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本質的なことが好きな人が集まっています

STORIAは割と研修の多い組織だと思う。

いわゆる誰のために何のためにやっているのかがよく分からない、ぼんやりした研修ではなく、中身のある研修しかやっていないと感じている。
 
(自画自賛、仲間自慢みたいになってしまうかもしれないが、「それって何の意味があるんですか?」とツッコミを入れたくなるような「やってます」感はもはやいらないと感じている人が多いと思われる、本質的なことが大好きな人が集まっている集団だと思っている。)
 

私はSTORIAの研修やワークショップで何度か(何度も)泣いている。
思い起こすと涙がホロリ、することが度々あった。
 
2022年秋から数回に渡り、「組織開発」のワークショップがあった。
 

STORIAは2016年に仙台市内で1カ所の子どもの居場所からスタートした団体。
スタッフ数も徐々に増え、事業内容も今や多岐に渡っている。
とはいえ、ただただ事業の規模を大きくさせることを目標にやってきた訳ではない。
求められる方向へ着実に枝葉を伸ばすような感じで現在に至る。

 
組織開発のワークショップでは、スタッフ、プロボノさんが一堂に会し、自己紹介から始まり、STORIAの現在地をお互いに確かめ合う作業にまず取り組んだ。
 
その日の終わり、振り返りの時、私は泣いていた。
思い出すと今でも涙が出そうになる。
あの時、私は涙が出てきてうまく話せなかった。

STORIAという団体が立ち上がってから、ワークショップ当日至るまでの間に、様々なドラマや出来事があったことを知っているから余計に感極まったのかも知れない。

それと、あの場への安心感、信頼感があったのだと思う。


以下、当日のコメントが残っていたのでご紹介したい。
 
~2022年9月・組織開発ワークショップでの振り返りでのひとコマ~

今、とても暖かい気持ちでいる。居場所からスタートしたストーリアの活動が、今日みたいな形になり、現在地を確認することができて、嬉しく、感動が込み上げてきた気持ち。
居場所、相談支援、ヴィジョンブックに共通しているのは、自分がどうありたいかを問い続けていることだと感じた。
ここに集まっている人が愛を渡す人という表現があったが、自分自身もそうなれるよう、ストーリアの一員として愛を渡せるような人になりたい。
 
→(伴走者の方からのフィードバック)すごくうれしい気持ちになった。私たちの年代になると、自分の気持ちを率直に話すことってすごく勇気がいる。賢そうに喋らないととか、肩書と自分と切り分けなきゃとか、バカにされないようにとか、見くびられないようにとか、カッコつけて話したりとか思ってしまうが、すごくパワフルな〇ちゃんのお話を聞けた。人間の心は人間の心でしか動かせないというのを改めて感じ、今日来てよかったと思った。

 


全3回に渡るワークショップに、遠くからわざわざ駆けつけてくださったプロボノさんや、忙しいお仕事や子育ての合間を縫って、オンラインで参加してくださったプロボノさんなどもたくさんいて、それだけでもう有難さでいっぱいだった(有難さは現在も継続中)。
 
本当にたくさんの方がSTORIAという団体に心を寄せてくださっていて、有難い。
何とお礼をお伝えしてよいか分からないほど。
 

我々は、常に本質的なことにこだわっている、と思う。
ある意味ストイックかも知れない。
愛は犠牲的なものでもなければ、限定的なものでもないと思う。

愛のまなざしを自分自身にも、関わる全ての人(子どもたち、親御さんたち、ご寄付者、ボランティアさん、プロボノさん、スタッフ、関係機関の方々)にも、広く向けていけたら、と思っている。


とある日の夕空


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