ボランティアに力を入れてきました!!

学チカでしばしば耳にする言葉です。

すばらしいですね。
やらぬ善よりやる偽善といいますが。
これは、やる善に違いないと思います。
崇高で気高い行いです。
ケチのつけようがないですよね。

ただ僕はボランティアはしません。
タダで参加できて得られるものに価値を見出せないからです。

人々は時間と労力をかけてするボランティア活動にどんな価値を見出しているのでしょうか?

社会性が高いとか。困ってる人の役に立つとか
いろいろあると思いますが
それで完結するなら結構な事だと思います。
ただ、大学生がするボランティアには他意が感じられて仕方ありません。

エントリーシートに書けるとか人間性を良い判断材料で見てもらえそうとか…
ボランティアとは滅私奉公のようなものです。
そこに自分の利益に繋がる思考があれば本末転倒ではないでしょうか?

僕が捻くれてるのもあると思いますが。

僕が採用する時
同じ学歴、同じスキルでボランティアを必死でやってきた人間とアルバイトを必死でやってきた人間なら後者を採ります。

先も述べたように時間さえあれば無料で参加できるイベントで同じような意識を持った仲間たちと活動をしても得られるものはたかが、知れてます。

かたや、色んな境遇や目的意識をもった仲間たちと報酬を貰える環境でやってきたアルバイトは、たとえ必死でやってなかったとしても
得られるものは多いはずです。

人は報酬のない仕事に責任を持てません。

その場その場での役割や義務はあるでしょうが、最後に責任を伴わないボランティアと
終始、お金を貰ってるが故に責任が発生するアルバイトでは、どちらが人を成長させるかは明白です。

就活の時、ボランティアに力を入れてきました!!とメインで言う必要はないでしょう。
その分の時間を学生団体での活動やアルバイトの体験を口述するのに使った方が有意義です。

本当にボランティアが好きで、活動しているのであれば取り立てて言わなくても皆さん…
気が済むのではないでしょうか?

例えば、
「この業界に興味を持った理由はボランティア活動で知り合ったOBの方が…」とか
「学生時代のボランティア活動で、知り合った方に今のアルバイト先を紹介していただき…」
とかシレっと言えればと思います。

面接官は
(この子ボランティアもやってるんだ!)と
なるはずですし
そう言う見せ方ができる就活生は優秀だと感じてもらえるはずです。

ですので、前面に出さないボランティアは
否定しませんし素晴らしいものです。
質の良い人脈が広がることは間違い無いと思いますから。

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