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アイデアの種から国際的な輝きへ—『Seed-Link-Grow/Glow』が描く、新たな社会貢献の形

こんにちはSteveです。

4月を迎え、チャレンジしたいことに挑戦し、うまくいかなければやめる、というスタンスで取り組んでいます。
これまでは数年前の自分を対象に、マーケティングやエッセイ的な要素を含んだ記事を書いてきましたが、英語の記事や学生とやってみたい事も追加で思いついたら書いていこうと思います。

昨日の学生向けのコンテンツもいろな人にみてもらっているようで、本当にありがたいですし拡散していただき、それによって興味を持ってくれる学生が何人か集まればこれ以上の幸せはないと思っています。

今日は昨日に続いて学生向けのコンテンツですが、昨日のものより難易度が高く、様々なスキルが必要になりますが、逆に失いものはないので、チャレンジ精神にあふれる学生なら、ぜひ挑戦してみてほしいと思います。


Seed-Link-Grow/Glow: フィリピンと日本の絆イメージ

Seed-Link-Grow/Glow: フィリピンと日本の絆

コンテンツ企画書:「Seed-Link-Grow/Glow: フィリピンと日本の絆」
プロジェクト名:「夏休みを活用した学生のための社会貢献型インターンシッププログラム」

概要:

Seed-Link-Grow/Glow: フィリピンと日本の絆」という本プログラムは、学生たちが夏休みを活用してフィリピンの児童養護施設でボランティア活動を展開し、その過程で施設の具体的なニーズを把握し、持続可能な改善策を策定します。プログラムを通じて、学生たちはビジネススキルを磨きながら、社会問題への理解と解決に向けて実践的な取り組みを行います。また、活動の全過程をSNSで共有することで、プログラムに対する公開性と透明性を確保し、最終的な成果発表会へと繋がるファンベースを形成していきます。この独特なアプローチにより、社会貢献の重要性を広めるとともに、参加学生たちの個人的な成長と企業との連携を促進します。

※フィリピンにあるNPO団体の役員をやっており、そこは児童養護施設、ディケアー、小学校を運営しており、これらのプランはそこでの対応可能です。

「Seed-Link-Grow/Glow」は、フィリピンでアイデアの「種(Seed)」を蒔き、それを企業と「繋ぐ(Link)」ことで「育て(Grow)」、そうして学生たちが「輝く(Glow)」という意味が込められています。

フェーズ1: 事前準備

現地の情報収集を事前に行い、フィリピンの状況をある程度理解します。大枠の方向性を設定し、現地での聞き取りや観察ポイントを決めます。この段階での情報は、現地での活動方針を決定する基準となりますが、実際に現地の状況と異なる場合は計画の変更も可能です。さらに、現地の子供たちとの交流を深めるため、楽しく遊べるアクティビティも事前に計画します。

フェーズ2: 現地体験

学生たちはフィリピンの児童養護施設で1週間ボランティアを行い、ニーズをさらに詳しく把握します。毎晩、その日の活動を振り返り、次の日の計画を立てるためのミーティングを実施します。
実際に子供たちと過ごし、彼らが通う学校を訪れることで文化交流を深めます。言語の壁はありますが、基本的な英語能力があればコミュニケーションは可能です。

フェーズ3: ビジネスワークショップ(サンプル企画あり)

帰国後、学生たちは現地での体験を基に、支援を求めるべき企業の分野を特定します。このプロセスでは、具体的なニーズに基づいて、最も効果的な支援を提供できる企業や業界を選定します。提案の準備段階では、企業に対してどのようにアプローチするか、どのようなベネフィットを提示できるかについて戦略を練ります。この段階では、企業が社会貢献活動を通じて得られる具体的な利益(ブランドイメージの向上、顧客基盤の拡大など)を明確に示すことが重要です。

フェーズ3: ビジネスワークショップのサンプル企画
1. 中古家具屋さんへの提案:
   - プロジェクト名: 「Comfort Space Project」
   - 内容: フィリピンの児童養護施設に、勉強用のデスクや椅子、本棚など、学習環境向上に必要な家具を提供するプロジェクト。企業が支店を通じて、現地の施設に適した中古家具を選定し、寄付する。
   - 目的: 教育環境の改善と子どもたちの学習意欲の向上。
   - 企業のメリット: 地域社会への貢献活動としてCSR報告に掲載可能。再利用を通じたサステナビリティの実践としてブランドイメージ向上。

2. インターネット検閲ソフトウェア会社への提案
   - プロジェクト名: 「SafeNet for Kids」
   - 内容: インターネットの安全な使用を支援するため、暴力や不適切なコンテンツを検閲するソフトウェアを児童養護施設に無料で提供。施設のPCやネットワーク環境に合わせたカスタマイズサービスも提案。
   - 目的: 児童が安全にインターネットを利用できる環境の提供。
   - 企業のメリット: 社会への安全なインターネット環境提供に貢献。製品の社会的価値を証明し、企業の社会的責任を強調。

3. 子ども向け教育プログラム提供企業への提案:
   - プロジェクト名: 「Learning Bridge Program」
   - 内容: 教育コンテンツを提供する企業に対し、児童養護施設向けにカスタマイズされた教材やオンライン学習プログラムを提供してもらう。特にSTEM教育や言語学習に焦点を当てる。
   - 目的: 教育の機会拡大と児童の将来のキャリア機会の向上。
   - 企業のメリット: 教育の機会均等への貢献と、製品の教育現場での有用性の実証。

フェーズ4: 企業提案

企業から即座にフィードバックやサポートが得られない可能性も考えておきます。しかし、提案が受け入れられなかった場合でも、その理由を分析し、学びとして今後にいかす。

再訪問(任意):
クリスマスまたは年末年始に施設を再訪し、提案した案を実装する。すでに実装できているものは効果を確認する。

成果発表会:
オンラインでプロジェクトの成果を公開し、次年度プログラムへの興味を持つ学生を募集します。Peatixなどを利用して無料でアクセスでき、オンデマンドで視聴可能にします。

成果発表会でのスポンサード:
新卒者を探している企業からスポンサーを募る。期限内の視聴回数や実際のそこから企業の求人ページに飛んだ人数に応じてスポンサー額が変わる。

得た収益はフィリピンの児童養護施設への寄付に充てます。

このプログラムは、一つのイベントで複数の利益を生み出すことを目指しています。

期待される成果

- 学生たちの成長: 学生たちは、フィリピンでのボランティア体験を通じて、グローバルな視野と深い社会意識を養います。また、企業提案やSNSを活用した情報発信を経験することで、ビジネススキルとデジタルコミュニケーション能力を高めます。
  
- 児童養護施設への実質的な貢献: 学生たちのボランティア活動と、企業からの支援により、児童養護施設の環境改善と子どもたちの福祉向上が実現します。具体的な改善策が現地で実施されることで、施設の持続可能な発展に貢献します。

- 企業の社会的役割の強化: 企業は本プログラムへの参加を通じて、社会貢献活動を具体化し、その取り組みを通してブランドイメージを向上させます。また、SNSでの活動共有と成果発表会への参加は、企業のPR活動としても機能し、幅広い層に対する認知度の向上を図ります。

- 次世代リーダーの育成: プログラムは、社会問題に対する意識と解決能力を備えた次世代のリーダーを育成します。さらに、成果発表会での企業との接触は、学生にとって新卒者としての魅力的な就職機会の提供にもつながります。

本プログラムは、学生にとっての貴重な学習機会の提供、児童養護施設への具体的な支援、企業のCSR活動の展開という三方良しの社会貢献活動を実現します。プログラムを通じて、参加者全員が共感し、行動する社会意識を高めることが期待されます。

さいごに

以前から、様々なアイデアを考えており、今回それらを一つにまとめてみました。実際に今回は学生向けのコンテンツにしましたが、企業のチームビルディングプログラムとしても応用できます。

企業が資金を提供して学生を選出し、フィリピンへ無償で連れていくというのも、会社にとって話題性があり面白い企画になると思います。

そうでなければ、参加する場所にもよりますが、初回の渡航費用は約15万円程度になるかもしれません。

これを仕事にできれば、自分の望む学生向けコンテンツと児童養護施設の支援、両方を叶えることができるのですが。

普段から妄想することが多いおかげで、さまざまなアイディアが浮かびます。新しいアイディアが思いついたら、また書き記していきたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。


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