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広告のあり方が変わるかもしれない

先日友人が携帯ショップに行ったときに、若い店員が「最近のテレビやネットの広告って、クオリティー落ちてますよね」って言ってたそうです。
それ聞いて、素人がそう思うのであれば、相当やばいよねって話で盛り上がったんですよ 笑

やはり昔の広告とはテイストも変わってきているし、きっと制作する側も迷いがあって、かなり試行錯誤してるんだろうな〜っていうのが見えるし、ここも時代の変化が大きく影響していることがわかります。
いかにも!というプロが制作した広告より、素人っぽさが垣間見えるものをクライアントが求めたりもするし、今までの広告のプロはきっとやりにくいでしょう。

さらにこれから先どうなるかを予測すると、懸命に広告を打っている企業ほどヤバい(信頼がない)企業だという評価になる気がします。
広告を打たなければならないほど知られていない、もしくはそうでもしないと誰も気づいてくれない会社、みたいなイメージです。

SNSで高く評価されている商品やサービスは、ある程度の信用を得ることができていますが、もしSNSで誰も拾ってくれないとしたら、自らが広告を打つしか手段がありません。
マスメディアが主流だった時代は広告が有効でしたが、今は一方的に情報を流しても、カスリもしないということが起きています。

それは自分が求めているものは、検索かけたりして自分で探すということが主流になったからです。こちらから見つけにいくことができるのに、一方的に送りつけられても興味を持てないのは当然です。
たまたま広告によって知った商品があっても、検索かけてその商品の評価を調べるしね。

ウチにはテレビがないので、テレビCMのことには疎いのですが、最近のネット広告は「集客する方法」「借金の減らし方」や、「私があなたを儲けさせます!」的なものがほとんどです。
あとは昔ながらのテレビCMのテイストを受け継いだものですが、正直伝えたいことのポイントがズレてきている気がしてなりません。

まぁそういうものを求めている人もいるかもですが、最初に書いたように、素人さんに「クオリティー落ちてますよね」って言われてもしょうがないのかなって思います。
まぁ広告を打つより、インフルエンサーに取り上げてもらったほうがよっぽど波及効果がありますしね。

これは広告に限らずですが、信用を得るってことが大事です。
要は本物だってことを知ってもらうということ。
外側をいくら飾ったところで、中身が薄いとすぐにバレるし、本物しか残っていけない時代になったということができます。

過剰な演出や多少盛ってもOKだったのは昔の話。
信用を得ることができなければ先はありません。
マスメディアからインターネットに移行したことで、今までの常識が通用しなくなったことはたくさんありますが、時代が大きく変わったのだということが、現実として目に見える形になってきたことを痛感しますね。


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