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嫌な仕事もご褒美しだい

仕事でつかう資料を大量にコピーしなければいけなくなった…。
他の業務と並行して、この大量コピーもやる必要があるが、一人でやろうとしたら全部終わるのに、休日を含めたら1週間以上かかる。
ゲンナリする。辞めたくなる。このまま飛んでしまいたくなる。

いちおう1週間を目処にコピーした資料を渡して欲しいと上司から言われたが、
コピーを何度も何度もしているのに、資料が思ったよりも多くてなかなか終わらない。

コピー漏れしていたものがあったら困る。
事前にコピーする資料の枚数を数えてから、コピー機に資料をセットしてコピーした後、資料をファイリングするだけの話だが、
なぜこんなにも疲れるのだろう…。

こうやって長時間にわたって、
同じ作業を繰り返しやっていると、身体はその作業をするべくして動いているんだけれど、
頭で考えた時に自分がどんな作業をやっているかわからなくなることがある…。

行動における「ゲシュタルト崩壊」というやつなのか…。

ちなみに、大量の資料をずっとコピーしていたせいで、コピー機にも負荷をかけすぎたせいか、コピー機も途中で止まったり変な音を出したりと、徐々に調子がおかしくなってきて終いには故障してしまった。

自分もだが、コピー機もかわいそうなことに…。

コピー機には急きょ業者の方にメンテナンスに来てもらい、しばらくお休みしてもらうことになった。
残った作業は別のコピー機でやって、なんとかキリのいいところで作業を終わらせた。

仕事において「ゲシュタルト崩壊」が起きるぐらいの作業を長時間にわたって行った時こそ、これは自分へのご褒美をあげるべきだ。


甘い軽食なるものを食べようと、喫茶店でホットケーキを食べて帰ることにした。

一時期はホットケーキにハマり、ホットケーキミックスを買って自分で焼いて食べていたこともあったが、家で食べるのと喫茶店で食べるのとでは全然違う気がする。
その違いというのは、ホットケーキの素材の違いはもちろんあるだろうが、喫茶店内のかもしだす雰囲気も関係しているかもしれない。

珈琲館のホットケーキ

しっかり働いた後のホットケーキは美味しい。

あたたかいホットケーキの上で溶けるバターと、ほろ苦さを残しつつも背徳的な甘さのメープルシロップが組み合わさり、疲れた脳みそや身体へ染み渡っていく。

仕事終わりのビールだってご飯だって、ちゃんと頑張った後は本当に美味い。
これだから「自分へのご褒美」はやめられない。

たとえ嫌いな仕事だと思っていても、ご褒美が待っていると想像して頑張れるなら、まだ続けてみてもいいかもしれない。



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