【身体の健康シリーズ】Vol.1  「便秘人生を辞める為の考察」(No.0018)




 原則として食べたものが出ます。


主食という枠組みの詳細は無視して、恐らく世界一固くて粘る主食は日本の米でしょう。

これを1日3食大して噛まずに食べるのですから、原理的に言っても排泄への負担は大きく、日本人には痔が多いというウワサ話にも思わず頷けます。


ポイントとして、


1:白い米、白いパン、白い麺は辞める


2:加工レベルの低い食品を食べる


の、2点が指摘出来ます。


バケット以外の1の食品はどれも固くて粘りますから、全粒粉のパン、クラッカー、ビスケット、シリアル、またはオートミールなどの茶色い主食、または柔らかく粘らないイモ類に替えましょう。


2は食品の質では無く、問題は添加物と考えます。

生のリンゴを囓ったときの加工レベルを0とすると、


皮をむく…加工レベル1

むいた後に細かくきざむ…加工レベル2

きざんだリンゴを甘く煮る…加工レベル3

煮たリンゴを菓子に使う…加工レベル4


という過程で添加物が雪だるま式に増えていきます。


この考えで行くと加工レベルの高い食品は、


・ファストフード

・コンビニ食品

・菓子類

・インスタント食品

・冷凍食品

・外食

が挙げられます。


ファストフードを食べ続けた結果、腸内細菌が激減する話がある通り加工レベルの高い食生活は腸内環境を悪化させると考えられます。


以前ラジオで武田鉄矢が、心臓手術の関係で入院中に抗生物質を飲み続ける生活になり、その結果かつて無い程の便秘を引き起こしたそうです。

何日も出ない為に苦しみ、気張っている内に肛門から出血し、力みで鼻血も吹き出し血だらけでやっとの思いで出したものは鉛玉の様なシロモノで全く無臭であったそうです。


加工レベルの高い食品に含まれる添加物が腸内細菌を殺し、悪化した腸内環境が適切な排泄を困難にさせると考えられますし、個人的な体験からもそう思います。


上記のポイント2点の大切さに比べますと、世間で言われる食物繊維やヨーグルトの類いは大げさな評価に感じますし、先に挙げた全粒粉は繊維がしっかりと含まれています。


ネットで検索すれば全粒粉食品はそれなりに出て来ます。

難しいならば、せめてイモ類やバケットに変える事から始められると良いかと思います。

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