104 私は教員を演じています
旅はどんなに私に生々としたもの、自由なもの、まことなものを与えたであろうか。旅に出さえすると、私はいつも本当の私となった
私は「演技派」教員です…。
別に気取って言っているわけではございません。むしろ、コレってシンドイです。
でも、本当の自分を生徒の前で出してしまうと、何もかもうまくいかないような気がしてならんのです。
だから、素の自分を出して仕事している先生たちを見ていると、シンプルに「スゴいなぁ」と思ってしまいます。
しかし、ある時そんな感じの先生に「先生はいつも自分の素を出してる感じでスゴイですね。羨ましいです。」とお伝えしたら、「演じてるんですよ〜〜」と、サラリと言われてしまいました…。
………。
…教員は皆、多かれ少なかれ「演技派」かもしれません…。
今回のコトバは「旅に出る」ことで「本当の私」になるようですが「旅に出る」以外でも、なんでもいいと思うのです。
「本当の自分」、つまり、素の自分になれる時間や場所を持てることが、メンタル不調にならずに済む方法の一つではないかと思うのです。
演技派は、きっと悪いことではないんですけど「旅」が大切なのかな…。
小説家・田山花袋のコトバ。
演じることに疲れた…
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