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”かわいく”歳をとる

夢のひとつが「かわいいおばあちゃんになる」こと。
見た目というよりは、ひとりよがりになったり若者の声に耳を傾けられなくなったりしないようにしたいなあ、と思っている。特に最近、新しいものがどんどん出てくるから、私たちのおじいちゃんおばあちゃん世代はアンテナを張り続けるのが本当に大変だと思う。

そんな中、素敵な方に出会った。シリコンバレーで某大学のカリフォルニアオフィス代表をされている方。80歳を越えていらっしゃるとのこと。

そもそも、その年齢には見えないのだが、考え方も若々しい。
日本の学校では「教わったことが当然正しい」「与えられた課題を淡々とこなし、記憶力の”良い”人が”良い”学校に進み、”良い”会社に勤める」ようになっている。そんなの、僕たちの時代の話です。と彼は一蹴する。

その大学が作られて約100年。彼が卒業したのが約50年前とすると、教え方も学び方も100年間変わっていないようなもの。
日本語の文献がなかった時代の方が原典に当たっていたし、先生も知らないことが多かったから「自ら学ぶ」姿勢があったに違いない。と語ってくださった。
いまだに、「良い」会社に働いて一生安泰、と思っている学生がいるんですよ。と嘆いていらっしゃる。

君は何か専門性を持っているのか?と問われ、答えに窮した。
「プログラミングを学んでみたらどうですか?3ヶ月集中してやれば、基礎はできますよ。考え方を学ぶのが大切なんです」

彼に紹介してもらったインキュベーターの方は、日本を変えたいと起業家の支援をしている。それと同時に、大企業の「おじさん研修」をしているのだとか。今まで、研修をするのは若手が多かったけれど、若手をシリコンバレーで研修すると十中八九、離職する。それは、会社を変えるよりも、自分の環境を変えたり立場を変えてやりたいことをする方が簡単だから。
でも、もう管理職になっている人たちのやる気を引き出せれば、会社を変えられる。その力を信じて彼は「おじさん」に研修をする。

30歳でも50歳でも、80歳でも。
他の人の言葉に耳を傾け、学びとる姿勢を忘れたくないなあと思った。

すてっぴぃ@まずは26歳、頑張ります

#シリコンバレー #アメリカ #歳をとる #おじいちゃん #おばあちゃん #夢 #研修 #人材育成

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