デザートの喜び
レストランで食事をするなら、必ずデザートを食べる派です。
自分で好きなメニューを選ぶのもいいけど、コース料理に含まれていて、出てくるまで何だか分からないデザートが好き。「何が出てくるんだろう」とワクワク感を楽しみ、いざ目の前にサーブされたときの驚きと感動がたまらない。
ひと昔前は、フレンチのデザートといえばガトーショコラやタルトなど、こってり・どっしりしたデザートが多かった気がする。コースの最後に食べるには重すぎて、ちょっと苦手だった。でも最近は、ブランマンジェやフルーツをたくさん使ったデザートが増えてきて嬉しい限り。
これまで食べてきたデザートの画像を眺めていたら、自分は、素材を生かしたシンプルなデザートが好みなんだと再認識した。
やたら凝ったデザートはそのインパクトから写真をたくさん撮るが、後日見返してみると、「これは一体、何の料理?」となり、肝心の味すら思い出せない始末。
そう、シンプルなものほど記憶に残る美味しさだったりする。
例えばこちらのデザート。フレンチなのにソースで誤魔化さない潔さがいい。この「ソースを横に添える」スタイル、好きです。
こちらのモンブランは、かなり高級な部類に属するフレンチ・レストランのデザート。料理が凝っていたので、さぞやデザートも…と期待を膨らませて待っていたら、モンブランがひとつでーんとお皿に乗って登場。逆に驚いた。
でもこれが美味いの何の…!
温かなフォンダンショコラと冷たいシャーベット、チョコとオレンジという間違いのない組み合わせ。
お次は最近行ったイタリアン・レストランで出されたデザート。たっぷり食べた後にパネトーネはちょっと重すぎるわ、と思ったが、ひと口食べて、もっちりとした食感ににっこり。そこらのパン屋などで売っているパネトーネとは段違いの美味しさ。おそらく自慢料理のひとつなのだろう。「お腹がいっぱいだとは思いますが、ぜひ一切れ食べていって」というシェフの声が聞こえてきそう。
旬の果物は、ぜひ生で食べさせてください。それがいちばん美味しい食べ方なのです。フレッシュな美味しさを残したコンポートも良いですね。
ピスタチオのジェラートは最近よく見かけるが、最上級のピスタチオを使って作られたジェラートは滅多に食べられない。
これは口直しのソルベですが、こんなステキなお皿で出されちゃうと、うっとり見惚れてしまう。
デザート後に出されるプチフールも大好き。
美味しいレストランの場合、プチフールにも手を抜きませんよね。
最後はレストランではないけど、私がいちばん好きな鎌倉スタバ。
カフェ・デザートは平日の昼間にひとりで食べていると、幸福感をいちばん感じます(笑)。
皆さんはどんなデザートが好きですか?