マガジンのカバー画像

自分の音楽史と楽器、音楽との対話の文章化

4
トピックのひとつとしてとして書かせていただいている、自分の音楽史シリーズや、音楽に関する自分の投稿をまとめさせていただいているマガジンです。
運営しているクリエイター

#打楽器

[音楽]自分の音楽史Ⅲ:ジャズスティールパンの演奏論 (後編)

[音楽]自分の音楽史Ⅲ:ジャズスティールパンの演奏論 (後編)

前回のこのトピックの投稿から期間が空いてしまい、申し訳ございません。前回、新しいスティックのことやスティックの持ち方、ジャズでのパンの音の出し方について言及したので、今回はアドリブをする上でどのようなことがスティールパンでは重要か、ということを話していきたいと思う。

さて、そもそもジャズのアドリブというのをどのように組み立てるのかということを簡単に説明すると、元々のテーマの曲のキーとコード進行上

もっとみる
[音楽]自分の音楽史Ⅲ:スティールパンとの出会い、WAIWAIの始まり、そしてジャズスティールパン奏者としての道 (前編)

[音楽]自分の音楽史Ⅲ:スティールパンとの出会い、WAIWAIの始まり、そしてジャズスティールパン奏者としての道 (前編)

さて、久々のこのトピックでの投稿となってしまったが、今回はやっとスティールパンについての話だ。もちろん、今回も後半の有料パートでは踏み込んだテクニックについてなどについても語りたいと思っている。

スティールパン、スチールパン、スティールドラム…。様々な呼称で呼ばれているこの楽器をみなさんはそもそもご存知だろうか?もちろん私のライブに来ていただいているお客様は、見たことがあると思う(マリンバのステ

もっとみる
[音楽]自分の音楽史Ⅱ:「木琴のポテンシャル」

[音楽]自分の音楽史Ⅱ:「木琴のポテンシャル」

また、後半の裏話や理論、弾き方の細かい部分などのおまけパートは有料とはなるが、今回も本編は無料でというのを変えずに書かせていただく。さて、今日は前回の「自分の音楽史I」で書かせていただいたViolinの話の中でも出てきた、マリンバとの出会いの話を、さらにつっこんで書こうと思う。

マリンバ、もっと大きな括りで言うと「木琴」。木材の先にゴム球の周りに毛糸等を巻き付られたバチの一種であるマレットで叩く

もっとみる