(うつ病・リワーク日記)相手に合わせ過ぎに気が付けない
2度目の休職中に書いています。リワーク通いです。
私が通うリワークでは「ストレスマネジメント」という講座があります。復職を目指すにあたり欠かせないストレスとの付き合い方。基本はストレス流入量、排出量、耐性、対処の4つの観点の内容です。
その中で、印象に残った、大切にしたい話。
復職に限らず、避けては通れない対人関係。社会生活は対人関係の連続と言っても良い。だから、対人ストレスの改善は大切です。
対人ストレスの改善、ざっくり言うと
重要なのは、自分の傾向を知ること
変えられない考え方のクセは受け入れつつ活用する
繰り返し練習してストレス耐性を身に付ける
の 3つになる。行き着くところは、自分を知る、受け入れる、繰り返し練習。
これらを、リワークに通う前は、ひとりでやった気になっていた。できてる気になっていた。それに気が付けたので、リワークに通って良かったと感じてます。自分のことって、自分では分からないものです。
私は過剰反応の傾向が強い
リワークの個人ワークで簡単な質問シートに答えた。私は過剰反応の傾向が特に強かった。
その後、グループワークで共有。「みんな、同じ傾向なのでは」と思ってた。聞いてみると、見事なまでに傾向はバラバラだった。
正直、驚いた。人って、こんなにも違うのか、って。
もちろん、個人で異なるのは分かってる。でも、同じ病で苦しんでいる人は似た傾向なのでは、と思い込んでいた。思い込みって怖い。
自分では"ナイスな配慮じゃん" と思い頑張ってたことは、相手に合わせ過ぎていたのかも知れない。そんな自覚はなかった。休職前には気が付けなかった。でも、確かにストレスが溜まる一方だった。ただ一生懸命、頑張ってただけなのに。
講義だけでなく、リワーク参加者との会話からも、色々と気が付けるのが嬉しい。安心して話せる環境が本当にありがたい。
別記事で「他人の心は読めないもんでした」を書いているので、そちらも読んで頂けたら嬉しいです。
過剰適応への対策
過剰適応により対人ストレスを蓄積する私には、いくつか対策が考えられる。全部を試す必要はない。でも、休職中に色々と試してみよう、という気持ちになれた。そして、自分に相性が良いものを見つけたい。
アサーションが効果的
自然に適応しちゃう。自分でも気が付いてない。だから、相手のニーズでなく自分のニーズに向き合おう。
合わせ過ぎていることを意識する。
程々に自己主張する練習をする。
他にできそうなこと
ストレス発散をこまめに行う。
こまめに発散できるように発散方法を多く見つけておく。「雨続きで散歩ができないー」なんてこともあるかも知れない。別記事「ストレス発散は些細なことで良い」にまとめてます。
「意見を合わせないと嫌われる」といった考えに捉われている時は、認知再構成法を検討する。難しい言葉をいきなり書いてしまったけど、これについては別の機会に書きたいと思ってます。
何よりこれ
いくつかの対策を教えてもらったけど、最初にできるようになりたいのは「自分を大切にする」ことです。これがアサーションに繋がる。
目の前の人に喜んで欲しい、助けになりたい。そんな思いで頑張っていた。でも、自分は辛くなっていた。
自分が辛そうな姿を見た家族が幸せを感じるはずがない。最も大切にしたいのは自分、そして家族。これを見誤ってはいけない、と感じた。
以降の文章は、私の理解の記録です。
対人ストレスの分類(タイプ)、過剰適応の特徴についてまとめたもの。個人用の記録であり参考書みたいですが、役立つ方がいれば嬉しいです。
対人ストレスのタイプ
私が受けた質問シートで分かる対人ストレスタイプは次の 4つ。
勘違いしてはいけないのは、どのタイプが良い悪い、という話ではないこと。どういうタイプなのか知らないと、対策だって考えられない。
過剰適応の傾向 ← 私はこれが強かった
会話への苦手意識
会話での感情調整困難
元からの対人交流の苦手さ
特に強かったものがある、というだけで他が全くなかったわけではない。また、"特定の人に対して"出るものもある。苦手な人との会話は苦手意識が出ます。だから、全ての場面で "これ" ってものではない。
過剰適応の5つの特徴
私が持っている過剰適応には、いくつか特徴がある。こう言われると「あー、そうそう」って腑に落ちる。言語化してもらえるとモヤモヤが薄れて、自分への理解が深まる。言語化って良いな、と思った。
自己抑制
自己不全感=自信のなさ
他者配慮
期待に沿う努力
良く思われようとする
特に、期待に応えたいと思い、自己抑制する、のパターンが仕事上で多い。他者のことを分かったつもりになって先回りして他者配慮もしがち。結局、私は悪く思われるのが怖いのだと思う。
2つの過剰適応
過剰反応の出方にも、傾向がある。これも、どっちが良い悪い、があるものではない。私は理屈を知る方が冷静に考えることができるので、リワークの講座は、とても性に合っていると感じてます。
外的過剰適応=本音NG、表向きにOKとつくろう
内的過剰適応=本音NG、無理矢理本音をOKにしようとする
特に、お世話になった人に対して内的過剰適応しがち。これは人だけでなく組織に対しても同様。自分を育ててくれた会社。その会社の方針に共感してる、と考えてしまう。改めて思い返すと、奥底の本音はNG、共感してなかったことに気が付けた。
今は、その否定的な自分の考えがあることを認めてあげよう、と思ってます。イコール転職、の考えには至っていません。
今回は、講義ノートも一部書いたので長文になりました。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。
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