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【ルピシア】夏のお茶3選

「お茶しようか。」という言葉の響きが…

もう既に好きなのだと思う。ひとりごちるときも、誰かを誘うときも。
さらに実態は、コーヒーでも紅茶でも、ペットボトルやパックに入ったものでも、何でもいいのだが。
外出しても、疲れるとすぐに「お茶でもしますか。」と喫茶店を探すし、家で家事や仕事をしていても、合間にはすぐにお茶を淹れる。
私にとってお茶の時間は、ひと息つくための大切なツールなのだ。
というわけで、お茶の原点・ルピシアの話。
 
ルピシアを初めて知ったのは大学4年生・神戸三田のプレミアムアウトレット。ド田舎大学生だった私は「こんなにおしゃれなものが世の中にあるのか…!」と驚かされた。フレーバーティーという言葉の意味もよくわからなかった。結局、何茶なん。
貧乏大学生としてお茶の値段の高さにも驚き、安くなっていたりんごの麦茶のようなものを買った気がする。
その後、広島・大阪・東京・香川…と住む街を変えながらも、どの街にもあるルピシアのお茶とつかず離れず、細々と付き合いながら、ここまで来ている。
 
夏にも体を冷やしすぎないよう、あたたかいお茶を飲みたいので、私的3選。

①  ジャルダンソバージュ

夏のお茶と言わず、ルピシア全商品のなかで最も好きなのが、『ジャルダンソバージュ』。
マンゴーやシトラスで香りづけされた無発酵のグリーンルイボスティー。
名前の意味は、フランス語で「あまり手を加えられていない野性的な庭」らしい。
ルピシアのルイボスティーはあらかた試しているので、人気どころの『ピッコロ』『ラビアンローズ』『ルイボスレモン』あたりと比べると、第一印象が薄い感じはするのだが、主張がすくなく、すべての要素が調和しているところが、とてつもなく好きだ。年中飲める。
ちなみに水出しだと「においつきの水」くらい薄いので、熱湯で飲むのがおすすめ。(茶葉多くすれば水出しでもいいのですが…)
 

②  白桃烏龍 極品

誰にあげても喜ばれる、ほぼ無敵のお茶『白桃烏龍 極品』。
(私のPCは何度打ってもゴクヒンが「極貧」にしか変換されない。おいLAVIE、気を利かせるな。)
お茶好きの人はもちろん、お茶に何の興味もない人にプレゼントしても喜ばれる。ほのかに、そして確かに香る白桃をまとう、苦みもなく飲みごたえのある台湾烏龍茶である。
水出しでも熱湯でもおいしい。

20代のしゃらくさい小娘だった頃は「面倒だから、買うならティーバッグでしょ。」とほざいていたが、今は断然コスパ重視の茶葉派。自分で100均のお茶パックに詰めて、瓶で保存している。(いや、私がケチなだけで、ティーバッグ派を否定しません。)

③  エトワール ブルー【季節限定商品】

初夏の夜空を思わせるブルーのハーブティー。
ブルーはもちろんバタフライピー(チョウマメ)によるものなのだが、味や香りはまさしくカモミール。飲む前から感じられるレモングランスやカモミール独特のストロングな青臭さに「その意気や良し」と言いたくなる。
ブルーの鮮やかさばかりが目を惹くが、味も良く、眠る前の鎮静のお茶としてもおすすめしたい。店員さん曰く、水出しよりも熱湯のほうが色は美しく出るらしい。 

「ジャルダンソバージュ」を飲むといつも、杉並区西荻窪の小さなアパートのキッチンに立って飲んでいたときのことが思い出される。
少ない睡眠時間で朝も夜もなく働いて、朝の出勤前のわずかな時間では、マグカップ一杯のお茶すら飲み切れず、いつも半分以残していた。ヒールの靴を長時間履いて、かかとは常にマメだらけ。
今日も無事に仕事を終えて帰ってこれるだろうか、とぼんやり考えていた、あまりに物を知らない小娘。

あの頃の自分へ、今また同じお茶を飲みながら言ってあげたい。

どうとでもなるよ、大丈夫。

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