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自然の中で暮らすと繋がりやすい

都内での生活が一番長かったのですが、都心は子育てには向かないという思いがあって、2003年に藤沢市の江ノ島の近くに引っ越しました。
母親が倒れたことで急遽2年ほど埼玉県川越市に住んだのちに、再度藤沢市に戻り、北海道に移住するまではずっと湘南にいました。

都内から藤沢に引っ越したときにも感じていましたが、自然が多い場所に住んでいると五感が冴えます。
そして現在は森の中で暮らしているので、自分と向き合ったり瞑想したりするのには最高の環境です。

中学生の頃から引っ越しが多い家庭だったので、都会も田舎も両方経験できたことはよかったし、それぞれのいいところと難しいところを知れたことは、今もとても役に立っています。

昔は都会暮らしがオシャレで流行の先端なイメージがありましたが、それはメディアが仕掛けたことであって、本来は自然と共に暮らすのが人間らしいと思っています。
なぜなら自然の中にいたほうが直感やインスピレーションを受け取りやすいし、アスファルトで閉ざされた都会よりも、地面からたくさん自然の氣を受け取れるし、風の音や鳥の声を聞くだけで癒されます。

田舎暮らしを考えている人が増えていて、今後は都会中心の社会は終わっていくだろうし、地方に人が分散し、それぞれの街の個性や特徴をアピールするようになるでしょう。
人々はより人間らしい暮らしを求めるようになるので、都会暮らしに憧れる人も次第に減っていくと思います。

移住してからよく空を見上げるようになりました。
雲の形や流れを見ているのも面白いし、特に晴れている日は空の青、雲の白、木々の緑のコントラストが美しいし、太陽の光を浴びてキラキラしているのを見ているだけで幸せな気持ちになります。
夜は夜で月の明るさや星の多さに感動するし、季節によって空気の匂いが変わるので、それだけで四季を感じるし楽しめます。

自分的には移住したことでのメリットのほうが大きすぎて、また都会に戻ろうとは思いません。
自然を感じ自然と共に生きるのは、とても人間らしいと感じるからです。
都会は土の匂いを感じることもなく、出かければ人混みとクルマの排気ガスで頭がクラクラするので、住む場所ではないと行くたびに思います。

環境は自分で選べます。
何を優先するかは人それぞれですけど、個人的には自分とつながり宇宙と一体化しやすい環境を選択しました。
人間が多いだけでいろんなものを受け取ってしまうし、とにかく都会は広告だらけで目も休まらないし、街のあちこちで音楽が流れうるさく感じます。
住んでいた時には感じなかったですけどね。

YouTubeに波の音や雨の音、焚き火の音などの自然音がアップされていて、昔はぼんやり眺めたりしていましたが、今は生音で聴けるのでその必要もなくなりました。
特に木々の葉が擦れて出る風の音や、あちこちで鳴いている鳥の声を聞くだけで癒されるのはありがたいです。

五感が冴えるしそれ以上の第六感も敏感になっているのもわかります。
それが当たり前になってしまったので、それを失うことのほうが嫌なのかもしれませんね。
もともとが感覚人間なので、自然から受け取れるものの偉大さを知った以上、もう戻れないと強く感じます。



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