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性被害の後遺症から脱却したい想い

スガカオルです。

このタイトルは文字通り今、痛感している、乗り越えるべき命題である。

わたしは初めて付き合った人からいわゆるデートDV、突き詰めるところ性暴力、レイプを経験した。
その結果長年にわたり性欲を抑圧して、恋愛を遠ざけてきた。

恋愛のゴールデンタイムともいえる20代、わたしは片想いの人ができても、自分からフェイドアウトしてきた。

そんなわたしだが、以前にも増して、前に進みたいという想いが強くなっている。
しかし、過去がわたしの足を引っ張る現実。

以前にも書きましたが、未だに過去のトラウマが現在に影響されている。

ふたたび、恋愛が大きなハードルになってしまっている現状とそれでもそこから前に進みたいという想いについて話してみたいと思う。

しばしお付き合いいただけたらと嬉しい。

恋愛経験は性被害のみ

ちゃんと付き合った人は高校生のときのみ。
性体験もその人とだけ。

その性体験はあまりにも普通ではなかった。
他人に指摘されてわかったことだが。

解離したことはよく覚えている。
自分から離れて真上から自分を眺めていた景色が夢の中で再現された。

それは実生活の中でも、ふとした瞬間に光景が頭のかすめる。
きっかけは些細なことだ。
ありふれた日常の中で光景が頭の中でリフレインする。

それを人はフラッシュバックというのだろうか。
おそらくその類ではある。

それでもそのフラッシュバックの光景は回数を重ねたおかげで強烈なダメージを受けることは少なくなった。

しかし、ゼロではない。

それでも、今は自分の人生の駒を進めたいと思って、ルーレットを回そうとしている。
ひとつ進んで、一回休み。
2コマ下がることもある。

それでもわたしの人生ゲームを進ませたいと思っている。

恋愛に踏み切れなかった過去とそれでも前に進みたい今


過去の恋愛で片思いになっても、その先に進めなかったことを以前noteに書いた。
こちらもあわせて読んでいた開けると嬉しい。

好きになっても、今までのわたしは自分からフェイドアウトすることで自分を守ってきた。
恋愛に進まないことが自分の中で優先事項だった。

しかし、今は違う。
恋愛をしたいし、パートナーが欲しいと思うようになった。
月日のおかげさまである。

この変化になるまでに、わたしには時間が必要だったのだろう。
それでもこの変化がわたしのもとに訪れたことに喜びを感じている。

ようやくこんな思春期のような気持ちになれたなんて!!

アラフォーが何をほざいているのかという声がどこからともなく聞こえてきそうだ。
小さい声なら言ってもいいですかね?

とにかくわたしは喜びを感じているのです。

恋愛できなかったわたしの夢

つい数年前まで恋愛ができなかった。
恋愛は恐怖そのものだったし、その想いがまっさらに消えたわけではない。

片想いもしてきた。
でもその人とはこれからも良い友人関係を続けていくことになりそうだ。

それでも今は恋人が欲しい!
恋愛したい!
人生のパートナーが欲しい!

その気持ちが芽生えたのは偶然ではなかった。
ずっと押し殺していた感情があるべき姿になったのだと思っている。

話は変わり、とあるSNSでDMがきた。
出逢いを求めた人からのメッセージだった。

そんなものにも手をつけてみる。
はじめての試みだ。
今までのわたしならすぐに削除していただろう。

20年以上ぶりの恋人を求めて。

もともと結婚には興味がなかった。
パートナーがいれば籍をいれるとかは特に優先事項ではなかった。
それが少しずつ変化を遂げている。
結婚を視野に入れた出会いを見つけたいと考えるようになってきた。

この先どんな道を歩くのか楽しみになってきた。
今までは一人で生きていくのだとしか考えてこなかったわたしが変化した。

わたしのSNSでのメッセのやりとりを聞いた仲間は口々に「変わった」「前に進んでる」「ステップが一段上がった」などと言ってきた。
それには少し困惑したが、嬉しいことととらえている。

今、少しずつ将来のことを考えるようになった。
パートナーが欲しいなと強く思うようになったのだ。
すごい変化だと自分自身でも驚いている。

このまま一人でもいいが、パートナーが欲しいなと考えるようになった。
結婚はできたらしたいとまで思うに至る。

いったいどうしたというんだ?というぐらいの変化。

いくらボーダーだからと言って、両極端すぎる変化だ。
あれだけ回避し続けた日々からの180度の変化はもはや白黒思考である。
変化ひとつをとっても、ある意味わたしらしくもある。

パートナーを求めて動いてみようかと思う。
しかし、それまでにやることもたくさん抱えている。
クリアしなければならない課題もあるので、それをやりつつ自分磨きを頑張っていこうかと思う。

確かに過去のトラウマはある。
しかし、必ずしも過去と同じ状況になるとは限らないんだと今では思えるようになってきた。
だからこそ前に進みたいと思っている。

これからどんな出会いがあるのだろうか?
積極的に動いてみようと思う。

ひとりきりの車で走らせてきたわたしの人生ゲーム、これから誰かの車の隣に座れるようにと行動してみようと思う。
日常を共有できるような相手の隣の席に座る日まで、つかの間の時間を楽しむつもりだ。

今日はこんなお話。

ではでは、またね。

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