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My Memory

このまえ、応接間にCDが大量に出てきて
知っているものがないかな。と、思えば

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第一次、韓流ブームのきっかけになった
【冬のソナタ】のOST(サントラ)がでてきた。

たしか、おばあちゃんが
「いま、韓国ドラマみてるねんけどさ!」
と、教えてくれたことがじわじわと蘇ってきた。

OSTの音楽の美しさに感銘を受けて
また、美男美女が演じるドラマにどこかすこし
憧れや懐かしさを感じたことで、韓国ドラマに
ハマったんだろうと思う。


当時おばあちゃんとドライブすると
冬のソナタのOSTが流れていたりして、
全く興味のなかった当時のわたしだった。
けれども、
あの、テーマソング【最初から今まで】の
どこか切なさもある旋律が耳から離れず、
いつのまにか、おばあちゃんや母とわたしは
韓流ドラマにどっぷりハマってしまった。

特に、冬のソナタのドラマ監督
ユンソクホ監督の作品には親子三世代
監督のドラマの世界観に魅了されてしまった。


そして、わたしも、今日も相変わらず
韓国ドラマのほかにも、文化にも興味をもち、
某ウイルスの前には、韓国に何度も行っては
ドラマのロケ地巡りもしていた。





最後に行った2月。
いつも韓国に行くと必ずよるカフェがある。

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お茶をしようと、お店を入って、店内奥をふとみると

「え、もしかして…」と、思い
店員さんに聴くと「はい、本人ですよ」と。

店員さんが「日本からファンが来ている」
ということを、ご本人に伝えてくださり…。

お気に入りのカフェで
ユンソクホ監督にお会いすることができた。

「こんにちは」「どちらからこられたのですか?」
と、日本語も堪能な監督。
驚きと嬉しさで、記憶があまりなかったけども、
優しい笑顔で溢れていた監督だけは覚えている。

感動して泣いてしまいながらも
「監督の作品、全部好きです」と、伝えることができた。

監督は微笑ましい笑顔が絶えなかったのが印象的だった。






帰国して、おばあちゃんに
「この前韓国にいったときにさ、昔おばあちゃんも好きやった、ドラマ。冬のソナタの監督に会うことができてん!!」


と、早々に報告すると

「えー!そんなことあるの!すごいやん!」
と、誰よりも驚いていた。


「あのとき、ヨン様はやったよなあ、ポラリスとかさ…」など、まるで昨日のようにドラマを見ていたかのような、話で盛り上がっていた。


おばあちゃんは、当時何本もドラマを見ていたことが記憶にあるけども、その話をしても、あまり記憶になった。

最初にみた冬のソナタがインパクト強くて、ハマったから、冬のソナタだけは覚えているんだろうなと思う。


冬のソナタのOSTが出てきて
色々と思い出が深くてもう一度ひさびさに
YouTubeで聞いてみた。

挿入歌でもう一つ有名な【My memory 】

最初の出だしの歌詞が、心にぐさっときた。 

My memory 
모두 기억해요
全部 覚えてるよ
그 순간
あの瞬間
눈을 감으면
目を 閉じれば
아주 작은 일도
とても 小さな ことも
보이네요
見えるよ


この歌は、突然消えた恋人に再会できた歌でもあるけれども。
最初のこの歌詞からおばあちゃんとの思い出が
走馬灯のように思い出されてきた。

このOSTがでてきた理由は
ただ思い出の品だけでなく、
この曲を聴くためだけのものだったのかと
言っても過言ではないかなと思えた。


おばあちゃんはもう、
この世からはいないけれども、
思い出はたくさんわたしの中に刻まれている。

そして、
その思い出の中ではおばあちゃんが生きている。

思い出は人間がこの世からいなくなるまで
誰にもとられない。
(人が)亡くなったとしても、
また誰かの中で生き続ける
人生の素敵な宝物でもある。

大切にしていきたいなあ。









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