椎名林檎とマキシマムザホルモンのマーケティング
今マーケティングが熱いのは会社ではなくバンドに移りつつある気がしてならない。
椎名林檎・東京事変の好循環
椎名林檎・東京事変の巧みさは以下にある
・バンド・曲・ライブが良いのは大前提。旨い、良い:製品良し
・テレビ出演でのマスアプローチ、CM他タイアップ、コラボ
・デジタル上での体験の面白さ
・林檎班というファンクラブの企画、関連グッズ
この、
1:生でのライブ体験
2:マスアプローチ
3:デジタル
4:ファンクラブでのエンゲージ(サロン)ファン同士交流
すべてが上手く関連しながら回っている。例えば林檎ちゃんが、テレビで衣装を来ながらMステにでれば、ECでグッズ、衣装、着物が売れる。ファンは喜んで購入。
ダイレクトメールで、国勢調査ならぬファンクラブの班勢調査で、カスタマーセグメントや趣味嗜好等を楽しみながら分析
楽しめて、顧客情報もとれて、マスも個別もマーケが刺さる。素晴らしい好循環。大いに参考になるからベンチマークです。
マキシマムザホルモンの好循環
腹ペコならぬファンたちとの交流、Youtubeの過去からの累積、経緯はとても面白い。
素人を育て上げながら、バンドフランチャイズ化する、ガチンコザホルモンなど、普通のテレビよりも相当面白い。若手の心を掴んで離さないだろう。
・テレビ顔負けの動画品質
・Youtuberなる単語以前からの動画によるコミュニケーション
・当然ライブも熱い、格好良い
・バンドだが、CDだけではない、本屋販売、DVDゲームなど、想定外のコンテンツ販売からのWEB連動
ニッチな音楽のはずなのに、熱狂させて、マスを取りに行き、エンタメとしても成立している。何より4人共超絶面白い。
・ファンの巻き込み方:CRM、マーケ
・プロダクト制作の仕方、過程共有:プロダクトづくり
・コラボ:日清CM、他アーティストコラボ ,コメンテーターなど
もはや普通のバンドマンの領域を超えた存在になりつつある。素晴らしい。
会社よりもバンド
スタートアップがもてはやされて、フリーランサー礼賛主義があり、大企業バッシングがありながらの、バンドの台頭。
異業種交流戦に「バンド」という、いつ解散してもおかしくないような強烈な個人が集まるバンドと言う体系も面白い。
コンサルティングファームは強力なタレント揃いであり、バンドに似てる節もあるが、企業である以上、継続的な利益向上が必要でバンド形態とは関係性の緩やかさが違うと思われる。
・フリーランス
・中小企業
・大企業
・もう一つ、バンド
という選択肢・ポジションも面白い。エンタメ領域のベンチマークはマスリーチの考え方からも重要ですね。
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