名残の煙

画像1 SL列車に乗って汽車旅を楽しむ時は始発から終着駅まで乗ることが多いが、一度だけ後の行程の都合で途中駅で下車しなければいけない時があった。夕暮れの駅に降りる時は後ろ髪を引かれる思いだったが、去りゆく汽車を見送ると名残惜しい気持ちが乗り移ったかのように盛大に煙をたなびかせて走り去って行った。これはこれで納得の一枚にはなったが、湿原が夕焼けに染まる景色を車窓から見たら綺麗だっただろうなぁ。

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