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WWJD (6) Google翻訳以外の方法を試した (What Would Jesus Do?)


【WWJD ,Google翻訳以外の方法を試した】(2024/4/15,4/16)

・Google翻訳させたものをKindleで通読・読了。しかし,かなりつらかった。かなり日本語が変。なんとか意味がわかる感じ。小説は論理的構造とはいえないから,Google翻訳は向いてないのかも。

【AIチャットで日本語翻訳させてみた(途中で断念)】

・次に,Perplexity.AI( https://www.perplexity.ai/ ),ChatGPT 3.5( https://chat.openai.com/ )でも試してみた。「以下の英文を日本語に翻訳してください。」にて。Google翻訳にくらべ,かなり自然な日本語になっているような感じ。全444,563文字を一気に処理はできないので,秀丸エディタ( https://hide.maruo.co.jp/software/hidemaru.html )で4千文字前後,1万文字前後をコピー&ペーストして実験。最初好調だったように見えたが,途中で文章が途切れてしまったり。どうも動きが怪しい。分割して貼り付けるのも手間なので,結局,諦めた。1万文字前後で45ファイルに分割してみたのだが,残念,力尽きた。(ChatGPTは日本語は4千文字ぐらいだが,英文は12,000文字との情報をWEBで見かけたため。)

【DeepL Pro Starter を試した。つまずきの連続でめげそうになった。最後は成功】

・DeepL Pro Starter( https://www.deepl.com/ 月払いを選択,30日無料)を試してみることにした。しかし,つまずきの連続で,めげそうになった。最後には成功はしたのだが。以下,乱筆御免。

・楽天クレジットカードで登録し 2024/4/14(日) 15:25 に「DeepL Proへようこそ!」のメールが届いたが,アカウント情報を見ても「無料版」から変わらず,実際試してもダメ。以前,海外サイトで楽天クレジットカードが弾かれたケースがあったから,楽天カードチャットサポート 営業時間9:30~25:30 ( https://www.rakuten-card.co.jp/e-navi/members/guide/chatbox/ )へ問い合わせたが,「お問い合わせの件につきましては状況をお調べのうえ、弊社担当部署よりお客様へメールにて午前9時30分以降にご連絡させていただきます。」と翌朝に回されてしまった(4/14 19:19時点)。ダメ元で買い物でかけて2店で楽天カード支払いは問題なし。どうやらDeepL側の問題とわかった。翌4/15(月)8:06楽天カードからの回答メールで「現在会員様のクレジットカードは、セキュリティ上問題がないことを確認いたしましたので、通常通りご利用いただけます。」との回答(予想通り)。昼過ぎにDeepLを確認したところでは,アカウント情報がちゃんと「有料プラン」「Pro」「DeepL Pro Starter」( https://www.deepl.com/ja/your-account/plan )に変わってたので,ようやく安心。思うに時差の問題だったのかも。

・「Windows用の無料アプリを使う」(DeepLSetup.exe)を試したが,インストール時に「Zero Install:Windows-i686 に適した https://appdownload.deepl.com/windows/0install/deepl.xmlのバージョンが見つかりませんでした。」が出てアプリが作動しない。これは当方のWindows10が32bit版のせいかもしれない。インストール自体は終わってたので,あきらめてアンインストールした(4/14 15:33時点)。通常翻訳機能には関係ない。

・Chrome拡張「DeepL翻訳」を再インストールし,WEB翻訳を試みるも,スクロールしていっての全体の40%ぐらいで,時間を置いて実行のメッセージが出て止まり,再実行したら,今まで翻訳できていたところもクリアされて(英文に戻ってしまって)ダメ(4/15 16:50頃)。

・DeepL Pro Starterで月5回まで利用可能な「ファイルの翻訳」(PDF,DOCX,PPTX,TXT,HTMLに対応)を,https://www.gutenberg.org/ebooks/4540 からダウンロードした pg4540-images.html 480KB(491,523バイト) をアップロードし日本語に翻訳開始したところ「エラー 文書を翻訳できません。DeepLのサーバー接続に問題があります。時間をおいてもう一度お試しください」が表示され失敗(4/15 17:52)。アカウント/ご利用状況 を見たところ,一応1カウントには数えられてはいないようだ(やれやれ)。一旦,ここで,あきらめた。

・4/15 21:09,DeepL「ファイルの翻訳」pg4540-images.html 再チャレンジ。今度は成功。ファイル名は pg4540-images ja.html が自動で付けられた。変換前480KB→変換後536KB。

・やはりずっと読みやすい日本語だ。とはいえ,あちこち誤訳はある。この問題は,DeepLの機能で辞書登録で改善可能らしいが,大部分はとりあえずは妥協。どうしても気になる箇所だけ秀丸エディタで直した。

※ 「イエス」「ジーザス」の混在。
※ 女性のセリフなのに「私」でなく「僕」と訳。(変更前:「そうよ、ヘンリー。でも、僕は幼稚園に行くから、君はこの家を独り占めできるよ」。 変更後:「そう、ヘンリー。でも、私は幼稚園に行くから、あなたはこの家を独り占めできますよ」~ヘンリーの妻のセリフ"Yes, Henry. But I am going over to visit the kindergarten and you will have the house all to yourself."に対して。ヘンリーの直前の,"Mary," he called to his wife, as he went upstairs after the last interruption, "if any one comes after this, I wish you would say I am very busy and cannot come down unless it is something very important."に続く妻のセリフで,誰のセリフかの説明が省略されているので間違えたようだ。) ほかにも男性のセリフを女性のものと間違えて文末に「わ」を追加した箇所あり。
※ 「minister」が「牧師」「大臣」混在。「大臣」はGoogle翻訳も同様だったっけ。
※ 「president」の使い分け「大統領」「社長」「会長」「総裁」「学長」。「president of Lincoln College」は「学長」,「president of the Endeavor Society」は「会長」,「the president of the road」は「社長」,「the President of the United States」は「大統領」なのだが「of」以下が省略されている箇所で間違い多発。あぁややこしい。
※ 「Superintendent」を「警視総監」「監督」「監督官」「工場長」混在。「superintendent of the great railroad shops in Raymond」「the railroad superintendent」「the superintendent of railroads」「Superintendent of the machine shops」,あるいは単に「the superintendent」の箇所で。その人物ではなさそうな記述の箇所もあり,難しい。
※ 「the First Church」を「第一教会」「ファースト・チャーチ」「ファスト・チャーチ」「ファスト教会」混在。
※ 「the Rectangle」(地名)を「レクタングル」「長方形」混在。
※ 「Rollin」(人名)を「ロリン」「ローリン」「ロラン」混在。
※ 「Loreen」(人名)を「ロリーン」「ローリーン」「ロラン」混在。
※ 「司教」「ビショップ」混在。
※ 「the loose leaves」を「ばらばらになっていた葉っぱ」。とはいえ,この時代「ルーズリーフ」ってなさそうな気もするので,「ばらばらになっていた紙」とかでよいのかも。"the loose leaves gathered up and neatly tied together, and laid on his Bible all ready for the Sunday morning service."と聖書の上に葉っぱは置かないだろう。この文"He had no more interruptions, and when his wife came in two hours later the sermon was finished, the loose leaves gathered up and neatly tied together, and laid on his Bible all ready for the Sunday morning service."は,ChatGPT3.5は「彼はもう邪魔をされることなく、2時間後に妻が入ってきたときには説教は終わっており、散らばっていた紙が集められ、きちんと結ばれ、日曜の朝の礼拝の準備ができた状態で彼の聖書の上に置かれていました。」と正しく訳。前後の文脈から正しい訳を選ぶのはAIの方が上か。
※ 肝心な箇所で人名がまるまる省かれてしまった例もあり。主だった登場人物紹介のシーンで,それはないだろう,という気もする。ChatGPT訳の方がよい感じではあるが,DeepL,ChatGPTのどちらにも抜けがあるのに気づく。意外にもGoogle翻訳が抜けがない(「部下」「大聖人」は変だが)。

【原文/DeepL翻訳/ChatGPT3.5訳/Google翻訳 の比較】

※ 肝心な箇所で人名がまるまる省かれてしまった例もあり。主だった登場人物紹介のシーンで,それはないだろう,という気もする。ChatGPT訳の方がよい感じではあるが,DeepL,ChatGPTのどちらにも抜けがあるのに気づく。意外にもGoogle翻訳が抜けがない(「部下」「大聖人」は変だが)。

原文:


Again Henry Maxwell paused and looked into the faces of his people. There were some strong, earnest men and women in the First Church. He could see Edward Norman, editor of the Raymond DAILY NEWS. He had been a member of the First Church for ten years. No man was more honored in the community. There was Alexander Powers, superintendent of the great railroad shops in Raymond, a typical railroad man, one who had been born into the business. There sat Donald Marsh, president of Lincoln College, situated in the suburbs of Raymond. There was Milton Wright, one of the great merchants of Raymond, having in his employ at least one hundred men in various shops. There was Dr. West who, although still comparatively young, was quoted as authority in special surgical cases. There was young Jasper Chase the author, who had written one successful book and was said to be at work on a new novel. There was Miss Virginia Page the heiress, who through the recent death of her father had inherited a million at least, and was gifted with unusual attractions of person and intellect. And not least of all, Rachel Winslow, from her seat in the choir, glowed with her peculiar beauty of light this morning because she was so intensely interested in the whole scene.

DeepL翻訳:


ヘンリー・マクスウェルは再び立ち止まり、人々の顔を覗き込んだ。 第一教会には力強く、真面目な男女がいた。レイモンド・デーリー・ニュースの編集者、エドワード・ノーマンの姿が見えた。彼は10年来の第一教会のメンバーだった。地域社会でこれほど名誉ある人物はいない。典型的な鉄道マンで、生まれながらにして鉄道事業に携わっていた。レイモンド郊外にあるリンカーン・カレッジの学長、ドナルド・マーシュ。ミルトン・ライトはレイモンドの大商人の一人で、さまざまな店で少なくとも100人の従業員を雇っていた。まだ比較的若いが、特殊な外科手術の権威として名高いウェスト医師がいた。若い作家のジャスパー・チェイスは、一冊の本を書いて成功を収め、新しい小説を執筆中だと言われていた。相続人のヴァージニア・ペイジ嬢は、最近父親が亡くなり、少なくとも100万ドルを相続した。そしてとりわけ、レイチェル・ウィンズローは聖歌隊の席から、今朝は独特の光の美しさで輝いていた。

ChatGPT3.5訳:


再びヘンリー・マクスウェルが立ち止まり、自分の信者たちの顔を見つめました。ファースト・チャーチには、強く真剣な男性や女性がいました。彼は、レイモンド・デイリー・ニュースの編集長であるエドワード・ノーマンを見ることができました。彼はファースト・チャーチのメンバーで、10年間そこに属していました。コミュニティで最も尊敬されている男性の一人でした。レイモンドの大きな鉄道工場の監督であるアレクサンダー・パワーズもいました。彼は典型的な鉄道マンであり、ビジネスに生まれ育った人物でした。レイモンドの郊外に位置するリンカーン・カレッジの学長であるドナルド・マーシュもいました。また、レイモンドの偉大な商人の一人であり、さまざまな工場で少なくとも100人の従業員を雇用しているミルトン・ライトもいました。また、まだ比較的若いが、特殊な外科的症例において権威として引用されているウェスト博士もいました。成功した1冊の本を書き、新しい小説に取り組んでいると言われている作家の若いジャスパー・チェイスもいました。最近父親の死により少なくとも100万を相続し、人と知性の魅力に恵まれていると言われるヴァージニア・ペイジ嬢もいました。そして、合唱団の席から、この朝は全体の光景に強い関心を持っていたレイチェル・ウィンズローもいました。」

Google翻訳:


ヘンリー・マクスウェルは再び立ち止まり、部下の顔を見つめました。第⼀教会には強くて熱心な男女がいました。彼にはレイモンド・デイリー・ニュースの編集者、エドワード・ノーマンの姿が見えた。彼は10年間第⼀教会の会員でした。コミュニティ内でこれほど名誉ある人物はいなかった。レイモンドにある大手鉄道店の監督アレクサンダー・パワーズは、鉄道業界に生まれ典型的な鉄道マンだった。そこには、レイモンド郊外にあるリンカーン大学の学長ドナルド・マーシュが座っていた。レイモンドの大聖人の一人であるミルトン・ライトは、さまざまな店で少なくとも100人を雇っていました。まだ比較的若いにもかかわらず、特殊な外科手術の権威として評価されていたウェスト博士がいました。著者の若きジャスパー・チェイスは、⼀冊成功した本を書き、現在新しい小説に取り組んでいると言われていた。そこには、相続人であるミス・ヴァージニア・ペイジがいた。彼女は父親の最近の死によって少なくとも100万を相続しており、人間性と知性において並外れた魅力に恵まれていた。そして何よりも、レイチェル・ウィンスローは今朝、聖歌隊の席からその独特の光の美しさで輝いていました。なぜなら、彼女はシーン全体に非常に強い興味を持っていたからです。

【備考】

・このHTMLファイルを,「Send to Kindle」( https://www.amazon.co.jp/sendtokindle )へアップロード。(DOCX,TXT,RTF,HTM,HTML,PNG,GIF,JPG,JPEG,BMP,EPUBに対応) ファイル名の左の「>」をクリックして,
    タイトル:In His Steps: What Would Jesus Do? DeepL翻訳版
    作成者:Charles M. Sheldon
として変換成功。

※ DeepL版で再読・読了(4/16 19:02)。やっぱりどうもあちこち単語の抜けがあるような感じで,不自然な箇所が多数あった。が,Google翻訳版よりはずっと読みやすく,苦労の甲斐はあったように思う。読み終わるまで4時間くらいか。3読目は原文英文でチャレンジかな。

以上

【WWJD 記事一覧 (What would Jesus do?)】

https://note.com/studyingbiblenow/n/n611ef2d35b53 20240413:WWJD (1) はじめに (What would Jesus do?)
https://note.com/studyingbiblenow/n/n6132e0329e7f 20240423:WWJD (2) AIチャットへ質問してみた (What would Jesus do?)
https://note.com/studyingbiblenow/n/n2ca5a6dcaa65 20240423:WWJD (3) 辞書でひいてみた (What would Jesus do?)
https://note.com/studyingbiblenow/n/nb658476b5680 20240423:WWJD (4) 出典の電子書籍見つけた(洋書・無料) (What would Jesus do?)
https://note.com/studyingbiblenow/n/n8af94015e2d6 20240423:WWJD (5) 原著をGoogle翻訳させてKindleで読む (What would Jesus do?)
https://note.com/studyingbiblenow/n/na986c06072ab 20240423:WWJD (6) Google翻訳以外の方法を試した (What would Jesus do?)
https://note.com/studyingbiblenow/n/n6bd9ca851528 20240423:WWJD (7) 邦訳(和訳)電子書籍版,国立国会図書館デジタルコレクション「みあしのあと」。紙の新しい本も有り。 (What would Jesus do?)
https://note.com/studyingbiblenow/n/n23a3fbf120b0 20240423:WWJD (8) YouVersionの読書プランにも有り。日本語版でなく英語版。工夫して翻訳で読む (What would Jesus do?)

【変更履歴】

2024/04/13 作成・公開。題:「WWJD (What Would Jesus Do?)をAIチャットに尋ねてみた。辞書も確認。原典を翻訳・Kindle化してみた」。
2024/04/13 perplexity.aiの回答に誤りが多いため,引用表記と説明を変えた。ウィキペディア英語版,Google Play Books,Kindle版の説明を追加した。
2024/04/14 LookUpListの「内蔵辞書」,DeepLの辞書アプリ「Linguee」の件を追加した。
2024/04/15 Google翻訳以外での翻訳試行(DeepL,ほか)を追加した。
2024/04/16 DeepL翻訳の気づき。
2024/04/17 邦訳(和訳)電子書籍版を国立国会図書館のWEBサイトで見つけた。紙の本も見つけた。note題名変更した:「WWJD (What Would Jesus Do?)をAIチャットに尋ねてみた。辞書も確認。原典を翻訳・Kindle化してみた。(追記:邦訳(和訳)電子版,国立国会図書館デジタルコレクションで見れると判明「みあしのあと」。紙の新しい本も有り)」。
2024/04/18 YouVersionの読書プランに「WWJD」有るのに気づいた。
2024/04/19 国立国会図書館「本登録完了のお知らせ」。閲覧・印刷できた(透かし入りPDF)。一度に50ページ制約等のため全254ページ結合に工夫要。note題名変更した:「WWJD 原典確認。邦訳(和訳)も無料閲覧可 (What Would Jesus Do?) 」。
2024/04/23 あまりに巨大になりすぎたので,分割することにした。

【ご参考(他の資料)】

https://note.com/studyingbiblenow/n/n51fe5cc26220
テーマ別索引「今聖書を学んでいる」/note「プロフィール」機能をテーマ別索引にし「クリエイターページに固定表示」してみる。~懶道人(monogusadoujin)

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