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人の期待に応えたい自分

読書感想文

『ショーハショーテン 1巻』  原作:朝倉 秋成  漫画:小畑 健


ショーハショーテンとは

高校生ハガキ職人の四十万畦道(しじまあぜみち)が、学校一の変人・東方太陽(ひがしかたたいよう)に文化祭のお笑いステージに誘われてから始まる笑いの頂点を目指す高校生の本格お笑い青春ストーリー。


人の期待に応えたい自分

俺に足りないのは何だ?

経験? ボキャブラリー?

違うだろ...ずっとわかってんだ...

あのときもあのときも足りなかったのは...覚悟と勇気

本当は言いたいことが 言うべきことがあった

言葉を飲み込んだのは怖かったから

逃げるな もう 逃げるな

私は昨日、初対面の人達に本当の自分を出せなくて、なぜかわからないがすごく落ち込んだ。

自分らしさが出せない理由の一つに嫌われたくないから、というものがあるが、これが一番の理由ではない。

ある人に、「期待に応えたいからじゃないですか」と言われ、確信づいた。ふと思い出す。人に期待されている時に自分が思っている以上の力を発揮できることに。

そうか、だから自分の想像を超える自分になりたいがために、無意識に期待に応えたいと思っていたのか。

期待に応えようとしすぎるあまり、自分の意見が出せなかったりする。期待に応えたいと思う自分を優しく抱きながら、自分らしさを出していこうじゃないか。


善意が人をつぶす

(父の若かりし頃)お前ら 俺の歌 本当にいいと思ってたのか?

勘違いして15年も棒に振った

安全圏から 安全圏から 無責任に背中を押すなよ

(現在)「親なら子供の夢を応援してあげなさい」

そういう人もいるだろうね漫画だったら、

父さんは分からず屋の悪役だ

でもね、その夢が大きければ大きいほど

応援する側は無責任でいちゃいけないんだ

人の夢は応援したくなるし、あまり否定したくないと思っていた。だけど、善意で誰かの背中を押すことで、つぶしてしまう可能性もある。



芸人に惹かれる

無理だからやめるんじゃない

無理だからやる これが これこそが 私の大好きな芸人だ

私は、無理なことに挑める、自由度、表現の豊かさに笑える芸人が好きだ。

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