![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/70340839/rectangle_large_type_2_fcbab132f7c777f1f7a9551813cb5ec5.jpeg?width=1200)
米国ストレス調査でわかった驚愕の事実!ストレスは健康にいいと考えると人は長生きする
1998年アメリカで、3万人を対象をしたストレスに関する研究調査が行われました。8年後に参加者3万人の中で、誰が早く亡くなったのかを追跡調査したんです。
まず参加者に次の2つの質問をしてから、追跡調査を行いました。
質問1:この1年でどれくらいのストレスを感じましたか?
質問2:ストレスは健康に悪いと思いますか?
その結果、大雑把に次の3つのグループに分かれました。
A:ストレスは健康に悪いと答えたグループ
B:ストレスは健康に悪くないと答えたグループ
C:もともとストレスを感じないグループ
さて、どのグループが早く亡くなって、どのグループが最も長生きをしたのでしょうか?
最も寿命が短かったグループは?
![](https://assets.st-note.com/img/1642684697036-rASwhIwEf8.jpg)
これは想像どおりだと思います。Aの「ストレスは健康に悪いと答えたグループ」です。調査の結果、強度のリスクがある場合、死亡するリスクが43%も高まっていたんです。43%ですよ !? これって恐ろしくないですか?
ここから、ストレスは健康に悪いと考えると、死亡リスクがあがるってことがわかります。
では、他のグループはどうなんでしょう?
実はここからが、本当に伝えたい部分です。
最も寿命が長かったグループは?
![](https://assets.st-note.com/img/1642684768747-8s9QibnVKX.jpg)
普通ならば、Cの「もともとストレスを感じないグループ」が最も長生きしそうですが、結果はそうではありませんでした。
そうです。Bの「ストレスは健康に悪くないと答えたグループ」が、強度のストレスを受けながらも、最も長生きをしたという結果が得られました。しかも、健康的で生き生きとした生活を営んでいたという報告付きです。
図解にすると、こんな感じです。
![](https://assets.st-note.com/img/1645100756532-L1daSKaVdI.jpg)
研究者たちの結論
![](https://assets.st-note.com/img/1642684931106-9cFnYWCJ2e.jpg)
本当にびっくりですよねぇ?
研究者たちはこれを、「ストレスだけで人は死なない」と結論づけました。だって、ストレスは健康に悪くない、むしろ良いんだと考えると、同じ強いストレスを受けてもそうでない人より43%も長生きしたわけですから。「ストレスは健康に悪い」と考えるだけで死亡リスクが高くなります。
では、「ストレスは健康に悪くない=健康に良い」と考えることで、体にどのような変化があるのか興味がわきませんか?
ストレスは健康にいいと考えた時の効果
![](https://assets.st-note.com/img/1643798129220-GTNJ3jqFRC.jpg)
ストレスは大切だ、健康にいい、と考えることでさまざまないい面があることがわかりました。それがこれです。
不安・不眠症・うつの軽減
血流の促進および血管・脳の老化予防
集中力の向上
充実感など精神面の安定
普通にポジティブに考えることで得られるメリットが、そのまま受け継がれてる感じですね。嬉しくなってくる効果です。
では、逆に健康に悪いと考えるとどんな現象が起きるのでしょうか?
ストレスは健康に悪いと考えた時の効果
![](https://assets.st-note.com/img/1643798152445-SUnluFj7l7.jpg)
常に、ストレスは体に悪いぞ、健康にいいはずがない、と考えることでこちらは悪い面が浮き彫りになりました。
不安・不眠症・うつの増進
血流および血管・脳の老化促進
集中力の低下
充実感など精神面の不安定
ほとんど真逆の現象が起きたわけですが、これでは長生き出来ないと思いませんか?どう考えても、健康につながる要素が見当たりません。
終わりに
結局、いい人生を送りたいのならば、ポジティブに考えた方がいい結果が出るということです。ネガティブに考えると、健康を害して寿命まで短くなってしまいますから。
もし、あなたが充実した人生を望んでいるのであれば、ぜひ「ストレスは健康にいい」と考えるようおすすめ致します。
では次の記事では、ストレスは健康に良いと考えるためにはどうすればいいのか、について解説します。お楽しみに。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?