OBS配信で鼻息やノイズ削減する無料フィルタープラグイン

2021年2月28日 20:06

動画配信で自分の声を録画・録音したのですが、鼻炎のため鼻をすする「シュー音」の音が耳障りでショックを受けました。コレは相手先は相当ノイズに違いない！そこで、無料プラグインを導入。

特に「サ行のS音、シーーとかシューンとか」の音が耳障だと感じたことありませんか？私はワイヤレスイヤホンを耳に装着するので、直接脳に「シーー音が入り」キンキンすることがあります。。

サ行音は音の周波数的には、高域が強く「シャープネス/sharpness」と言う指標が高く「心理音響工学的」に、不快と感じやすい音の帯域です。

サ行音を無料ソフトで対策して、不快な音を削減しましょう！

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OBS配信で鼻息やノイズ削減する無料フィルタープラグイン：ダウンロード

下記からダウンロードし、macのインストーラー手順に従います、

マニュアルはこちら

OBSのオーディオの詳細プロパティをクリックして、

▼+ボタンでフィルタ、の中に vst 2xプラグインがインストールされているのでクリック。プラグインインターフェースを開くを押すと。

下記の画面が出てきます。

少し極端ですが下記のように設定しました。

慣れればすぐにイメージがわかるのですが、イメージとしては

１：周波数イコライザー（「どのあたり」の音域を）
２：コンプレッサー（どの深さ程度「増減」ますか？）

という、２つのフィルターが入っているイメージです。

I,II.III,IVと４種類の帯域がデフォルトで設定されており、各帯域毎に、イコライザーとコンプレッサーが使えます。

動画解説によればドラムのスネアの反響音のみ抽出し、コンプレッサーで音を削減するという事例が紹介されています。

これを応用して、自分の鼻息や、「サ行音：さしすせそ音」のみ取出し、その周波数帯域だけ削りたいと思います。

サ行は周波数帯域が高い2k-5kあたりの音です。フィルターが掛かっているのでわかりにくいですが、青い波形山が出ている部分です。

2k-5kのみ抽出（黄色が抽出のイコライザー）し、コンプレッサー（青色カーブ）をかけたいので、下記のように極端に青色を2k-5kを削るように設定。

少しテストしてみましょう。

普通の会話「あーあーあー」というと、下記のように、通常の会話で使う音の帯域は、黄色で圧迫されず、普通に音を通したままですが、

「シーシーシー」という、広域野音のみ黄色フィルターががくんと下がり、音を通さない用にしているので、下記波形のよう上手くサ行のあーあーみがイコライジングできています。

最終的には、ノイズゲートや抑制、コンプ、VSTプラグインで広域カットでかなり音声からノイズが削減できました。ノイズフィルターに関しては下記を参照ください

この辺のソフトウェアが無料で提供されている OBS はとてもありがたいですね。オーディオが本職なので、ソフトや概念もスッと入ってきましたが、初心者の方は「音の波や周波数、FFT」などで検索してみると、音って波なんだ、とか、周波数帯域毎で違うところが反響するんだ、など、音の勉強になると思います。

ソフト処理でノイズ修正しても、マイクから拾う音声がしょぼいと、結局聞きにくいのでハードウェアは大切です。

オーディオインターフェイスの必要のないUSBマイクがすぐに高音質配信出来るので、市場でも好評かな下記がおすすめです。

高音質のマイクがあれば、音声入力で声をテキストに変え、メールも、ワードも、声でできるので仕事を効率的にすることが出来るためお勧めです。

Google Chrome の無料プラグインなので下記を参考にインストールすることをお勧めします。

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OBSでゲーム配信に便利なDiscord Overlayはこちらを参照ください。配信時の絵作りがよりグレードアップします。

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