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傍を楽にする働き方改革 私たちの最良の部分は自然の中にある


ストレングスコーチのNAOTOです。

僕は20年以上テレビの世界で取材をしたり、社会保険労務士という法律の資格を取って開業したりしてる人間です。労働基準監督署というお役所にも5年勤務し、公務員も経験。そんな観点からお話させていただいております。


皆さんは、今、心の不調を抱えながら仕事をしている人ってどれぐらいいるかってご存知でしょうか?

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平成29年の調査では58.3%、過半数の人がなんか違うわと思いつつ生活しているという状況なのです。

役所ではこのようなサイトを立ち上げ、ストレス軽減に躍起になっていますが、果たしてこれで良くなるかと言えば誰もが疑問を持っているのではないでしょうか?

そこで、昨年江戸から現代まで全部日本の歴史を洗い出して研究してきたのですけど、これはとても有意義な日本を知るための時間でした。

では、いつからこんな働き方、つまり、都会に集められて生産性を最優先に働き始めたかと考えると、映画「三丁目の夕日」の舞台となる昭和33年ごろから。

さらに言えば、明治という時代が始まって近代化が始まってからと考えています。

明治から始まった世界的近代化競争。

アヘン戦争で中国が負けたとショックを受けた日本政府は、急激な欧米化を行い、富国強兵、殖産興業を押し進めていきます。

その、結果利害関係が軋みを起こし、暴発したのが世界大戦であり、我が国も太平洋戦争で敗れ全てを失います。

東京や大阪、そのほか日本各地が空襲で焼け野原になったわが国。

アメリカとしては、中国とソビエトからの防波堤として日本をいち早く復興させたいという思惑がったので、敗戦から数年は食べるために農業従事者が一時的に急激に増えるが、5年もすると戦地からの帰還兵が労働力となり再生を始め、製造業や工業も次第に盛んになってくる。

さらに、朝鮮戦争の特需が追い風となり、日本の復興を後押し。

そんな時代背景があ理、「三丁目の夕日」は、昭和33年という東京タワーの工事が竣工した、まさにこのころ。

ここから、政府主導でマスコミも加わり、都会への誘導がはじまります。

団地がいかに便利かを紹介したVTR

そして、あらゆることが生産性と効率優先に都市計画が進められ、それに基づき、教育も行われていきます。

そして、校内暴力の時代があり、引きこもり、過労死と豊かになった社会とは裏腹で、精神的には荒んでいく。

誰もこの根本の話はしません。何故ならば、生まれた時にはすでにあったことは疑いを持たないから。

今の子供たちが、スマホを見ても驚かないのは、生まれた時からすでにスマホがあったからであり、我々が生まれた時にはすでに都会のビル群はあったから驚くことはありません。

ここで質問なのですが、「どうして我々は、眺めのいい部屋や、海沿い、川沿いが好きなのでしょう?」

これは自然科学の分野の話なのですけど、答えは、我々の先祖が重要だと思った遺伝子を我々が受け継いでいて、その価値観が残っているから。

そんな自然は大事だと遺伝子レベルでは思っているのに、現代の生活はどうでしょう?

人間は自然から離され、昼か夜かわからない中過ごし、自分の一族からも離れ、生まれも育ちも違う人同士が、よくわからない試験だけで合否を決められて、入社から定年まで40年過ごす。

ストレスの根っこはここだと思いはしませんか?

僕はここだと確信しましたね。

ここで2枚の写真をお見せしたいと思います。

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アップルの本社(ウィキペディアより)

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グーグル本社(ウィキペディアより)

共に共通しているのはなんでしょうか?

メガ企業なのに、自然と調和してますよね。

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これは有名な網走刑務所(ウィキペディアより)

学校の教室であったり、オフィスも系統的には似てますよね。

つまりは、効率よく管理したい。そのほかは二の次で来たということなのでしょうか。

その弊害が、うつ病患者数が平成20年には104.1万人と12年間で2.4倍に増加や平成21年の自殺者数は32,845人となって表れている。


僕が、自分の研究の結果、推奨しているのは、グーグルやアップルがしているような自然回帰。

もちろん、いきなり原始人のように生活しろということではなく、文明の機器を駆使しながらより自然な生活をするべきだと考えている。

あなたは、私たちホモ・サピエンスが何故生き残れているかご存じだろうか?

ネアンデルタール人とか、他にも人種はいたらしいのですけど、今ではその理由がわかっています。

実は、ホモ・サピエンスだけが肉だけでなく、魚も食べた。

雑食し、共感し助け合いながら、利他的に生きてきたから、生き残れているということ。

だから、今、ハラスメントとかパワハラとか協力とは逆に進んでいるというのはホモ・サピエンス的ではありません。

我々は協力すれば不可能なことはないのだと思います。

そんな、我々の最良の部分を一緒に自然の中で見つけようではありませんか。

最後までお読みいただきありがとうございました。

自分として、数年かけて調べ、各地を歩いてきたことですので、このテーマは思い入れがあります。

どんどんブラッシュアップさせて、少しでも良い社会を作り上げるお手伝いができればいいなと考えています。

思ったこと、感じたことがあればどうぞコメントにお書きくださいね。

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