を感じるようになっていた様子。
さっそく翌日以降、簡潔な書き方に変更。
詳細な振り返りができるメリットを捨てて、時間を短縮して楽にする利点を取った。
ちなみに今は下記テンプレートで書いている。
「事実」と「思ったこと」を分けているのは、ついつい行動をジャッジしてしまうと気づいたからだ。
「~したから良い/悪い」
という思考は、積み重ねると自分を痛めつけたり追い詰めたりすることもあると思う。
「無理しない」を試行錯誤
その後も、100チャレ(100日チャレンジ)の中で徐々に気づきを得ていった。以下に、7回の小さな転機を記してみよう。
*
■ 6月24日
この時、ルーチンを大きく減らしたようだ。
太った事実がショックすぎて、その他(ルーチン継続など)がどうでもよくなったらしい……ある意味、ショック療法とでも言うべきか。
全くおすすめはしないが、私には時折こういう瞬間がある。
*
■ 6月25日
オフについて考察している。
完全な休みは、ワーカホリックな人だけでなくフリーランスも取りづらいのかも。
「手を止めたら収入がなくなってしまうかも……」
という不安があるからだ。
*
■ 7月1日
嗚呼、うまく休めない現代人……
夫もフリーランスの友達数人も、よく
「"適切に休む" をできるようにしたい」
と口にしているが、私も例外ではないらしい。
*
■ 7月3日
私の課題、リベンジ夜更かし。
タスクが多すぎることで夜遅くまで起きているのではなく、昼間のストレスが原因で
「このまま1日を終わらせたくない」
と思うことによって生じる現象のようだ。
しかし、この日は
「あえて自己嫌悪しないようにする!」
と考えた。負の循環を断ち切ろうとしているのが分かる。
*
■ 7月5日
この日も、自分についての気づきを得たらしい。確かに私は相当せっかちで
「早く早く!」
といつも思いがち。
でも、自身へのマイナス感情が悪循環への入口な気がして
「スパっと切り替え、引きずらない」
よう努めた。
*
■ 7月6日
この期に及んでまだ似たような話をしている……これって本来すごく簡単なことのはずなのに。
実は私、寝落ちができない。どんなに眠くても色々頑張ってしまうのだ。(スマホに走ることも含む)
どうして自分の体からの声を無視してしまうんだろう?
関連する話で、認定トレーナー・ふぃるさんが最近書いた記事が示唆に富んでいる。
とても重い言葉……
人間「失わないと大切さに気づかない」部分があるかもしれないが、健康を完全に無くしてしまったらもう戻れないだろう。注意したい。
*
■ 7月12日
この日から、タスクシュート手帳を夜の時間帯だけ利用し始めた。
細かい内容は上記記事に書いているが、主な理由は夜のスマホ時間を減らすため。
スマホは便利だが、つい通知を気にしたり他のアプリを触ったりしてしまって、寝るのが遅くなることも。そもそも、夜遅くにスマホを見るのは良質な睡眠のために良くないと言われている。
子どもに
「ママはいつもスマホばっかり」
と言われてしまうことも残念なので、きっと今後も併用すると思う。
*
以上、100チャレの最後の約1ヶ月の振り返り。
試行錯誤の連続で一進一退だったけれど、
「無理せず "先送り0" に取り組む」
に対して自分なりにチャレンジできたと思う。
コツは2つ。
思い切ってルーチンやレビュー項目を減らす
先送りゼロにこだわりすぎない
これらによって次第に余裕が生まれ、前向きになっていった気がする。
「……まぁいっか!」
という開き直りの境地に達したというか、良い意味で諦めがつくようになったというか。
もちろん、Discordコメントの励まし効果も大きかった。
認定トレーナーを目指してみようかな…
100日チャレンジを終えた頃には、タスクシュート協会に対してかなり良い印象を持つように。
当時書いた感想文に、こうある。
うろ覚えだが、確か卒業式で
「今後、タスクシュート認定トレーナー養成講座第一期を予定している」
とお知らせがあったような……
認定トレーナーを目指すきっかけとして、こんな出来事もあった。
私の下記の質問に対して、複数のトレーナーが回答してくれたのだ。
認定トレーナー達からもらえた真摯な返事を、要約しながらご紹介。
とてもありがたい体験だった。こんな突飛な質問に真剣に向き合ってくれた人は、今までそう多くいなかったからだ。
「もしかしたら、この人たちが "一緒に深い話をできる仲間" なのでは……?」
と感じた。
養成講座第一期の告知に、どうする?
そんな中、8月頭にタスクシュート認定トレーナー養成講座第一期の告知が。ナイスタイミングで嬉しかったが、実は結構悩んだ。
整理収納アドバイザー資格も以前取ったし、更に勉強するのか? 本当に仕事に生かせる?
取って終わり、そのまま終了……という資格も世の中には多くある。
「これで本当にいいのかなぁ?」
と思った。
でも私の中にある
「タスクシュートは素晴らしい、広めたい」
という気持ちは本物で。
認定トレーナーにならなくても勝手に宣伝しようと思っていたし、既に友人知人にはよくシェアしていた。
「だったら損はないのでは?」
と考えたのだ。
それに、
「せっかくフリーランスになったんだから、"一緒に働きたい人と働く" を実現したい」
という気持ちもあった。
佐々木さんとjさんの素晴らしさは、100チャレで確信できた。
「大橋さんは知らないが、理事の2/3が好ましい人なら残り1人も良い方なのでは?」
と仮定。(今思えば失礼な思考だったかも)
トレーナーも、接している人たちは全員素敵。Twitterやnoteなどで、人柄や行動もリスペクトできると知っている。
「思い切ってやってみよう!」
と、1週間以内で決めて申込をした。
この時の話、詳細はこちら。
養成講座開始|学びの楽しさを味わう
そして受講した講座は、めちゃ面白くて。
「へー、こうなってたの?」
「全然知らなかった、確かに……生かせたら更に良くなりそう」
「プロジェクトマネジメントは未知だが、そうなのか!」
……という発見ばかり。
そして、やっぱり「タスクシュート哲学」のような "考え方" がすごすぎると実感。
先生になるつもりがない方には、マスター講座だけでも受けてほしい。
その一方で、かなりデキそうな受講生たちにビビってもいた。
「私だけ場違いでは?」
とも思ったし、インテリジェンスを感じて圧倒された。
でも養成講座一期のDiscordで1つの話題で盛り上がって仲間意識ができたり、それぞれの「トレーナーになったらやりたいこと」を知って応援したくなったり。
とにかく、素晴らしい学びの時間だった。
また、認定試験を目前にして実況中継を開始。
実はこれ、自分にとってはかなりのハードルの高さだった。
「失敗したら恥ずかしい」
の気持ちが強すぎて、何事も終わってからの報告しかしたことがなく……
でも大橋さんの話に感化され、おっかなびっくり始めてみた。
というのも、養成講座の最後でひとり事業・マーケティング基礎を教えてくれる部分があって。経験が長く、多くの例も見てきた大橋さんのアドバイスに「なるほど」と感じたのだ。
認定トレーナーになっても完璧ではない
そして11月末には、認定試験に合格。無事、認定トレーナーになった。
でも、別に全然「何でもできる・わかる状態」ではない。ツールも TaskChuteCloud 以外はあまり慣れてないし、協会の考えと完全に同期できているわけでもない。
たぶん、完璧なトレーナーなんていない。だからこそ助け合うんだと思う。
今ちょうど第二期の募集が始まったところだが、私たちにはまだ見ぬ誰かの助けが必要で。
「もしかしたら私?」
と感じたら、ぜひチャレンジしてみてほしい。
▼認定トレーナーの一覧(未掲載の方も少々)
▼養成講座 第二期のご案内
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