自己紹介①
こんにちは。初めまして。
都内の国立大学に通う、学部生の、Summerと申します。
大学では教育支援を専攻して学んでおります。
なぜ、教育支援を学んでいるのか。
それは、「教育によって社会は変わる」と信じているからです。
ちなみに私が考える教育は、教育機関で行われるものだけでなく、もっと人間的活動に中にある広い意味で捉えています。
私は台湾とのハーフです。
家では中国語を使い、中華系文化の元、生まれ育ってきました。
そのせいか、学校(小学校・中学校・高校)に通うたびに、「なんか変わってるよね。変人だね。なんかいつもズレてるよね。」と言われづつけてきました。
しかし、正直他人と異なるものを持っていることに肯定的になったのは、大学に入ってからでした。なぜなら、それは個性になる一方で、いじめのターゲットにもなりうるからです。
それまでは、いかに自分のルーツを隠すか。いかに周りに溶け込めるかを意識していました。
変化が訪れたのは、JICAの東京グローバルユースキャンプがきっかけだった。
高校生の夏、私は運よく、JICAの駒ケ場訓練所で1週間泊まり込みで、青年海外協力隊員と同じ生活をするプログラムに参加する機会を得ることができました。
それまで、「他人と同じ」でいることを求められていたのに、このキャンプでは「他人と違う」ことを求められたのです。
自分は誰なのか。何をするのか。何ができるのか。なぜここにいるのか。
たくさん問われ、たくさん考えさせられました。
その時、気づいたんです。こんな自分がいてもいいのだと。
もっと自由でいたい。偽りのない自分でありたい。
嫌いだった自分を好きでいたい。
そして、同じようにルーツで苦しんでいたり、社会で抑圧されてきたマイノリティたちが生きやすい社会を創りたい。
そう考えたのです。だから、私は教育を学んでいます。
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