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Kの向くままにおススメ映画『エデンの東』短文紹介

【カインとアベルとアダムとイヴの贖罪映画】  

ジョン スタインベックの小説が原作。
『エデンの東』ってどこ?
 
Kの家の最寄り駅の西側に《エデン》という喫茶店があります。要するに『エデンの東』はその駅のことです。(本当にあるよ!)
 
……ではここから旧約聖書のお話をします。。
知恵の実(禁断の実)を食べて《エデン》を追われたアダムとイヴ。その息子のカインとアベルは神へのお供え物を用意するのですが、神はアベルのお供えばかりひいきします。妬んだカインは弟アベルを殺してしまい、神の怒りに触れて《ノドの地》に追放されます。その地は『エデンの東』にあたり、聖書では贖罪の土地という事になっています。
 
本作も大体そんな感じのお話です。主人公であるカイン的な青年の罪、そしてアベルの罪、アベルの恋人、アダム、イヴ、それぞれが罪を背負っていて、彼らの住む土地こそが『エデンの東』なんだ、という事でしょう。
ひいては全人類が何かしらの罪を背負っており、この地上全てが『エデンの東』なんだよ、ていう《原罪》的な解釈もできると思います。
 
まあどちらにせよ、Kは今でも『エデンの東』の駅にしょっちゅう通ってますけどね、贖罪のためではありませんけどね。。


#エデンの東 #旧約聖書 #ノドの地 #カインとアベル #アダムとイヴ #失楽園 #原罪 #贖罪 #Kのおススメ映画 #映画感想文 #おすすめ名作映画

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