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最強の抗酸化物質「アスタキサンチン」

アスタキサンチンときいてどんな食品を思い浮かべますか?

「サーモン、エビ、カニ、タコ」

赤色の食べ物が思い浮かぶかと思います。

アスタキサンチンは近年非常に注目されている栄養素の一つで、日本が世界で最も研究が進んでいるとも言われています。

ファイトケミカルの記事でアスタキサンチンの効果について軽く触れていますが、今回はアスタキサンチンが注目されるきっかけになった抗酸化作用についてお伝えしていきます。

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アスタキサンチンが最強だとされる所以

アスタキサンチンは以前から抗酸化作用が強いことで知られていましたが、養殖真鯛の飼料にアスタキサンチンを配合したことで産卵の数や頻度が上がったことがきっかけで注目を集め、日本ではさらに研究が進んでいます。

アスタキサンチンは数ある酸化の原因の中でも特に一重項酸素に対する抗酸化作用が強いことが明らかになっています。

同じく抗酸化作用を持つ成分として知られているαリポ酸の75倍、ビタミンEの111倍、カテキンの560倍、ビタミンCの600倍、コエンザイムQ10の800倍、一重項酸素に対する抗酸化作用が強いことが分かっています。

もちろん、スーパーオキシドや過酸化水素などは別の物質の方が勝る可能性はありますが、そうだとしてもアスタキサンチンの抗酸化作用は最強と言っても過言ではありません。

まとめ

アスタキサンチンは抗酸化作用以外にも様々な健康への効果が報告されています。
有酸素運動はミトコンドリアを活性化させることで有名ですが、それと同時に過度な有酸素運動は活性酸素を大量に産生することに繋がり「老い」に繋がってしまいます。
そこで有酸素運動をしつつ抗酸化作用の強いアスタキサンチンを摂取することで、有酸素運動でミトコンドリアの機能を高めつつ、抗酸化作用で酸化を最小限に抑える。
理論上ではミトコンドリアを増やし・活性化させ、エネルギー産生量を増やし活力がみなぎるのと同時に老い防止になります。

エビやカニは殻にアスタキサンチンを多く含むため、殻ごと食べられる料理やふりかけを作って摂るようにすることをお勧めします。

アスタキサンチンについてはまだまだお伝えしたいことが沢山あるのでまた別の機会にご紹介します。

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