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麒麟がくる、最終回!!

私的偏愛録②✌🏻

長い歴史のある大河の中で少ししかまだ見られていませんが。。
麒麟がくる最終回を見終えた感無量の気持ちで書きます。
※ネタバレあり

待ちかねていた最終回

「色々ありましたから…」
前日、主演のハセヒロさんが麒麟がくる特集の番組で放った言葉。
コロナによる撮影の延期、タイトになったであろう撮影スケジュールの厳しさなど。
伺い知れました。

大河は通常、年始に始まり年末に終わるのが通常の放送スケジュールなのですが。
撮影延期があり、放送は中断された時期もありました。

無事に本能寺の変まで…我々も辿り着けました!見られて良かった、感無量!
ハセヒロさん含め出演者、撮影スタッフの方々本当におつかれ様でした!!

最後まで味のある信長がよかった

染谷将太さんが寄生獣の映画に出ていたのは知って、でもどんな俳優さんなのかは知らずでしたが。。
「飲めぇ」と弟•信勝に毒入りの水を飲ませようと鬼気迫る演技を始め。
この人本当に若手俳優なのか?と思わせられる存在感を、始終放っておられました。
目だけでも演技力が溢れてます。
そんな信長が、明智十兵衛による本能寺攻めだと知ったときの「是非に及ばず」…!
笑い泣きからの、あの目と殺気!
思わずキター!と、なりました(ここも感無量)
染谷信長良かった。。

悪役としてではなく、正義として描かれる明智光秀

人のストーリーは、いつも多面的ではありますが…
歴史詳しくなくても、名前と本能寺攻めによる謀反をした人というレッテルだけは覚えていました。悪いイメージですね。

本能寺の変だけで何十もの説がある程、わからないことも多い戦国時代。

苦悩しながらも「麒麟がくる世にする」という意志を貫く十兵衛の姿に、単に「謀反した悪役」というイメージは払拭されたように思います。
背中を押したくなる気持ちでいっぱいでした。

信長と十兵衛

燃え盛る本能寺を前に十兵衛は、
信長との出会いや「大きな国をつくる」ことを語り合ったことを回想します。
ずっと仕えてきた主に謀反を起こす、十兵衛の気持ちがハセヒロさんの表情からも、痛いほど伝わってきました。


秀吉に追い詰められる十兵衛を見たくなかった
…と思っていた方はきっと他にもおられたのではないでしょうか。
本能寺の変の数日後、十兵衛は秀吉により追い詰められます。(山崎の合戦)
前年度作品の『せごどん』も、西郷さんが討たれて終わりだったので、麒麟もかなと内心ヒヤヒヤしておりました。

しかし、生きておられた!?
馬で駆けていく姿で完!?
「天界説??」との声もネット上ありますが、生きていた以外は詳細ははっきりと描かれておりませんでした。
とにかく馬で駆けるあのお姿を最後にお目にかかれて、これも感無量!

駒ちゃん…!!

最後まで十兵衛を慕っている姿に、駒ちゃんの十兵衛への愛を感じました。。
勝手に煕子憎いとも思ったことがあるくらい。
結ばれない仲と知りながら、駒ちゃんずっと陰ながら十兵衛を支えていたなぁ。。
謀反を起こした知らせを聞いた時も、手をギュッと握りしめておられました。

戦の後、十兵衛が伊呂波太夫に伝えた言葉、よかった。
十兵衛がぶれずに「麒麟がくる世」を目指して来られたのは、駒ちゃんのお陰でもあるのかもしれません。
(←駒ちゃん推しです、私)

とはいえ、煕子の献身的な姿もなかなかのものでした。
髪を打って生計をたてるエピソードなど…十兵衛が側室を持たなかったことにも納得させられます。
妻の鏡…!

俳優さんについて

ハセヒロさんおつかれ様でした。
『海辺のカフカ』の舞台を観てから10何年。
大河の主役を演じられる程、役者として成熟されて。。嬉しい限りです。
ハセヒロさんのどアップがしばらく見られなくなるのは寂しいですね。。

あと、黒田官兵衛役がなんと浜田岳さん!
もっと見たかった浜田さんの官兵衛…!
(かなり個人的な感想でした)


大人になって歴史が好きになった

大河2年目ですが。
大河は歴史を好きになり、身近に感じ学ぶ良い気きっかけです。
(時にフィクションも多様されますが)歴史上の人物を「生きた人として捉える」ことのできる良い機会でもあると思います。

小中では面白さを見出せず全く勉強していなかった日本史。。
今になって、「あ!この人の名前聞いたことある!こんな人だったんだぁ」と、繋がっていく感覚が面白く。
わからない部分はネットで調べたり、今更ながら楽しく学びを広げています。
大人になってから勉強楽しくやれるのって、なかなか良いものです^_^

最後に

大分ライトな感想でしたが…!
一年以上かけて見てきた、コロナも越えた大河。
感無量でした!!

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