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全てを取り戻す旅へ
風が、光が、大地が、いつも龍たちの
動きを、呼吸を、鼓動を教えてくれる。
ここまで長い道のりだった。
龍の帰還、と思っていたすべてが
カケラのひとつであり、
全てを取り戻すために
一歩一歩進まなければいけなかった。
その一歩はまるで遠い道のりで
本当に進んでいるのかいないのか
区別が出来なくなるほど
氣が遠くなるような、積み重ね。
すべてのパーツが揃うまでこうも
長いものなのかと、時々疲れも出たくらいだった。
たどり着いた場所は
小さな神社。
遠くに八大龍王神社が見える場所だった。
見える、だけでそこに行かなければいけない
と言うわけではない。
そこはただの門であり、通り道にすぎなかった。
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