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NPO・STORIAの研修:自分らしく生きられ、幸せになることを願って

こんにちは、認定NPO法人STORIA(ストーリア)
スタッフのまきちゃんです。


STORIAは、
経済・精神的に困難の中にいる親御さんと子どもたちが
自分らしく生きられ、幸せになること(ウェルビーイング)を
心から願い、活動しています。


本日はわたしたちSTORIAが実施している
「研修事業」について、お話ししたいと思います♪

NPOが研修をする理由

NPOが研修をするの…?と
びっくりするかと思われます。

一般的なイメージでは、
研修専門会社が研修をする、
と思いますよね。

実はNPOの役割には、
・社会課題の解決 
だけではなく、

・「よりよい社会を目指す」ための啓発活動 
もあります!

STORIAは、「よりよい社会を目指す」ためにも、
NPOでありながら研修事業をやりたい!と思い、
2023年から実施しています♪

STORIAでは、よりよい社会を
「やさしい社会」とより具体的な言葉で
表現したいと思います。

STORIAの目指す「やさしい社会」とは?

では、STORIAの目指す「やさしい社会」は、
どんなイメージなのかというと・・・。

STORIAは、困難を抱えるお子さん・親御さんが
自分らしく生きられ、幸せになること(ウェルビーイング)を
心から願い、活動しています。

自分らしく生きられ、幸せになること(ウェルビーイング)は、
寄り添うわたしたちSTORIAスタッフ、
そして今を生きるみなさまも
同じようにありたい姿ではないでしょうか。

だからこそ、一人ひとりが
自分らしく生きられ、幸せになること(ウェルビーイング)を
少しづつだとしても広げていきたい。

その想いから、私たちはNPOですが
「自分らしく生きられ、幸せになること」
=「やさしい社会」につながる研修を
外部に向けて提供したく、研修事業を実施しています。

どんな研修を実施するの?

大きくわけて2つの内容をご用意しております!

①社会課題の解決に向けた、理解と構造化
…実際の日本の貧困に関わるデータやケースに触れ、
貧困の連鎖がどのように起こり、どのような構造になっているのか。

それに対してSTORIAがどのようにアプローチしているのかを
ワークショップに参加する全員で一緒に考えていきます。

SDGsについての理解を深めたい方や、
社会課題を構造化して本質を捉えたい方に、
おすすめです。

実際にこのワークショップに参加した方からは、
このようなメッセージをいただきました。

「1人でも多くの人にこの現状を知ってもらいたいと思いますし、
自分も何らかの形で出来る範囲でこの活動をサポートしたいと思いました」

「ストーリーに出てくるお子さんは、「受け止めてくれる人がいる」という経験をずっと財産にしていくと思います」

「皆さんで、温かい、発言をしやすい場づくりに努めていらっしゃるのが印象的で、子ども達の居場所づくりもこの様に丁寧にされているのだろうなと感じました」

ワークショップ参加者より

②「よりよい社会を目指す」ための啓発活動

一人ひとりが自分らしく生きられ、
幸せになること(ウェルビーイング)を願って、
自分らしくありのままでいられる研修や、
思考と感情にフォーカスして変革を促す組織開発研修、
STORIA内で実施するスタッフ向け研修を
クライアント様の要望にあわせてアレンジしながらご用意しています。

クライアントの課題に寄り添うところから始め、
課題設定から解決に向けた研修のご提案まで、
すべてオーダーメイドで研修を設計いたします。

STORIA内で実施するスタッフ向け研修

お子さん・親御さんに寄り添うにあたり、
まずはわたしたちSTORIAスタッフが、
自分らしく生きられ、幸せになること。

当たり前のようで、実現できている組織は
なかなか多くないのではないでしょうか。
そのため、STORIAではいろいろなスタッフ研修を実施しています。

2022年には自己紹介から一人ひとりのパーパスまでを
対話し、お互いに受け止め合うワークショップを実施しました。

これはスタッフだけではなく、
プロボノさん(本業で培ったスキルを活かして関わる)、
ボランティアさんを含めて広く実施しました。

森の中にある素敵な場所をお借りしてワークショップを実施しました!

普段一緒に働いているメンバーが、
どんな経験をしてきて、
なにが得意で、
大切にしていることはなにか。

日々の業務ではなかなかゆっくりと触れることのない、
その人らしさ、そしてSTORIAに関わる理由を対話を通じて知っていきます。

なるほど、そういう想いだったんだね。
こういう価値観を大切にしているんだね。

一人ひとりの大切にしていることと、
STORIAの大切にしていること。
重なり合うところをあらためて味わいながら、
自分自身とのつながり、
チームとしてのつながりを深めていきました。

3回に分けてワークショップを実施し、
そのつながりが深まるごとに
雰囲気がもっとあたたかくなっていき、
みんなも笑顔で嬉しそうでした。

こちらの研修について、STORIAの広報(番長)も
想いを綴ってくれました!
あついカートが伝わる文章、ぜひご一読ください♪


2023年には「NVC」の読書会を実施しました。
居場所で子どもたちと関わるスタッフ、
事務所で親御さんの相談を受けるスタッフ、
全員で毎週1章づつ読んできた内容について
感じたことを共有し合います。

NVCとは、Non-Violent-Communicationの略称です。
NVCは関係性を修復するコミュニケーションです。

私たちの感情の先には、願い(ニーズ)が必ずあります。
まずは自分とつながることから始めます。
自分も自分の願いに気づいていないのですが、
気づくと自分と仲良くなれ、他者との関係性も進んでいきます。

自分自身そして他者、社会との関係性を修復していきながら、
対立の関係を回復できるコミュニケーションがNVCです。

もっと自分、他者、社会とつながっていきたい。
団体の中でありのままに感じたことを話せて、
お互いを尊重し合える関係性を大切にしたい。

スタッフやボランティアさんふくめ、
子どもたちも同じように生きていけたらいいなと願い、
この読書会を実施しました。

読書会をするたび、スタッフひとりひとりが
じっくりと自分とつながっていく様子が感じられました。

今まで誰にも話したことのない自分の感覚や、
本を読んでいたく共感した部分を話すのは、
とても勇気がいることです。

何を言っても大丈夫、の空気感の中で、
一緒に働いているだけではわからなかった、
みんなの「大切にしたいこと」が見えてきて、
関係性がより深まったように感じました。

加えて月1度はNVCのワークショップを実施し、
実際の仕事や日々のコミュニケーションにおいて、
どんなふうに活用できるか、を体験しました。

あらためて、自分自身に共感すること、
それによって自分の大切なことにつながること。
どんなふうに一緒に働く仲間へリクエストを差し出し、
自分自身の大切にしたいことを伝えていくのか。

時には発生する対立はどんな構造になっていて、
自分自身には事実をどのように解釈する癖があるのか。

たとえ一度つながりが途切れたとしても、
つい間違えてしまったとしても、
つながりをつくり続けることを
諦めずに紡いでいきたい。

少しづつ、時間をかけながら、
自分の中の「大切なこと」につながり、
他者の「大切なこと」にもつながっていく。

「大切なこと」につながったとき、
きっと誰もが心の中にじんわりとしたあたたかさを
感じるのだと思います。

そのあたたかさを、自分自身と、
そして周りの大切な人たちと分かち合いながら、
「あなたはひとりじゃないよ」のメッセージを
届けていきたい。

この読書会やワークショップを通じて得られた体験を、
またそれぞれの現場で子どもたちや親御さんに渡していきたい。

そして、私たちが感じて体験したことを、
多くの皆様に届けて渡し、
誰もが自分らしく生きられ、幸せになること。

「自分らしく生きられ、幸せになること」
=「やさしい社会」につながっていくこと。

自分らしく生きることで、
一人ひとりが持っている可能性は
存分に拓かれていくと信じています。

私たちと一緒に、
「やさしい社会」をつくりたいみなさまから、
ぜひ研修のご相談をお待ちしております♪

⭐︎noteの内容を、音声でもお届けしております!
はじめての音声配信でドキドキしておりますが、
聞いていただけますと嬉しいです!!

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