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【ジェンダーギャップ指数 #4】経済とリーダーシップにおけるジェンダーギャップ:現状と未来

こんにちは!

今回は経済とリーダーシップの分野におけるジェンダーギャップについて、現状と未来の展望を見ていきます。

ショッキングな数字もありますが、希望もあるので一緒に見ていきましょう!

※参考
グローバル・ジェンダー・ギャップ・レポート2024



労働市場の動向:数字の裏に隠れた現実


レポートが示す現状:
- グローバルな労働力参加率の格差:65.7%(女性)vs 100%(男性)
- 日本の現状:53.3%(女性)vs 71.4%(男性)

これって何を意味するの?
労働力参加率とは、15歳以上の人口のうち、実際に働いているか、積極的に仕事を探している人の割合です。つまり、日本では働く年齢の女性の約半数しか労働市場に参加していないんです。

なぜこれが問題なの?
1. 経済的自立:女性が働かないと、経済的に自立できません。
2. 人材の無駄:女性の能力が活かされていないのは、社会にとって大きな損失です。
3. 年金問題:将来の年金受給にも影響します。

企業におけるリーダーシップの状況:天井はガラス製?

レポートの衝撃的な数字:
- グローバル平均:管理職の31.7%が女性
- 日本の現状:管理職の14.6%が女性

これは何を意味するの?
日本では、10人の管理職がいたら、そのうち女性は1〜2人しかいないということです。グローバル平均でも3人程度。決定権のある立場に女性が少ないんです。

なぜこれが問題なの?
1. 多様な視点の欠如:意思決定が男性視点に偏りがち。
2. ロールモデルの不足:若い女性が目指すべき姿が見えにくい。
3. イノベーションの停滞:多様性がないと、新しいアイデアも生まれにくい。

賃金格差の問題:同じ仕事なのに、なぜ差がつく?

レポートが示す現実:
- グローバル平均:女性の賃金は男性の77%
- 日本の現状:女性の賃金は男性の66%

これは何を意味するの?
日本では、男性が100万円もらえる仕事で、女性は66万円しかもらえないということ。1年で34万円、10年で340万円の差がつくんです。

なぜこれが問題なの?
1. 経済的不平等:同じ仕事なのに、なぜ差があるの?
2. モチベーション低下:頑張っても評価されないと感じる。
3. 貧困の女性化:長期的に見ると、女性の貧困リスクが高まる。

STEM分野での女性の参画状況:理系女子、もっと増やそう!

レポートの数字:
- グローバル平均:STEM分野の労働者の28.2%が女性
- 日本の現状:理工系学部の女子学生比率は27.9%

STEM って何?
Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Mathematics(数学)の頭文字を取った言葉です。つまり、理系分野のこと。

なぜこれが重要なの?
1. 将来の仕事:AI、ロボット工学など、成長分野の多くがSTEM関連。
2. 高収入:一般的に、STEM関連の仕事は給与水準が高い。
3. イノベーション:多様な視点が技術革新を促進する。

AIと新技術におけるジェンダーバイアス:未来のバイアスを今、止める

レポートが警鐘を鳴らす:
- AI開発者の女性比率:グローバルで約22%
- 機械学習モデルに使われるデータセットの多くが男性中心

これはどういうこと?
AIの開発者の大多数が男性で、AIの学習に使うデータも男性中心。つまり、AIが「男性的な視点」を学習してしまう可能性が高いんです。

なぜこれが怖いの?
1. 採用AI:女性候補者を不当に低評価する可能性。
2. 医療AI:女性特有の症状を見逃す可能性。
3. 自動運転:女性ドライバーの行動を誤認識する可能性。

デジタルスキルにおけるジェンダーギャップ:未来の仕事に必要なスキル

レポートが示す現状:
- プログラミングスキルを持つ女性の割合:グローバルで約30%
- 日本のIT人材における女性比率:約20%

これは何を意味するの?
デジタル社会で必要とされるスキルを持つ人材の中で、女性が少ないということ。

なぜこれが問題なの?
1. 就職機会:IT関連の仕事が増えているのに、女性がその恩恵を受けられない。
2. 給与格差:IT関連の仕事は比較的給与が高いので、格差が広がる。
3. 社会のデジタル化:女性の視点が反映されにくい社会システムになる可能性。

考察:現状への厳しい目と未来への希望

これらの数字を見ると、正直「まだまだだな」という印象を受けます。特に日本の現状は厳しいものがあります。

- 「女性の社会進出が進んだ」と言いながら、実態は非正規雇用の増加だったりします。これって本当の意味での進歩と言えるでしょうか。
- 「令和の時代に何やってんの?」と言いたくなるような管理職の女性比率。この状況はマジでヤバいです。
- 同一労働同一賃金と言いながら、まだこれだけの賃金格差がある。「男女平等」を謳う企業は、まず自社の給与明細を見直すべきでは?
- 理系女子を増やすのは、単なる平等の問題ではありません。日本の競争力に関わる重大事項なんです。
- AIや新技術の開発に女性の視点が欠けているのは、未来の社会にとって大きなリスクです。多様性なくして真のイノベーションなし!
- 「文系・理系」という古い区分を捨てて、全員がデジタルスキルを身につける社会を目指すべきではないでしょうか。

しかし、悲観的になることはないとも思います。これだけ改善の余地があるということは、チャンスがたくさんあるということでもあるのです。(かなりポジティブに)

- 多様性がイノベーションを生む:異なる視点が新しいアイデアを生み出します。
- 女性の活躍が経済成長のカギに:労働力不足の解消と新たな消費市場の創出につながります。
- テクノロジーを味方につければ、古い慣習も変えられる:リモートワークやAIの活用で柔軟な働き方が可能になります。

要は、「やる気」の問題です。本気で変えようと思えば、必ず変えられます。

小さなことからでも、でもその一歩の積み重ねが、大きな変化を生み出すんです。

ですので、僕も自分の考えをせっせこ発信していこうと思います。


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