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映画好き一般人のKです。メジャー・マイナー、新旧問わず心に残った映画の感想日記です。芸術や創作全般に興味があります。

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マガジン

  • Kのおススメ洋画【短文紹介】

    定番からマニアックな作品まで、単なる映画好きの感想日記。

  • Kのおススメ洋画【《超》短文紹介】

    マニア必見映画(K主観)を集めました。おススメしたい人に当てはまった場合はとりあえず観るべき!…かもです。

  • Kのおススメ邦画【短文紹介】

    お気に入りの邦画を短文紹介。よくあるエンターテイメント映画に飽きてきた方は是非観てください。

  • Kのおススメ洋画

    おススメ洋画の感想日記です。文化人やシネフィルではなく、ただの映画好きな一般人ですので同じ目線の方に読んでもらえると嬉しいです。好きな要素はファンタジー、サスペンス、夢、生と死、哲学など。苦手なのはアクション、スプラッター、犯罪、脱獄、銃撃戦、カーチェイスなど。好みが似てるならきっと損しない映画ばかりですよ!

  • Kのおススメ邦画

    おススメ邦画の感想日記です。文化人やシネフィルではなく、ただの映画好きな一般人ですので同じ目線の方に読んでもらえると嬉しいです。好きな要素はファンタジー、サスペンス、夢、生と死、哲学など。苦手なのはアクション、スプラッター、犯罪、脱獄、銃撃戦、カーチェイスなど。好みが似てるならきっと損しない映画ばかりですよ!

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Kの向くままに【自己紹介】

こんにちは。映画好きのKです。Kのnoteでは心に留まった映画の感想を書いています。 Kのnoteの概要 数年間でゆっくり150作品くらい纏めたいな、と思ってます。 映画の好みが似てる人には参考になるかもしれないし、ならないかもしれません。 Kの映画の好み ★好きな映画監督★ 映画好きには分かると思いますけど、割と病的? ★興味のあるジャンルやテーマ★ 内向的な人間です。。 ★あまり興味のないジャンルやテーマ★ 派手ハデな事は苦手。 映画以外の趣味 ほぼ全てイ

    • Kの向くままにおススメ映画『魔術師』短文紹介

      【魔術 vs. 科学の映画】 とある編集長 vs. とある教授、、、ではない。。 ※このネタ解る人はKと同世代です。 …それでは、本題に入ります。 インチキ魔術で巡業が大失敗し、命懸けで警察から逃亡中のヴォーグレル魔術一座。 文無しだったが運良くお屋敷に招聘、、しかしそれは罠だった。 彼らの魔術が本物かどうか賭けをしていたのだ。 本物に賭けている領事 vs. ペテンだと言う高名な医師。 果たして本物なのか… …狭い意味では単にそういう映画なんだけど、もうチョット意訳すると

      • Kの向くままにおススメ映画『春夏秋冬そして春』短文紹介

        【そして繰り返す季節の映画】 仏教の教えが基になっており、道徳の教材に最適。小学生に観せたい気もするけど、、おっと危ないR-15指定。。 人生を四季になぞらえていますが、ただの美談ではないよ。物や事に執着し過ぎてはいけない、という罪や煩悩の寓話。 「必ず失う」?何故か。自分が欲しい物は当然他人も欲しいからですね。まあ競争の社会なので守り抜けばいいのですが、、守り抜いた場合は他人がそれを失ったという事になります。そんな競争に辟易している人には腑に落ちる内容ですよ。世俗から離

        • Kの向くままにおススメ映画『悪魔の陽の下に』短文紹介

          【メガザルを使う破戒神父の映画】 ドラクエの神父は何故人を生き返らせる事ができるのか。悪魔の力を手に入れた?、、『デビルマン』ではないよ。 何も語らず奪うだけの神に対して、代償を払えば命をも与える悪魔。 どんな宗教であっても欲望を戒める教理はおしなべて必出なので、キリスト信仰に馴染みの少ない日本人でも理解は一緒。仏教で言えば《色即是空》でしょうか。 しかし今や世界は『悪魔の陽の下に』あり、人の心と行動は《色》と非常に強く結びついており、善は悪に勝てない、、そういう衝撃の冒涜

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        Kの向くままに【自己紹介】

        • Kの向くままにおススメ映画『魔術師』短文紹介

        • Kの向くままにおススメ映画『春夏秋冬そして春』短文紹介

        • Kの向くままにおススメ映画『悪魔の陽の下に』短文紹介

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        • Kのおススメ洋画【短文紹介】
          60本
        • Kのおススメ洋画【《超》短文紹介】
          24本
        • Kのおススメ邦画【短文紹介】
          14本
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          25本

        記事

          Kの向くまま≪一部の人に≫おススメ映画『テキサスの五人の仲間』超短文紹介

          【嘘つきはポーカーの始まり映画】 五人の富豪が大金を賭けて行うポーカー大会のお話。 しばしば《西部劇》として紹介されていますが、、舞台が西部というだけでガンマンや保安官は出てこない。 邦題何なん?と思って観てたらラストで納得。でもテキサスを強調する必要はないかも。。 さてポーカーですが、ご存じの通り強い役を作るよりも《ブラフ》で相手を制圧するゲームですので…特に衝撃のラストが好きな人はコレを観て『五人の仲間』に騙されてみてくださいね。 ん、多少??  #テキサスの五人の

          Kの向くまま≪一部の人に≫おススメ映画『テキサスの五人の仲間』超短文紹介

          Kの向くまま≪一部の人に≫おススメ映画『さらば愛しき女よ』超短文紹介

          【下半身が新しいタイプの映画】 『裸の銃を持つ男』の元ネタの1つ。 《探偵》+《ハードボイルド》その両方が好きな人なら間違いなし。日本がこの手の作品で勝負するのは無謀と感じるレベル。ロバート ミッチャムのとぼけた魅力が秀逸で《ソフトハードボイルド》と形容した方が良いか、と思ったのも束の間、、 この映画の本体はファムファタールなシャーロット ランプリング。こちらはソフトではなく本気。男性キャラ全員骨抜きの魔性的魅力でした。  #さらば愛しき女よ #探偵 #ハードボイルド #フ

          Kの向くまま≪一部の人に≫おススメ映画『さらば愛しき女よ』超短文紹介

          Kの向くままにおススメ映画

          こんばんは。 おススメ映画の投稿、現時点で168。目標は150だったので達成しました! 今まで週1でしたけど、今後は不定期です。 映画好きな知人に言わせると、「ラインナップがマニアック過ぎるけど大丈夫?noteにシネフィルはいるの?」…でも大丈夫! 正直、フォロワーやPVやスキとかは0でも関係なしに続けるつもりでしたけど、それでもこまめにチェックしてくれて毎回のようにスキしてくれる方がいたのは想定外と言うか、非常に励みになりました。ありがとう! マニアック過ぎるけど今後もよ

          Kの向くままにおススメ映画

          Kの向くままにおススメ映画『東ベルリンから来た女』短文紹介

          【壁に抗う人たちの映画】 人命を救う責務か、自身の幸せか 医師とて人間なので自分は最優先だと思うんですよね。、、というように、日本では2極論で何とかなるかもしれません。しかし当時のベルリンは複雑な背景があり(下記)、それが本作のような葛藤とか良心の呵責なんかを深めている訳です。 《ベルリンの壁崩壊》ていうニュース、当時は「ふーん。」としか感じなかったのですが、、こういうのを観るととても感慨深く思えます。 一応、《壁崩壊》を知らない世代の人も多いと思うので歴史的な事を付け加え

          Kの向くままにおススメ映画『東ベルリンから来た女』短文紹介

          Kの向くままにおススメ映画『天国から来たチャンピオン』短文紹介

          【多分QBな恋愛映画】 変な邦題…。アメフト選手に「チャンピオン」とかないからね、、『天国から来たQB』でしょうに。。 そしてQB、、クィア・バイじゃないよ? バーベキューでもない、念の為、、。 『天国への階段』を彷彿とさせる内容で、どちらも天使のミスに翻弄されるお話。それにより本来出会うはずのない人に一目惚れするという、素敵な恋愛ファンタジーです。 さらに本作は恋愛やファンタジーに留まらず、お茶目で間抜けな悪役のダイアン キャノンを中心としたコメディ要素もあり、スポーツ要

          Kの向くままにおススメ映画『天国から来たチャンピオン』短文紹介

          Kの向くままにおススメ映画『犬ヶ島』短文紹介

          【犬派必見映画】 割とシュールなストップモーションアニメ。声優陣がかなり豪華。 人間にも感染する「ドッグ病」の蔓延を防ぐため、全ての犬をゴミ島へ隔離しようとする《反犬派》vs.《親犬派》の争いのお話。 しかしKは猫派で犬は少々苦手、、、でも大丈夫でした。この物語は猫に置き換えても成り立ちますし、移民の隔離政策とかナショナリズムのメタファーとして考える事もできます。ただ、人種や民族のお話にすると堅苦しくて表現の制約も多いはず。色んな人に観てもらうためには動物、しかも犬を選択す

          Kの向くままにおススメ映画『犬ヶ島』短文紹介

          Kの向くままにおススメ映画『カラスの飼育』短文紹介

          【思い出の白い粉映画】 タイトルの通り、「カラスを飼い慣らす」お話。スペインの諺に「カラスを飼育すると眼をえぐられる」てのがあるそうです。転じて、「子育ては思うようにいかない」と。 特に本作ではそれもそのはず、両親を亡くした幼い三姉妹が叔母さんに育てられるというお話なんです。なかなか難しいよね、お互いに。   で、その叔母さん、三羽烏に《眼をえぐられる》どころか、、《毒殺》とか大変な事に。。実は父も同じ白い粉で毒殺されておりそして祖母まで。。。 …しかしコレ、子どもの残酷さ

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          Kの向くまま≪一部の人に≫おススメ映画『ことの終わり』超短文紹介

          【神は嫉妬の罪を赦さない恋愛映画】 原作はグレアム グリーン『情事の終り』。 誰が誰を好きか、とか誰と付き合ってるとかそういうのじゃなくて大人が観るやつ。一応R15+指定。 大きなテーマは《嫉妬心》。 カトリックの七つの大罪の1つですが、Kはその中で最も重い罪だと思っています。作中、「大した罪じゃない」みたいな事言ってますけど、、恋愛、殊に倫理的に良くないものに関しては嫉妬は始まりでもあり、終わりでもあるのです。そしてリンクするもう1つのテーマ《信仰心》。 罪と信仰は切っ

          Kの向くまま≪一部の人に≫おススメ映画『ことの終わり』超短文紹介

          Kの向くまま≪一部の人に≫おススメ映画『いとこ同志』超短文紹介

          【人間は2種類に分けられる映画】 従兄のポールは女好きで破天荒な遊び人だがカリスマ性があり、何事にも要領良く、悪運も強い。 一方、従弟のシャルルは真面目で堅物、頭は良いが要領が悪い。そして何より運が悪い。 2人は同じ大学の試験を受けるのだが、毎日遊び耽っていたポールはインチキをして難なく合格。しかし猛勉強したシャルルは、、最凶の不運に見舞われる。。 理不尽とも思うけど、現実でもポールみたいな奴が上手い事やって成功するのは世の常だから、悲しいかなリアルと言えばリアルなのです

          Kの向くまま≪一部の人に≫おススメ映画『いとこ同志』超短文紹介

          Kの向くまま≪一部の人に≫おススメ映画『イタリア式離婚狂想曲』超短文紹介

          【イタリア式恋愛コメディ映画】 離婚のため妻に不倫をけしかけるラブコメだが、、ハリウッド的な《笑いあり、友情あり、ラストHappy!》とは大違い。《シュール、ブラック、最後は、、、》てのを好む人におススメ。 イタリアの二枚目大スター、主演のマストロヤンニ。しかし演ってる事は三枚目エロオヤジ。。『女の都』『欲望の館』などこの手の役で右に出る者は、、レスリー ニールセンとか? 『甘い生活』がキーとなるのも気が利いてる。 哀れなのはどっちか…。  #イタリア式離婚狂想曲 #甘

          Kの向くまま≪一部の人に≫おススメ映画『イタリア式離婚狂想曲』超短文紹介

          Kの向くままにおススメ映画『福田村事件』短文紹介

          【船頭は扇動されない映画】   ↑  上手いぞ!船頭なら先導しなきゃ。この時点で既に8割紹介完了!、て軽い感じで始めましたが、、映画タイトル渋過ぎ。。Kのように情報弱者の場合、ジャケとかタイトルは食指を動かす重要なポイントなんだからもう少し何とかしてくれ。 『福田村ピンク事件』てのは?、、違うな…タイトル難しいね。。 …それでは内容について。 Kが映画に求めている事の1つは普遍性。本作も「扇動される民衆と、その人たちによる朝鮮人虐殺」というなかなか骨のある重い史実ではあるの

          Kの向くままにおススメ映画『福田村事件』短文紹介

          Kの向くままにおススメ映画『質屋』ネタバレあらすじ感想日記

          こんばんは。キリギリスなKです。今回は『質屋』。一言で表すと「人の心を取り戻す映画」です。 こんな人におススメ  要注意点まとめ  こんな映画です 原作はエドワード ルイス ウォーラントの同名小説。 主人公ソルの仕事は質屋。だが、質屋を営むお話ではない。 「神や人間は信じない、金がすべて」ていう彼の心の闇を表す職として、また後述しますが民族を代表する職として適当だったのでしょう。 真っ当に質屋を営んでいる人には申し訳ないけれど、、安く質入れさせて高く請け出すのがコツだと

          Kの向くままにおススメ映画『質屋』ネタバレあらすじ感想日記