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【初めてのホームステイ】Follow your intuition

私はいつも「自分の直感(intuition)」を信じるようにしています。

20年前、私は初めて保守派の親の許しを得て、アメリカシアトルにホームステイに行くことに成功しました。
自分でお金を貯めて春休みを利用し1ヶ月行きました。

フィリピン人の家族がホストファミリーで
本当によくしてくれました。
英語の勉強には自信があったものの、
やはり現地に行くと自分の英語力のなさを痛感しました。

でも、語学学校では
様々な国の留学生と友達になりました。
若かったので、言語の壁を感じず、その場に溶け込むことができました。

1ヶ月はとても早く、
あっという間に終わってしまいました。
親に「帰りたくない。このままいたい」と電話しましたが、
もちろん許してもらえるわけもなく、、、

特に問題もなく帰国の日を迎えました。
空港までホストファミリーのお父さんが送ってくれ、
用事があるからとそそくさ、かえっていきました。
最後は冷たいもんだなと・・・少し寂しい気持ちになったのを覚えています。

空港で事件が起きました。

2時間も前に到着していたにも関わらず、
チェックインをすべく長蛇の列に並んでいる間に、
飛行機に乗れなくなってしまいました・・・

どうしようどうしよう
言葉もよくわからない・・・
ホストファミリーもいない・・・
もちろん携帯もない・・・
途方にくれていました。

そんなとき、見ず知らずのアメリカ人女性が助けてくれました。

彼女は、他の留学生のホストファミリーとして空港に見送りにきていて、
困っている私をみて声をかけてくれました。

チェックインカウンターで彼女は
なんとか私を別の便に乗せられないか交渉してくれましたが、
結局、翌日まで待つしか方法がないとのことでした。

もともとのホストファミリーに連絡してくれたりしましたが、
家にいないため繋がらず、、、

そんなとき
彼女が「うちに1泊していきなさい」と。

お金もなかったですし、
迷わず「YES! PLEASE!」という気持ちで
お家に泊まらせていただくことになりました。

海外での初の冒険で、ちょっとだけウキウキでした。

3人のかわいい息子さんたち、旦那さん。
みんな私を受け入れてくれて
本当に感謝の気持ちでいっぱいでした。

翌日もまた私を空港まで送ってくれました。

なんとなく美談に聞こえますが、
だいたいの人、特に外国人は
「ありえない。一歩間違えれば犯罪に巻き込まれる」
「危険すぎる。無防備だ」など言います。

でもその時私は何の疑いもなかったんです。

「自分の直感を信じる」

それしかなかったです。
たとえ悪い結果になったとしても、
それは「自分の人生に必要だった教訓」だと思うしかないと。

40歳ともなれば
犯罪までは行きませんが、
いろんな方に騙されましたし、裏切られてきました。
でも、それは神様が今は勉強のとき!と言っているんだと。

だから人からなんと言われようと
自分が信じた道を選ぶ
自分が信じてもいいと思う人と付き合う

それが私のポリシーだと思います。そうすれば誰のせいにもできないから。

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