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今どんな気持ち?と自分に問うこと


あっという間にゴールデンウィークが終わり、気が付くと「仙台青葉まつり」まであと1週間となり、定禅寺通りの欅の葉もだいぶ青々としてきました。
皆さまいかがお過ごしでしょうか。
 
STORIAのスタッフの間では、ここ2年以上続けていることがあります。
 
それは、「朝のチェックイン」です。
その時の気持ちや体調、ほしいサポート、その他何でもシェアしたいことを一人ずつ話していきます。
 
「ちょっと目が疲れています」
「ゆうべあまりよく眠れなくて」
「今日は結構元気です」
「少し焦っています」
「ちょっと凹んでいます」
「推し活から力をもらいエネルギーが満ちています」
「こんなうれしいことがありました」
「こんな体験をしました」
等々・・・話す内容は自由です。
 
このチェックインを通して、あることに気が付きました。
それは、チェックインには色々な効能のようなものがあるということです。
 
まず、シンプルに
〇お互いの体調や心の状態を知ることができる
ということです。
 
また、何気なく1日が始まるのではなく、お互いに話をしたり聞いたりし合うことで、
〇場の空気が温まる
のを感じます。
 
そして、お互いの趣味趣向、考え方等を知ることができ
〇お互いのことを理解することに役立つ
ようにも感じています。
 
その他、
〇お互いに諸々刺激を受け合う
こともよくあります。
 
〇自分の状態(気持ちや身体)に意識を向けられるようになる
〇自分と違う他者を感じる
〇自分の気持ちや状態をアウトプットする練習になる

等々にも役立っていると感じます。
 
そして、結果どうなっているかというと
〇チームワークが高まる
ことにもつながっているように感じます。
 

人に向き合う仕事をしていると、
自分自身を整えること、自分自身が満たされていることがとても大切だと感じます。
 
「人に向き合う前に、まず自分に向き合うこと」
「自分が自分であること」
がより大切、大前提とも言えるかもしれません。

とはいえ、その肝心な「自分とは」がよく分かっている人は、実は世の中にそう多くないかも知れませんね。だからこそ様々な手法で自分自身に向き合っている人が多いのだと思います。
 
また、自分に余裕がなければ人を助けることなど出来ません。
(溺れかけている人には他の溺れそうな人を助けることが出来ません。共に沈むだけです。)
 
そんなわけでSTORIAのスタッフにとって「自分自身に向き合うこと」は必須とも言えるかもしれません。
 
まずは自分の状態を知ること、自分という人間を知ること、
自分を客観視することはひいてはチームや組織を俯瞰することにもつながるかと思います。
 
ここ2年間の間、STORIAでは「組織開発」「NVC~Nonviolent Communication=非暴力コミュニケーション~」等を取り入れてきました。
 
その都度、団体としてどうありたいか、何を大切にしていきたいか、を話し合う前に、一人一人が常に「どうありたいか」を自身に問うたり、チームの一人一人が何を大切にしたいのかをお互いに確認し合ったりしてきました。
 
長年自分のことよりも他者を優先することに慣れてきたスタッフが多い私たちにとって、「今どんな気持ち?」と自分に問いかけ、感じることは、日々、自分を知るための、自分に向き合う第一歩なのかも知れないと思ったりします。
 


定禅寺通りの欅


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