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興味や関心が持てることを掘り下げると金脈が見つかる

興味や関心が持てないことに一生懸命取り組んでも、身につかないしすぐ忘れるじゃないですか。
学生時代に勉強したことのほとんどは忘れてしまうけど、その中でも自分が興味を持ったこと、関心があったことは今でも覚えてますよね。

僕自身の体験でいうと、ずっと音楽の仕事をしてきたわりには、聴いてた音楽にはかなり偏りがあって、ロックはほとんど聴いてないんです。
これは今までも書いてきたので繰り返しになりますが、昔は若者の音楽=ロックみたいな時代だったので、友人からも「え!?これ知らないの」とか、「これ絶対聴いたほうがいい!」とレコードやカセットテープ(時代やな〜 笑)を渡されても、やっぱり聴けなかったんですよ。

同世代ならみんな聴いていただろうと思われるような、ローリング・ストーンズ、レッド・ツェッペリン、エリック・クラプトン、ジャニス・ジョプリンなど、ほとんど聴いたことがありません。
聴いても耳に届かないというか、心に響かないんですよ。
世界的に素晴らしいアーティストであることは間違いないんですけど。

それだけ偏っていたのにも関わらず、音楽を仕事にすることができたのは、好きな曲やジャンル、アーティストをとことん聴き込んだことで、たくさんの情報を得ることができたし、大事なことを学んでこれたのです。

キーワードとして好きなこと、興味を持てること、関心があることというのは、自分そのものなので、損得を考えたり努力をしなくても、掘り下げていくことができます。それ自体が楽しいからです。

だからといって、自分が興味や関心を持てないことを一切やらなくていいということではありませんよ。
最初は好きでなくても、ある瞬間から「あれ?これって面白いかも」ってなることもあるし、いくら頑張ろうとしても、結局力が入らないし身につかなかったという経験も大事です。

昔は不得意なことを克服することが成長につながると考えられていましたが、今はやりたいこと、好きなこと、興味や関心が持てることがあるなら、とことん取り組んでいくことが、自己表現でもあるしその人が一番輝ける場所なんです。そしてそれが仕事になる確率も非常に高いです。

自分が好きなことは人に知って欲しいし、教えたいし、一緒にやって欲しいものだし、またそれを語るときには熱量ハンパないんです。
だから伝わるし、受け取る側もそのエネルギーにやられるんです(笑)

だから興味や関心が持てることを掘り下げましょう。
それは努力とは無縁だし、自分の中から無限のネネルギーが湧き出てきます。「〜だからできない」という理由を探すのはやめて、とにかくやってみる、試してみるってことでいいですよ。
まずやってみること。それが自分を大切に扱うことでもありますからね。


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