【2つめのPOV】シリーズ 第6回 「しがみつく 」Part.2 (No.0219)



パターンA〈ユスタシュの鏡〉


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 だいたいは7月頃から本格的な暑さがやってきて、それと同時にセミたちが騒ぎ出します。
仲間を求めて、パートナーを求めて、永い時間暗い土の中で過ごしてきた鬱憤を晴らすように、共感を求めるように元気いっぱいに夏を、命を堪能します。


彼らは暗い土の中で、その日を今か今かと待ち構えております。
時々、土の中に掘ったトンネルの中から出口へとよじ登り外界の様子を伺うのです。
土の中はとても冷えていますから、夏が近ければ出口に進むたびに暑さを覚え、漏れ入る光に目を刺されるような刺激を受けるのです。


彼らは別に我慢強い訳ではありません。感情的で情熱的なほうです。
それは夏の彼らを見ればよくわかります。


ですから幼虫の身体がムズムズとし始めると、毎日毎日よじ登っては様子を伺い続けるのです。


昨今、LEDライトが普及したことにより街灯の明るさもこれまで以上に強くなりました。
そしてそこに暦と合わない天候が重なることで、辛抱の効かないセミたちが勘違いをするようになったのです。


ある年、5月の終わりですでに真夏日が連続する時がありました。まだ関東には梅雨も来ていませんが中旬には雨も数日あったのです。


その時期、とある街のありふれた土の下で頑張っている一匹のセミの幼虫は、長年住み着いたトンネルの中でこれまで何年も繰り返してきたトンネルの増築と修繕に時間を費やしていました。しかしこのところの身体のむず痒さと雨音、そして出口付近から漂う熱気に心を奪われておりました。


彼はその時が来たのだと気づいたのです。確かにその年は彼の世代が地上へと登る年ですが、今はまだ5月。彼が登ったところで仲間は誰もおらず、季節も木々も彼が生活をするだけの準備も出来てはおりません。


彼自身、このタイミングの大切さはよくわかっておりました。ここを失敗してはならない。ここを間違えたらもう二度とこの巣にも戻ることは出来ないのだと。
セミたちには、このタイミングが自分たちの命を左右することが本能的にわかっていたのです。


しかし、この薄暗い土くれだらけのトンネル生活にはもう飽き飽きしておりました。加えてタイミングを知らせる身体のむず痒さと雨、日差しの強さ、熱気が揃っていることが、彼の判断を大きく迷わせてしまったのです。


彼は梅雨もまだの5月の終わりに、遂にトンネルから飛び出す決心をし、出口へと登り始めました。
出口が近づくにつれ、すっかり日の落ちた時間にも関わらず、月の光が出口を塞ぐフタの隙間から彼の目を強烈に照らしました。
その光の眩しさに恐怖と興奮でますます登る勢いは強まり、彼の息も弾みが増しました。


土のフタを頭で突き破り遂に彼は念願の地上の空気を身体いっぱいに浴びました。
何年も湿った暗がりに身を潜め、泥だけを相手にしてきた彼にとっては、外を当たり前に吹きすさぶその些細なそよ風が身体を撫ぜるだけで全身が痺れるほどの感動と刺激を受けるのです。


その興奮に陶酔している彼はまだ、現在の状況が理解出来てはいませんでした。
まだ梅雨にもなっておらず、外はまだ寒くて長居出来る状態ではなく、更に今夜は月も出ていないのです。


彼が月光と勘違いしたのは、彼の住んできたとあるマンションのささやかな庭に立てられたLEDの街灯だったのです。


彼が感動が冷めるのと同時に身体も冷え始めていることでやっと現実を理解しました。
地上に馴れてきた目でその街灯を確認し、自分の過ちを悔いました。
しかし、もう光を浴びてしまった彼はトンネルへと戻ることは出来ません。彼の身体は光を浴びた瞬間から成虫になる脱皮が開始されてしまうのです。
彼の命にはもうチャンスはないのです。
彼は大いに悔しがり頭を抱えましたが、やるしかありません。
その自分を騙したLEDの街灯に手をかけて登り始めました。


彼らは脱皮をしたあとに光を浴びることで身体が固くなり、一人前の成虫へと変わるのです。
彼は憎いとは思いつつもそのLEDへと近づき、やがて脱皮を始めました。


街灯にしがみついた幼虫の身体が割れ、中から青く透き通る成虫の身体が仰け反るようにゆっくりと現れてきました。
すっかり固い皮になっただけの幼虫の身体から少しずつ足を抜き出して身体を支えます。
身体と足を出し切り、最後に残った柔らかで繊細な羽をその狭苦しい幼虫時代の皮から抜き出しました。
彼はその羽根をLEDライトに晒して形を整えようと力を入れてピンと張り詰めますが、なぜか右の羽はうまく伸び切りません。
左の羽はすでに美しく伸び切った形で固定され、さっきまでの湿り気も無くなり乾ききっています。
ですが右の羽は光がうまく当たらず、丸まったままで乾いてしまいました。


彼は何度も力を入れますが右の羽は伸びません。


これで彼はもう動けなくなりました。


彼はトンネルを飛び出した瞬間よりも深い後悔と絶望に飲まれ、やがて朝日が、本当の光が彼を照らしはじめました。


彼らは大声で鳴きます。でもそれには羽が必要なのです。羽を擦り合わせてあの大きな声を作るのです。
それで仲間に、パートナーに自分の気持を伝えるのですが、彼にはそれが出来ないのです。
当然空を飛ぶことも出来ません。


彼はLEDよりも遥かに強くて温かい朝日を、何年も恋い焦がれた念願の日差しを全身に受けているのに、心はトンネルよりも暗い絶望に包まれていました。


彼の周りにあるもの全てが、何もかもが、光さえもが初めてのことです。
どれ一つとっても彼には一体何なのか、知る由もありません。それどころか自身の身体のことさえも未知のものです。
ついさっき手に入れたばかりの身体です。何年も使ってきたあの飽き飽きした、しかし慣れ親しみ勝手知ったるあの身体はもうこの世のどこにもなく、抜け殻が目の前にあるだけです。その抜け殻でさえも初めてのものです。自分をこうして客観的に見るなんて一度もありませんでした。


言い訳の効かないほどに朝日が昇り、彼の湿った身体を照らし出しました。
幼さを思わせる湿り気と色艶はみるみるうちに消え失せてゆき、彼の身体は硬い堂々たるセミの成虫に完成しました。
しかしそれは同時に、もう曲がった羽は絶対に治らないことをも意味していました。


羽を動かそうとしても左は真横にまで伸び上がりますが、右は根本が僅かに震える程度です。
身体も心も、夜が明け、光が満ちたこの空を力いっぱいに飛び立ちたいとせがんでいるのに、肝心の羽は言うことを聞きません。
青空はおろか、反対の立木にさえ移ることが出来ないのです。


太陽の熱は彼からあどけなさを抜き取り終えたあと、今度は命を抜き取らんばかりの勢いで彼の背中を強烈に熱し続けました。
太陽も真上に昇った今でも、彼は未だに自分の抜け殻に捕まったままでした。
彼の抜け殻が捕まっているところは全く日陰がありませんから、早すぎる夏日のきつい日差しに晒され続けています。
次第に目眩が彼を襲ってきました。彼はこうして地上で生まれ変わったあと、一度も食料である樹液を吸っていません。
彼がいる場所はただの金属の街灯です。しかも日差しから彼を守るものも無いのです。
おまけにこの金属の街灯は焦げ茶のペイントが厚く塗られている為に熱を持ち始め、彼はお腹からも背中からも熱を受け、いよいよ意識が遠のき出したのです。


それでも彼は未だに動けずにいました。
何もかもが初めての状態で、いきなりとんでもない苦しい状況に置かれ、今いるこの抜け殻の位置以外に誰からも何一つ教わっていないのです。
彼は決して臆病なものではありませんでしたが、自分が地上に上がった瞬間から失敗をしたことで自信を失い、恐怖が心を包んでいました。


僅かな距離に枝の茂る街路樹が見えますが、しかしそこへ移って樹液を吸いつつ枝葉で日差しを避けるという発想は彼の心には欠片も浮かんでいませんでした。


彼は従う心に忠実に、地下のトンネルで生きてきました。
そしてその心のままに地上に姿を表し、新たな生活に身を移したつもりだったのです。
そこになんの疑いも無かったのです。
でも、これが失敗だったのです。
不運な気候と人間の作った街灯が、彼の素直な心を破壊してしまったのです。


彼は抜け殻にただただしがみついているだけでした。
もう意識も維持出来ず、力のみでその場に留まっているだけです。
そこに加えて、午後になってからは温まった空気が強風を作り、彼に周りの街路樹ごと温風を浴びせ始めたのです。


彼はそこで限界を迎えました。いよいよ足に力が入らなくなりました。
そして意識を失うと同時に足の感覚も失いました。


しかし、足が抜け殻を放すよりも僅かに早く、今日一番に吹き抜けた温風が抜け殻を街灯から引き剥がしたのです。
抜け殻はまるでパラシュートのようになり、逆さまに引っかかった彼を乗せて街灯から枝葉の茂る街路樹へと移してあげました。


彼は目を覚ますと、涼しい木陰で緑の葉っぱと細かい枝をベッドにして横になっていました。
だんだんと戻る意識の中で、彼は自分が奇跡的に助かったことに気づきました。
足元の枝葉の隙間から下を覗くと、そこには日差しが照りつけられたアスファルトの道路と、そこに転がる自分の抜け殻が見えました。


どうやってここに来たのかははっきりとは彼には分かりませんでしたが、しかし助かったことは分かっています。
しかしそのことに喜びを覚える前に、彼は強張った足を動かして這うように枝の上を移動し、幹へと近づきました。


彼は幹に全ての足を絡ませて口を突き刺し、初めての樹液を吸い始めました。
その美味しさといったら、それはもはや味などを感じる前に全身が樹液を貪るような感覚でした。
木陰である程度冷めた身体は樹液によって更にキリッと冷え、身体の中を力が巡りだす感触を得ました。
彼はそのまま夕方がいつ終わったのかも気づかないほどに吸い続け、そしてまたも意識を失って眠りにつきました。


背中の熱さに目を覚ますと既に日が昇り全身に朝日を浴びている状態でした。
彼は朝から照りつけてくるその陽射の強さに恐怖を覚えました。この様子では昨日と同じくらいの暑さが予想されるからです。
日差しを避けるべく身体の位置をずらそうとすると何かが引っかかりました。
それは自分の口でした。彼は昨夜木に口を差し込んだまま意識を失い眠っていたのです。
彼はそれを引き抜こうとしましたが辞め、そのまま動けなくなりました。


彼は怖かったのです。
この口を抜いたあと、次の場所でも昨夜と同じように樹液が吸えるのか?
もしかしたら、他の場所からは樹液が出ないのでは無いのだろうか?
そうなったら暑さだけでなく飢えにも苦しみ、あげく餓死してしまうのではないか?


彼は先日偶然に助けられ、何とか今まで生き延びて来れましたが、その有り難い偶然が彼をさらに臆病にしてしまったのです。
もう次はあんな偶然は無いはずだから、今手に入れたものを決して失ってはならないんだと考えるようになってしまったのです。


本当ならば他所を散策し、何か問題があったときにその慣れ親しんだ場所へ戻れば良いのですが、彼にはその他所を知ろうとする行為がただただ恐怖にしか感じられなかったのです。


これはとっても不幸なことでした。


結局彼は口を幹から引き抜いたものの日差しを避けられる程度にしか移動をせず、幹の上にも下にも足を伸ばそうとしませんでした。


それから彼は、元いた場所が日陰になる午後までをそこでやり過ごし、その後に戻って樹液を吸い続けるという生活を送るようになりました。
彼の恐怖心が生み出した不幸な状況でした。この怯えたものが行う保身の行動は本来は打破する機会があるものです。


それは多くが他者との交流で発生しますが、不幸なことに彼にはその他者と接触する機会がありません。
彼は季節を間違えて出てきてしまったから仲間が全くいませんし、その仲間と交流を結ぶための羽すら無いのです。


彼は限り有る命を多くのものと同じように全うする事が困難な状況で生きざるを得ない運命となってしまいましたが、そのことで悩んだり解決策を考えたりする事はありませんでした。もう既に彼はその事すら認識できないほどに視野も心も狭く閉じてしまっていたのです。


毎日毎日繰り返しました。
ひたすらに同じところから樹液を貪り、日差しを避けるだけの横移動のみを続ける日々を過ごしました。
彼のこの呆れるほどの単調な生活を天候すら妨害しませんでした。
同じ決まった行動で確実に樹液も睡眠も得ることが出来るのですから、彼としてはある意味幸せでした。
しかし、セミは土から出てしまうとその寿命は決して長くはありません。彼のその単調な生活も彼自身が飽きを感じるよりもずっと早く終わりがやってきてしまうのです。


彼はその日もいつもどおりに目を覚まし、早速日陰で身を隠しつつ午後までをやり過ごそうとしたとき、その僅かな距離の移動が出来ないことに気づきました。
足が全く言うことを聞かないのです。とっくに目も覚めているはずなのに意識もぼんやりしています。
またしても初めてのことが彼にやってきました。
彼はしばらく避け続けてきた未知の恐怖にまたしても襲われることになりました。
あれだけ確実なことだけを繰り返してきた彼も、結局はこの未知の出来事は避けられないのです。


彼は辛うじていつもの樹皮を片足で掴み身体を支えておりますが、もう身体に力が入らず意識はグルグルと目を回すように定まっておりませんでした。
それでも彼は懸命にいつもの行動を実行しようと口を樹皮に突き立てましたが、それも最早無駄なことでした。
もう彼には樹液を吸う力がありませんでした。


この唐突にやってきた絶望的な変化に恐怖を感じる余裕すら与えられる隙もなく、突如吹いた風に煽られて彼は虚しくもその唯一の拠り所であった幹から足が外れて落ちてしまいました。


幹から道路へ落ちていくなか、彼は懸命に足を動かしましたがそれは空をつかむばかりで何一つ手応えを返しません。
彼はこれまで、あの幹にすがっていた生活を有り難いとは考えてきませんでした。
むしろ不快に感じていたのでした。


固く乾いて触り心地の悪い樹皮。
彼は樹皮がお腹に当たる痛みがとても嫌いでした。少し前までいた地面の中では身体がどこに当たろうとも湿って柔らかい土だけでした。
あの土の感触が失われたことを常に心の中で嘆いていました。


いつも単調な味わいの樹液もそうです。
最初こそ喜びに打ち震えていましたが、毎日同じです。それも同じ場所からですから代り映えはしなくて当然ですが、それも彼には不満でした。


しかし、こうして今風に煽られそれすら失ってみると、そのどれもがいかに有り難かったのかを痛感するのです。
ですが、彼はそれを全て失いました。


彼はただの枯れ葉のように道路脇に仰向けになってポトリと落ちました。
目眩は更に悪化し、もう彼の目はほとんど見えなくなっていました。


それでも彼は何かを求めて必死になって足をバタバタと動かしました。

ですが仰向けの彼には何一つとして得られる感触はありません。


彼の肉体はもう終わりが見えています。もう樹液は吸えず、吸う力も無いのです。足はあの痛みを与える樹皮すら掴む機会をも失ったのです。


彼は肉体から意識が外れるような気持ちになってきました。
彼はその外れかかった意識のなかで、これまでの自分を考えていました。


どうしてこんなことになってしまったんだろう?
あのときにもっと冷静になって判断していれば、きちんとしたタイミングで世の中に出ていけたのに。
出た瞬間に戻っていればまだ何とかなったのだろうか?
ああ、あの樹皮に戻りたい。
ああ、あの樹液が欲しい。
誰にも会えなかった。誰にも言えなかった。
私のこの気持ちを誰にも聞いてもらえなかった。
私がしくじった経験を、誰にも伝えられなかった。
この悔しさを、この苦しさを、虚しさを、孤独を、寂しさを・・・


伝える術もなく、伝える相手も居ない彼は全身で嘆き悲しみました。
しかし彼の足も彼の羽も心の悲しみに震えるばかりで、何も得られませんでした。
彼は薄れる視界以上に真っ黒に落ち込んだ心を抱え込んでしまいました。もう何も考えられず、藻掻く足からも何も感じられません。


彼は藻掻きます。必死で藻掻きますが、それで何を得たいのかは自分でもわかりませんでした。


あわよくば元のとおりに戻りたい、そんなありえない事を何処かで描いていたのかもしれません。
それが無理なことも彼にはわかっていました。


しかし彼はそれでも何かを探るように藻掻き続けました。


何を求めて?
それはわからない
でも何かが欲しい


彼はその気持ちだけで必死に足を動かしました。



そのとき、空を切るだけだった彼の足に何かが触りました。
その何かは彼のお腹の上に、まるで枝のように添えられました。


ああ!


彼はその瞬間に全ての足で何かを掴みました。全ての力を使ってその何かにしがみつきました。
その何かは、かつて彼が一度として触れたことのないものでした。


これまですがってきたあの樹皮なんかとはまるで違いました。
その昔に住んできたあの湿った土ともまるで違いました。


なんてやわらかくて温かいのだろう?!
足がしっかりと掴める。抜ける心配が全く無い。
風も感じるが振り落とされる気が全くしない・・・



彼はこれほど安心感に包まれたことは一度もありませんでした。


生まれた時の孤独な暗いトンネルでジッと耐え続け、やっとのことで念願の地上へ出てみたら季節を騙され誰にも会えず誰からも相手にされず、ただただ毎日力いっぱい硬い樹皮に抱きついてその苦しい気持ちを樹皮から帰ってくる痛みで誤魔化してきました。


硬い樹皮は彼の怒りを受け止めましたが、彼の孤独は癒やしませんでした。


ですが、今彼が必死にしがみついているこの何かは、しがみつくほどに彼に安心を、癒やしを与えてくれました。


彼は生まれて初めて幸福を知りました。そして悔やみました。



世界にはこんな素晴らしいものがあったのか
ならば、なんで私はそれを求めていかなかったのか
あの樹皮が硬いなら、どうして隣の木に移らなかったのか
羽が無くたって歩いていけばよかったではないか
もっと美味しい樹液もあったかもしれないのに
もっと遠くに行けば、ひょっとしたら誰かに会えたかもしれなかったのに
友達が、恋人が、理解者がいたかもしれないのに・・・





彼はなきました。


羽のないセミのなきごえは誰にも聞こえません。


ですが、しっかりとわかる人には届いたのでした。





【2つめのPOV】シリーズ 第6回


「しがみつく 」Part.2

パターンA〈ユスタシュの鏡〉


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おわり


Part.3へ続く




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