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聞け、妊活男性諸君!僕たちのコミュニケーションでは全然ダメだった!


こんにちは。妊活・不妊治療を経験した男性として、今日は少し強いメッセージをお伝えしたいと思います。

先日、妊活サプリで有名なベルタさんが興味深い調査結果を発表しました。その内容が、自分の経験と重なって胸に刺さる思いだったので記事にしたいと思います。

調査結果

この調査で明らかになったのは、「男性も妊活に協力はしているけれど、全然足りていない」という現実です。

不妊の原因の約半数は男性側にあるという事実は、もはや多くの人が知るところでしょう。しかし、それ以上に重要なのは、男性の協力の質と量が圧倒的に不足しているという点です。

自分自身への反省

正直、このデータを見て、自分自身の過去の行動を恥ずかしく思いました。妊活・不妊治療当時を振り返ると、「検査さえ受ければいい」とか「病院に行くから大丈夫でしょ」と思っていた自分がいます。

でも、それじゃあ全然足りないんです。

真のパートナーシップとは

妊活・不妊治療は、長期戦になることもあります。私たち夫婦の場合は2年弱。この期間、本当の意味での「二人三脚」が必要でした。

では、具体的に何をすべきなのか。それは、「膝を突き合わせて話す」ことです。

これは単に同じ空間にいることではありません。お互いの気持ちを本当に理解しようとする。相手の立場に立って考える。そういうコミュニケーションのことを指します。

NGな対応と、望ましい対応

例えば、こんな会話。
妻:「今日、病院で聞いてきたんだけど...」 夫:「あぁ、うん。で、結果はどうだった?」

これは、残念ながらNGです。では、どう返すべきか。

「そうか、病院に行ってきたんだね。どんな感じだった?不安なことはなかった?」

相手の気持ちに寄り添うこと。これが大切なんです。

男性の陥りやすい罠

「えっ、でも俺、ちゃんと話してるよ?」 そう思った方、要注意です。「話した気」になっているだけかもしれません。

また、男性は本能的にすぐ解決策を求めがちです。「じゃあ、次はこうしよう」「これを試してみれば?」と。

でも、時には何でもない会話、二人で未来のことをただただ話すことが大切です。例えば、「赤ちゃんが生まれたら、どんな部屋にしたい?」といった話題。こういう何気ない会話が、実は二人の絆を深めるんです。

具体的なアクションプラン

  1. 同じ知識を持つこと

  2. 同じ温度感で妊活に臨むこと

  3. パートナーと一緒に決めて、実施していくこと

女性は真剣に聞いてほしい、同じ知識を持ってほしい、同じ温度感で妊活に臨んでほしいと思っています。でも、現実はなかなかそうなっていない。ここに大きなギャップがあるのです。

5割増のコミュニケーションを

正直に言うと、今までの「普通」じゃ足りません。自分が思う5割増くらいの温度感でコミュニケーションを取る必要があります。

具体的には:

  1. 毎日10分、妊活や将来のことについて話す時間を作る

  2. パートナーの話を遮らず、最後まで聞く

  3. 「大丈夫?」「何か手伝えることある?」と、こまめに声をかける

  4. クリニックの情報や、自分で調べたことをパートナーと共有する

ただし、この情報を上から目線で伝えてはいけません。多くの場合、パートナーはすでにその情報を知っています。

さいごに

妊活・不妊治療は大変です。ストレスも溜まります。でも、二人で力を合わせれば、乗り越えられないことはありません。

今日から、パートナーとの関係を見直してみてください。「ねぇ、妊活、もっと一緒に頑張っていかない?」って声をかけてみるのはどうでしょうか。

行動こそが正義です。どんどん思いやりを持って接していきましょう。

皆さんの妊活が、より良いものになることを心から願っています。頑張りすぎず、でも諦めず、二人で一緒に歩んでいってください。


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