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心からの「聴く」で、自分もメンバーも100%のパワーが発揮できる

みなさんが最近、
嬉しいな、楽しいな、悲しいな…、
怒りでイライラした…など、
自分の中から沸き上がってくる感情を感じたのは、いつでしょうか?

どんなシーンで、感情が動きましたか?
その感情を、どのように受け止めましたか?
(もしくは見ないふりをしましたか?)

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わたしは最近、とあるコミュニティのイベント準備にて
一緒に進めるチームメンバーから
当日に無茶振りをされたことに、かちーん!と。

しかも、
「これで、私が今まで無茶振りされて
 どんな気持ちだったか、わかったでしょう?」と、言われて
(え、あなたは自分の嫌だったことを、他の人にも繰り返したいの?)
と、なんだかイライラ。いや、怒りがふつふつと…。

しかし、ふと、
なぜ私がイライラしたり、怒っているんだろう、と感じて、
自分の願い(ニーズ)につながり直してみました。

浮かんできたのは、
・提供するわたしたちがチームとして大切にされたい
(チームメンバーとして大切にしあいたい)
・参加者に、より良いものを準備して伝えたい
という願いでした。

せっかくイベントにきてくれる参加者に良い時間を過ごしてほしい。
そして、それは一緒に準備をする私だけではなくて、
同じチームメンバーとしてお互いに大切にしあうことで、
その雰囲気も参加者に伝わっていくことも大前提として大切なことです。

その願いにつながったうえで、あらためてメンバーには
「チームメンバーとして、お互い大切にしあいたいし、
イベントにきてくれる人たちにも、より良いものを準備したいんです。
だからこそ、不測の事態がわかったときには、
前日でもいいから、わかった時点で共有してほしいです。」
と、リクエストをお伝えしました。
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働くにおいて、「感情」は悪者扱いされがちです。
特に「怒り」「寂しさ」「悲しさ」「イライラ」といった、
いわゆるネガティブな感情を
職場に持ち込むな!という暗黙の了解さえ、あるように感じます。

しかし、ポジティブな感情・ネガティブな感情には
実は良いも悪いもなく、
私たちの「願い」に気づかせてくれる役割を果たしているのだ、と
思っています。

願いとは、大切にしたいことであり、ニーズとも言います。
誰もが一人ひとりそれぞれに、さまざまなニーズを持っています。

私たちは
ニーズが満たされないとき、
悲しかったり、イライラしたり、寂しかったり。

ニーズが満たされたとき、
嬉しかったり、楽しかったり、ワクワクしたり。

だからこそ、どんな感情も、
一人ひとりのニーズにつながっていることを
教えてくれているだけなのです。

しかし、その感情を
無視したり、押さえ込んだりすると
どうなるのでしょうか?

「仕事に感情を持ち込むなよ!」
「感情で話さないで、ロジカルに話してください」
という言葉は、もしかするとオフィスでよく言われるかもしれません。

これらは、感情を無視したり、押さえ込んでいるのと同じです。
こう言われたとき、あなたはどんな気持ちになりますか?

きっとムッとしたり、悲しかったり、イライラしたりするのではないでしょうか。


それこそが、あなたの中にある「受け止めること」「理解すること・されること」「コミュニケーション」などのニーズが満たされていないことの証です。


認定NPO法人STORIAは、
経済・精神的に困難の中にいる親御さんと子どもたちが
自分らしく生きられ、幸せになること(ウェルビーイング)を
心から願い、活動しています。

STORIAのパーパスは、

「人は存在しているだけで価値があり、
素晴らしい可能性を持って生まれてきている」
ということを体現していくこと

です。

このパーパスは、困難の中にいる親御さん・子どもたちにはもちろん、
今を生きているみなさん全員にお伝えしたいことでもあります。

なぜなら、私たちが生きる世界はみんなでつくっていくものであり、
決して一部の人たちだけでつくりあげるものではないと考えているからです。

誰もが自分の中にある素晴らしい可能性や、存在価値に気づき、
自分らしく生きられ、幸せになること。

これを「やさしい社会」として、
皆さん自身にも担う一員として、
社会づくりに参加していただけたら…と思い、
NPOではありますが、研修事業をおこなっています。


さて、冒頭にお話ししたように、
私たちが感情を無視したり、押さえ込んだりしていると
自分のニーズが満たされずに、悲しかったり悔しかったりイライラしたりしますよね。

そもそも、自分を無視したり、無理に押さえ込んでいる状態は、
本当に「自分らしく生きられ、幸せだ」と
言えるのでしょうか?

自分の持つパワーを100%発揮できている状態だと、
言えるのでしょうか?

きっとそうではないな、と
みなさんも心の中ではわかっているはずです。

でもきっと、頭の中では、
「そんなこと言ったってさ…」と
否定する声が聞こえているかもしれません。

くわえて、自分を無視したり、無理に押さえ込むことが
恒常化しすぎてしまい、

「感じる」ことそのものを
忘れかけている環境にいるのではないでしょうか。

誰もが本来、自らのニーズにつながり、
様々な感情を感じながら、
自分の大切なことを大切にしつつ、生きていく。

どんな感情を持ったって、
どんなニーズを持ったっていい。
だって、それがわたし自身を成り立たせるものだから。

こんなふうに思えることが、

誰もが自分の中にある素晴らしい可能性や、存在価値に気づき、
自分らしく生きられ、幸せになること。

につながる、第一歩なのだと思っています。

そこで、今回は
自分の感情とニーズを
じっくりと「聴いてもらう」、
公開体験セッションを
実施いたします!

自分の感情とニーズを
じっくりと「聴いてもらう」ことを、
”共感サークル”と呼んでいます。

共感サークルではペアになって、
1人が最近あった嬉しかったこと、悲しかったことなど
自分の感情が動いた瞬間について数分でお話しします。

聞いていたもう一人はそのお話に対して、
「〜〜というふうに感じたのかな?」
「〜〜を大切にしていたのかな?」
と、その方の感情やニーズを
そっと差し出していきます。

話している方自身も、
自分の感情やニーズにつながりつつ、
自分以外から差し出された言葉によって、
新たな自分に気づくことも多いのです。

自分を無視したり、無理に押さえ込むことが
恒常化しすぎてしまい、
「感じる」ことそのものを忘れかけていると、

自分で「感じよう」「ニーズにつながろう」と思っても、
ひとりきりで体感するのは、難しかったりもします。
(これまでの押さえ込む癖なんかもあったりしますし)

そんなときは、誰かに聞いてもらうのが一番です!

私たちSTORIAでは、朝のチェックインから、
日々のお互いの感情・ニーズを聞き合う中で
相手を受け止める姿勢を大切にしています。

そこで、公開体験セッションでは、
参加いただいたみなさまに、
STORIAの一員になったかのような
・チェックイン
・共感サークル
を、実際に体験していただき、
ご自身の感情・ニーズにつながることを
体感していただきます♪

そして、「公開」としているのにも
実は大切な意味があります。

ふつうはこのようなオンラインイベントでは、
ブレイクアウトルームなどにわかれて、
それぞれのチームで話し合うことも多いですよね。

しかし、私たちは、
みんなで場や社会をつくっていけたらと思います。

誰かの発言は、またほかの誰かにとっての
学びにもなります。
自分自身にはその意図がなかったとしても、
誰かにとっての気づきになることで、
自らのパワーにも気づいていただけたらと思います。

私たちは、子どもたちに愛を渡しているようで、
私たちが受け取ることもしばしばです。

それと同じく、このようなイベントでは
お互いが学び合い、気づきあい、
影響しあう関係性であることも
体感いただけたらと思います。


イベント詳細

心からの「聴く」で、自分もメンバーの100%のパワーが発揮できる♪
自分の感情とニーズをじっくりと「聴いてもらう」公開体験セッション

日時:
7/17(水)20:00−21:30
7/23(火)20:00−21:30
*連続イベントではございません。
両日とも内容は同じですので、
いずれかご都合よい日程にてご参加ください。

場所:
オンライン(zoom)

イベントスケジュール:
はじめに・イベントへの想い(5分)
参加者みんなでチェックイン(10分)
共感サークル・デモンストレーション(15分)
共感サークル・心からの「聴く」を公開体験(40分)
チェックアウト(10分)

参加費:無料

定員:各回5名

イベントに参加いただきたい方:
*企業・団体に所属している社会人向けのイベントです。
・本イベントの学びをまわりにも渡したいと思う方
・自分含めたチームメンバーのパワーをさらに発揮したい!と思う方
・STORIAの想いやあり方に共感し、一緒に体現したいと思う方
・自分の感情とニーズにつながり、チームにも広げて行きたい方
・自社・自団体のメンバーをもっと主体的にしていきたい人事関連の方

お申し込みは以下リンク先のPeatixより、お願いいたします!

みなさんとお会いできるのを、楽しみにしております!

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