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(うつ病・復職日記)急な短納期業務が苦手です

 2度目の復職後に書いています。

 体調不良に陥り、通院、休職、休養、リワーク通所、復職/社会復帰まで。
 置かれている状況、要する時間、使う制度、支援してくれる人、環境。全てが誰ひとりとして同じことはないと思います。私の場合、2度の休職を経験してますが、その2回ですら何もかもが違った。
 その中で、印象に残ったことを振り返ります。


以前は判断や急な対応の連続だった

 休職をする前の話。

 私の働き方は、隙間がなかった

 移動時間 0秒で次々と打ち合わせに参加する。そして、プレゼンをしたり、判断したり。
 場合によっては、そんな状況の合間に急な依頼がきて対応したり。そんな日常でした。

 とはいえ、日常にあると麻痺してくるものです。それが普通、と勘違いをしていました。

復職後は業務配慮されている

 そんな日々とは変わり、復職後は業務量、責任範囲の両面で配慮されています。ありがたいことです。

 以前のような成果を出せる立場にもないので焦りはあります。以前、記事にも書いたように。

 とはいえ、今は配慮してもらっている状況に甘えてしまおう、そう思っています。

急なお願いをされる時はある

 今の上司は、入社時から知っている気心知れた方です。しかも、温和なタイプ。とても嬉しい。

 こんな復職後の日々ですが、急な業務依頼が来る時があります。

 そして、そんな業務に限って短納期。しかも、ややこしい事情がある。
 「こんな資料を作らなくちゃいけなくて。で、今日の夕方には提出したい。」

 懇切丁寧に業務背景や、その意義を説明してくれます。どのような意図で誰に使うか、どの程度の精度が必要か。

 理解した上で、
 「で? 具体的に夕方とは何時?」と聞くと、だいたい 2-3時間くらいしか時間がありません。

身体の反応は観察できるけど

 この時点で、自分の身体に反応が出ています。呼吸が浅い、動悸が強まってます。

 この感覚は嫌な感じ。だけど、危険のサインではない。って、リワークに通っている時、気付きとして得られた。以前、記事で自分で書いていた内容を思い出すようにしています。

 ここまでは良いのだけれど、今回は自分を大切にする行動がうまく取れなかった

 集中し過ぎた。
 呼吸をしていたか忘れる。気がつけば全く休憩をしていない。食事も後回し。

 ・・・全然、教訓を活かせてないじゃないか。なんてダメなんだ。

 ここで、ハッと気がついた。

価値判断はしちゃいます

 価値判断をしちゃってるんだなぁ。結果、自分で自分を追い込むパターンに入ってる

 「一旦、待とう。」と自分に声をかけました

 ようやく、ちょっと一息入れよう。そう思って、机を離れました。
 コーヒーを淹れる。香りや味、五感に集中して休む。

 こうして、休憩をしつつ業務するモードに戻れました。
 その後は粛々と、求められたこと、やるべきことを進める。結果的には、想定以上に早く資料は仕上がった。

 短納期で、ややこしい業務そのものが苦手です。
 それ以上に、その状況において自分に優しくすることが苦手なんだな、と思いました。

焦りの感情を受け入れる

 「自分は役に立ててない。」
 以前の自分と今の自分を、つい比較してしまう。業務量は段違いに少ないですので。

 そんな焦りのせいかも知れません。
 「短納期でややこしい業務の時に、自分をアテにしてくれた期待に応えたい。応えなきゃ。」と考えた。

 でも、この焦りだけに捉われないようにしよう。目の前を塞がれないようにしよう。

 だけど、焦りを無くすことはできない。だから傍に抱えてやっていこう。少し不便だけど、周りは見えるようになります。


 復職して数ヶ月経ちます。
 だけど、まだまだこんな感じ。

 これで良い。そう自分に言って聞かせます。
 今は自分への投資の時間。この蓄えで貢献できる日がきっと来る、と思うのでした。

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