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詩の朗読

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SNSの言葉が変わる

SNSの言葉が変わる

こんばんは。しびれる古本屋でございます。

最近、Twitterを仕直しました。古本屋の名前で凡庸なことをつぶやくだけなのですが、以前より反応がよくなり、拡散してくれるひともふえました。

もちろん僕はネットで有名になるという野心はないので、純粋にお店のことを知ってもらいたいと考えての振る舞いです。ただ、「Twitterを見ました」といってくださるお客さんとの世間話はとても楽しい。理由はわかりませ

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詩の朗読に頭のよさは関係ない

詩の朗読に頭のよさは関係ない

こんばんは。しびれる古本屋でございます。

昨日にひきつづき今日も、詩の朗読について書きたいと思います。

詩の朗読をはじめて2日目に、僕は不意に気がつきました。

「詩の朗読に、頭の良さは関係ない!…のでは?」

たとえば、日本の古典文学を手にとり、本をひらくと、まず間違いなく難しい漢字と遭遇します。そして、もし仮に難しい漢字を読めたとしても、その次に、文章を理解するために、たくさんの歴史や語彙

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予想以上に面白い詩の朗読

予想以上に面白い詩の朗読

こんばんは。しびれる古本屋でございます。

最近、詩の朗読をはじめました。時間は古本屋の開店前と開店後。1人で中原中也の詩集をてに、滑舌の悪いアヒルのようにグワァグワァと読んでます。

しかしですね、はじめて朗読したときに驚きました。

「メッチャ難しい!!!!!」

そうなんです。本をてにとって眺めたときは、あくびが出るほど退屈そうでした。しかし朗読してみると、どこで息を切ったらいいのかわからな

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詩の朗読で心をいやす

詩の朗読で心をいやす

こんばんは。しびれる古本屋でございます。

実は今朝、少々落ち込むようなことがありました。いつもの僕であれば、そのまま沈んだ気持ちを引きずってしまうのですが、今日は違いました。日課としている開店前の詩の朗読で心に変化が起きたんです。

中原中也の詩集を手に「汚れつちまった悲しみに…」と朗読すると、自分の情けない気持ちがいつのまにかいやされました。暗い詩を読んでいるはずなのに、誰かに寄り添ってもらえ

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