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視覚を遮断した世界の入り口

体験感想文

東京の浜松町駅近くにある対話の森で「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」を体験してきた。

真っ暗闇の道を視覚障碍者の方の案内の下、白杖を使用し、グループで活動をしながら進んでいく。


完全に視覚を遮断したら、どのような感覚を得られるのかが知りたくて、参加してみたいと思った。

初めは、1歩進むのにも時間がかかった。そう思った理由は、頭がぶつかって痛くなるんじゃないかと、怖がっていた。安全を配慮し、天井から突き出した壁などないのだが。

6人グループで移動したが、声を出し続けることで、相手からぶつかられることもあまりなく、移動することができた。徐々に視覚なしで歩くことに慣れていったのです。わずか数10分の体験だけで、視覚以外の感覚が研ぎ澄まされていき、恐怖がなくなっていたのです。

今回の体験を通して、視覚障碍がある方の気持ちを少しは汲み取れるようになると実感した。それは、彼らの感じている世界を少し体験できたからだ。そして、この体験にお金を支払うことで、彼らは収入が得られる。

金銭、時間や機会があれば、ぜひ体験してみて欲しい。


最後まで読んでもらえて嬉しいです