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技術が進めば平和が訪れます

技術の進歩にまつわる戦争と平和論争
果たして勝利はいかに⁉️

技術が勝利して平和が訪れます。

何故?

それは、AIロボットが働いて人の働く時間が非常に短くなる時代となるからです。

そんな時代になったら世の中が乱れて、朝から酒を呑む人や博打に興じる人ばかりとなつて又戦争が起こってしまう、と心配する向きもあります。

そんな時代を想像する事すら出来ない、と思考をストップする人もいるかも分かりません。

しかし、日本は過去の歴史において下記の経験をしています。

それは、今から遡ること約150〜400年前の江戸時代です。
250年の間江戸時代の人口は約3000万人で増えもしなければ減りもしない超低成長時代が続きました。

こんな中、大名達は石高を一定に保ちました。10万石の大名は10万石を、100万石の大名は100万石を生産し、石高を上げる事も下げる事もしませんでした。

江戸時代と言えども技術革新があるわけですから当然石高は年々上がるはずですが、それでも石高は上げませんでした。

これには『』に示すお上からのお達しがあったからです。

『石高は上げずに時間に余裕が出来たなら芸事に興じること』

そうなんです、この余裕が元禄文化の原動力となりました。

当時の日本は超低成長時代にありながら文化の花を咲かすばかりでなく、江戸の町は世界一の人口を配しました。
そうなんです、パリやロンドンよりも大きな町でありました。

そして、日本は250年もの間戦争のない平和な時を過ごしたのです。

ここから分かる事は、国を挙げて余裕の捻出と芸事を奨励すれば平和が訪れる、と言う事となるのでしょうね。

ひるがえって今の時代をながめてみれば、資本主義の時代ですので経済のベースは生産性第一で進んでいます。

しかしながら、AIの登場により経済の基本を生産性第一とする考え方が変わっていく。

と言うか、変わらざるを得ない時代がやって来ています。

なぜなら、AIの登場により生産性については人の手を離れてしまい、否が応でも生産性は爆発的に向上するからです。

こんな社会になってもなお経営者の能力は生産性向上の良し悪しによって評価されることとなるのでしょうか?生産性についてはAIの能力に左右されるのに。

この様にして、資本主義(生産性第1)の時代は終わりをとげて、精神性第1の時代に変化して行くこととなるのでしょうね。

AI恐るべしであります。

最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。

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