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役立つことばかりやと…

先日も施術の中で「好きなことがわからいんですよ」
という方がいらっしゃいました。

自分軸で生きている人には「好きなこと」ってのは何となくわかると思う。
なぜなら「私がどう思うか、感じるか」で
物事を判断しているから。

他人軸や世間軸で生きてきがちだと

「自分が好きなこと」でなく
「親や世間や他人に認められそうなこと褒められそうなこと」で

ものごとを判断して選んできてしまうので
「自分が」好きなことがなんかわからなくなります。

たとえば給食で好きなデザートから食べてしまう子と

「三角食べ」を教育されて順番で食べる子の違い
みたいな感じです。

いや、
三角食べが「好き、心地よい」ならいいんだけど
言われたから、ルールだから褒められるから、逆に怒られるから
っていう理由のときはもう完全に他人軸です。

そうやって
続けてきて大人になった人が
「好きなもんから食べていいよ」
「好きなことやっていいよ」
「好きな方選んでいいよ」
「好きな仕事すればいいよ」
と言われても、

「好きなものがわからない」
って状態になってしまっている。

「自分で選んでいる(自分軸)」か
「他人、世間の目で選んでいる(他人軸)」かの違いです。

「好きなことがわからない」という人は、
まず、これやってください。

好きなことがわからない大人の脳の中は
意識的にも無意識にも
必ず
意味があること、役に立つこと、得になること、常識的なこと
で、あらゆることを選択しています。

だから
意味があること役に立つこと得になること常識的なことを辞めて

意味がないこと、役に立たないこと、損すること、非常識なこと
の方を選んでやってみる。


普段の逆をする、ということです。
やってみるとわかるのですが結構大変です。

めっちゃ心理的抵抗を受けます。

いつもそうやって自分を見張って他人の目線で、世間の目線で
生きてきた、ということ。

「なんの役に立つのか」
と言えば

自分がいかに他人軸で生きているのかを知り
「あなたが怖れている 他人の目を枠の外に出てみる」
「自分の意思で選んで行動してみる」
という体験をしてみる、ということです。

で、やってみて何を感じるのか。

もし自分が
「好きなことがわからない」
という人は意味があること役に立つこと得になること常識的なこと
辞めてみて

意味がないこと役に立たないこと損すること非常識なこと
いつも逆なことに行動してみてください。

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