どうしようもなく憧れてた世界が急に目の前に現れたらどうする?
今日は至って趣味の話。
わたしのどうしようもなく人にはツマラナイであろう、憧れてた世界の話。
・まだ何も始まっていないけど
とりあえず手に入れた。それは急に目の前に現れた❗️ずっとずっと憧れてたものだ。しかもここ数年、すっかりそんなことさえ忘れていた。
それはミニチュア!昔から小さいものは大好きで、ガラス細工とか、それこそシルバニアファミリーなんて最高に好きで、お小遣いで買い集めたものだ。
それも大きくなるにつれ、置き場も無くなるし、大事なものが変わってくるので私の生活から消えていった。
そして出会って思い出したのだ。ずっとずっと、こういうものが作りたい、と思っていたことを。
・大人になって出会ったのはドールハウス
20代のころ。目に飛び込んできたのはドールハウスだった。もう見渡す限りのミニチュア揃い❗️
しかも一つずつ作り上げることに《職人》を感じる。私にとって、たまらない作業。
うわああああやってみたい・・・❗️
教室なんかもある。おまけに近所にドールハウス専門店を見つけたりして、これは運命か⁉️とずっと頭を悩ませたものだ。
だけどどうしても、当時のドールハウスはとても高額で、揃えたいものを見積もると自分には手出しが出来なかった。
しかもそんな大事なものを、いったいどこに飾るのか?そんな場所も無い。
その時、通ったドールハウスで唯一買ったのが薔薇の花と小さな花瓶。それも自分の手で作りあげるものだったけど、結局これを作ってしまうと全てが終わってしまうような氣持ちになって作れないままだった。
・本の中で作った気分に浸ってた
そのあとはハンドメイドのミニチュア作家さんの本や、フェルトで小さなお人形を作る作家さんなどの写真を見て(おまけに作り方を丁寧に載せてくださっている)
「ははあ、ここはこうするのか❗️」
「こんな技術、道具はこんなものまで⁉️」
など、その過程を見るのが楽しくて仕方なかった。本の中なら膨大な材料も、作業のためのスペースも必要なく、ただただ没頭できた。
いつか、作ってみたいな。
こんな風に自分の感性を作品として創りだせたらどんなに良いだろう。
そんな氣持ちを抑えながら。
・何かを生み出す、その始まりがここに
今思えば、《目の前に何かを形として生み出すこと》を昔からやりたかった。何かを作るのも作業に没頭するのも好きだったし、人の手で生み出されるものの過程を見るのも大好きだった。
小学生のころ、デパートの食品売り場でひたすらお饅頭を焼き続ける人をガラス越しに無言で張り付いて見ていたくらいだ(今思うとお仕事しにくかったと思います、その節はありがとうございます(笑))
そんなことをやっと思い出した。
その集大成がここに❗️と言わんばかりに、目の前に現れたのはミニチュアドールハウスのセット。
しかもカフェ。今、自分が行くのも大好きなコーヒーショップだ。
もうその場所で私の目の色が変わったものだから、子どもたちが『いつも色々興味が無さすぎるママが真剣な目をしている・・・!!!』と察してくれ(笑)
数あるミニチュアから作るものを選ぶのに付き合ってくれた。
お花屋さん、ベーカリー、フラワーハウスなどなど、目移りするけど・・・
しかも一度、
「いやいや❗️これに没頭する時間はないし、飾る場所も無いから・・・!」と売り場から立ち去った。すると下の娘が『ママ、さっきのお部屋作るの、どうするの?』とダメ押ししてくるものだから『もう一回見に行こうか・・・』と諦めて(?)見に来たのだ。
そしてやっぱり、ディスプレイしてあって、最初に目に飛び込んできたコーヒーショップを選んだ。
なかなか大きい。だいぶ、大きい・・・
これは大作。出来ませんでした、と私が絶対に言いたくないものだ(自分で自分を追い込んでる)。
この世界を創り出せたら、また新しい扉が開きそうな氣がする。
まだ何も始まっていないけど。かなりワクワクしてる。
どうしようもなく憧れていた世界の入り口にはとりあえず立った。
急に、憧れていた世界が目の前に現れたら。
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