077 「一人相撲」になりがちな教員とは
偉大な人間になろう、なろうという執念が、多くの人を世にもちっぽけな人間にしてしまう。
教員という生き物は、往々にして理想が高いと感じます。
「偉大な人間になろう」と自分自身で考えていたり、口に出す教員は、さすがにいないと思います。
しかし困ったことに、理想の高い教員は、周りには「偉大な人間になろう」的に見えている可能性があります。
自分ではそう思っていなくても、周りはそう感じてしまうのです。そういう教員には、他の教員も生徒も、ついていけない!となりがちです。
理想は無いよりかはあった方がマシかと思いますが、あまりにその度が過ぎると、周囲に迷惑をかけ、また、大きな溝を生み、結局は、その本人がメンタル不調に陥ることになるのです。
そうすると、その教員は、こう思います。
「誰もわかってくれない」
実は一人相撲状態になっているだけなんですが、気づかないんですね。
本人としては、純粋に「頑張ろう」と思っているだけなのに、周りはそう捉えず、本人にとっては思わぬ方向に行ってしまう…。
もう一度、冷静に見直してみて欲しいんです。
一人相撲ではなく、普通に相手のいる相撲になっているかどうか。
天気が良くて晴れているなら、空を見上げて、深呼吸。肩の力、抜いてみてくださいね。
ドイツの劇作家・詩人・小説家フリードリヒ・ヘッベルのコトバ。
「世にもちっぽけな人間」にならないために
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