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空(くう)を体得する

仏教で

「すべては空(くう)である。」

という教えがあります。

これを会得することは容易ではなく
体得するまで、
長い道のりのように思えます。
そこからどう進むのか
そこまで切り拓いて感じ
見えた時は
爽快な気分になります。

なぜなら

全ての物事は
会得して、体得することで
人生はより良い方向へ進んでいくからです。

これを登山で例えると
自分を変えたいという思いに対して
富士山に登ることを決めた時
それは会得したことになります。
自分を変えるために必要な行動として登山を選び
その山は日本一の富士山であると思えたその感覚が
自分にとって必要な場所を選べたことで
会得になります。

そしてそれを体験を通して得ること
8合目からはきつい登山になり
挫けそうな時間を精神的・体力的に乗り越え
頂上で晴天の景色を得た時
これまでにない感情・達成感を味わうでしょう。
その時に「私は○○として生きていく!」と決められた時に
自分を変えたいという思いを体得したことになります。
もしこの時に、新たな気持ちが芽生えない場合は
まだまだ高い標高の世界の登山が必要か
もしくは
登山中に自分自身と向き合えていない
ということになります。
それは会得は出来たものの、体得するまでの道のりで
出来ていないことがある、ということです。


話を元に戻し、

全ては空である

人は自分自身に素直に生きることで
豊かに生きられます。
ありのままに生きるチカラをつくること

困難なのは、この物質界には
あらゆる感情・欲望がたくさん溢れています。
それらに巻き込まれないこと・引っ張られないこと
心も思いも考えも全て、誰にも何にも影響されないこと
です。
心を正し、純粋にキレイに生きていく
ありのままに生きていくとは
そういうことだと思います。

空とは、
そこにあるようで、ない

自分にくっつくあらゆるもの
いつまでも引きづること・考えてしまうことの中には
要らないものがほとんど
つまりは
気のせい
というのがシンプルで
分かりやすい伝え方なのかな、と思います。

どこまで自覚して物事に取り組み
決断し、進めていくか
意志の強さ・思いのチカラが必要なのだと
体感して分かりました。

決めたことがちゃんと決められたものの時は
一本筋が通ったように真っすぐな強さが心に感じます。
不安や心配は一切なく、青空の中に飛行機雲のように
一本の道が通った感じです。
それがきちんと神々に通じたかは
腑に落ちるように心が落ち着きます。
「受理されましたか?これで合っていますか?」
という確認はいらないほど、「これで大丈夫だ。」
というような落ち着き方です。

あとは
「これが勘違いでなければ良いのですが・・。」
という程度でしょうか。


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