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こども達へのレッスンをはじめたきっかけ 〜障がいの垣根を超えて繋がりたい〜

こんにちは。

0歳からの発達障がい運動発達サポートStarsのakariです^^
(Starsはろじのあかりが運営する発達障がいのお子さま向け専門事業です)

<akariの簡単プロフィール>

10年間会社員兼、ダンス講師として活動。
2013年4年間の学びを経て、フェルデンクライスプラクティショナー国際ライセンス取得。
2017年1月「発達に障害を持つこどもたちへのWS」に参加したことをきっかけにこどもたちへのワークを開始。
京都と愛知を拠点に大人からこどもまで「身体の変化から心も変わっていく」レッスンを強みに活動している。講師歴は16 年となる。(2021年3月現在)


またプライベートでは、2児の母。第2子は2021年1月に自宅での出産を経験しました!
(詳しくはこちらから→「京都の自宅で初めての自宅出産レポート」



今回は、なぜ私が”フェルデンクライス ”に出会ったか?
なんで”こども達へのレッスン”をはじめたか。そんなきっかけと想いを詳しくお伝えしたいと思います。

こども達へのレッスンをはじめたきっかけ 
〜障がいの垣根を超えて繋がりたい〜

【目次】
1.理想を持って努力する大切さ
2.身体の自由は心の自由
3.制限は自由への道しるべ
4.障がいのあるお子さんとの出会い
5.一人一人の個性を大切にしたい
6.こどものうちから幅広い土台を


1.理想を持って努力する大切さ

時代は高校の時に遡ります。
部活紹介でかっこよく踊る先輩に憧れ、

"ストリートダンス部"に入部しました!

カッコ良さとは裏腹に、やってみるととても難しい...みんなの前でできない姿をみせるのが恥ずかしくて何度も挫折しそうに...。

それでもかっこよく踊る先輩の姿に、”いつか自分も”と夢を馳せ、
必死に影で練習を重ね、

遂に学祭でみんなの前で踊ることができました♪

普段は遠慮がちな私も、舞台の上では自分を自由に表現できる!

『かっこよかったよー』の賞賛を受け、
更にダンスにハマっていきました。

大学でもダンス一筋!!

卒業後は、就職しながら復職で”ダンス講師”として活動することができるまでになりました。

あの下手くそな自分が、こんな日がくるなんて。

理想を持って努力すれば夢は叶うんだ!!

そんな嬉しさもありながら、毎回努力してかっこよく踊れる様にひたすら練習を重ねる日々。

機械的に身体を扱うあまり、大事なショーの前にケガをしてしまいます...。
そんな時でした...。


2.身体の自由は心の自由

ダンスにハマり、練習に明け暮れるあまり、大事なショーの前にケガをしてしまいます。

そんな時、"フェルデンクライス "の資格を持つ父に泣く泣く施術をお願いしました。
(父とフェルデンクライス の出会いはこちら→☆)

すると不思議なことに、痛みが和らぎ、大事なショーも踊れてしまったのです。

そこから興味を持ち、資格を取りに4年間コースに通いました。

そこでの経験は、ひとつのやり方にがんじがらめになっていた私にとって、
大きな転期となりました。


•かっこいい見た目を追求するのではなく、自分の心地よさを探る

•量より、質を大切にする

•結果ではなく、プロセスを楽しむ


身体を通しての気づきは、人生への気づきと類似し、
わたしの生活を自然と"より自分らしく心地よいものへ"と変えていってくれたのです。

"わたしもこれを仕事にしたい!"

同じように生き方に悩んでいる方の可能性を広げるお手伝いがしたい!!

会社員を続けながら、そんな想いを胸に、フリーで働く自分を夢みるのでした...。


3.制限は自由への道しるべ

会社員時代には、人の下で働くという安定感と共に、
自分で自由に決められない苦しさも味わいました。

主人の京都への転職を機に、
遂にフリーランスとしてフェルデンクライスを仕事にすることができました。

責任も付き物ですが、自分で道を切り拓いていける楽しさを実感。

これも前職の経験があったからこそ、選べたこと。
制限を知ることで、自由を知ることができました。

一見マイナスに思える出来事にも全て意味がある。

自分の捉え方によって、人生はいくらでも楽しいものにできる。

ー自分の好きなこと・できることで、人の"あかり"の様な存在でありたい"ー

路地裏にある自宅兼スタジオと自身の名前を掛け合わせ、
『京都フェルデンクライス ろじのあかり』がスタートしたのです。

4.障がいのあるお子さんとの出会い

フェルデンクライスを仕事にしてから、
スキルアップの為に『発達障がいを持つお子さんへのWS』に参加しました。

それまで、障がいを持った方と接する機会がなく、
上手くコミュニケーションが取れるのか、自分にできるのか最初は不安でいっぱいでした。

しかし、実際にレッスンをしてみると、
健常の方にレッスンしているのと何ら変わらず、
一緒に"つながれる"瞬間を体感できたのです。

コミュニケーションも無邪気で素直で、
こちらの心も洗われる様でした。

この子達こそ、フェルデンクライスの”楽しいところから自分を広げる”アプローチが必要。世の中にそんな方法がまだまだ少ない中で、この子達にこそ今まで自分がしてきたことが役立てるのでは!と、
すごく"必要とされている実感"が湧いたのです。

はじめたてのブログで障がいのあるお子さんのモニターさんを早速募集しました。

当時は15歳、高校生になったばかりの協調性運動障がいの男の子のお母さんが連絡をくれました。

彼は初回6回のレッスンを受け、姿勢と共に性格まで積極的に変化をし、
レッスン中に生まれて初めてこの子の『真っ直ぐな姿勢をみた!』とお母さんも驚かれていました。

今は18歳になり、言葉の指示も聞けて健常の大人の方と同じレッスンを受けながら、就職もしてしっかり社会とも繋がっています。

正直最初は初めての経験だし、彼が変化していくのか不安な所もありましたが、

”必ず変化する!”

と理想を持ち、

地道に”今できる小さなことから進めていく”ことが
”大きな変化”に繋がっていくんだ

ということを改めて実感したのです。

15歳から変われたんだから、もっと小さい時からやれていたらどんな風になっただろう?

"0歳から"の発達障がい運動発達サポートStars
と名付けた所以でもあります。

”生まれつき弱さを持ち、何かできることはないか探してる親御さんと早い段階で出会える様に”

今は地道に活動するばかりです!!


5.一人一人の個性を大切にしたい

障がいのある子のレッスンをはじめて、
他のこどもの発達を促す◯◯法の見学に行く機会がありました。

レッスンをしてる子の中にも小さい時からたくさん受けている子のいる医学的にも有名な方法です。

しかし、見学をしてビックリ!!

何人かの先生で泣いてる子を押さえつけて施術をしている。しかも結構力強い。

これが当たり前に行われているの?

もちろん+の影響も出てはいるのかもしれないけど、逆にトラウマになってしまう部分もあるのでは?

自分達の方法は、大前提として

"その人自身の心地よさ・安全な場所からできることをする"

ことを大切にしています。

私がフェルデンクライス をしている理由の一つでもありますが、

"機械的ではなく、一人一人に親身に寄り添いたい"
ということ。

どんな選択をするかはもちろん自由なのですが、
私は個人を尊重することで、
それぞれの個性が光り合う社会を創っていきたい。

そんな気持ちで日々レッスンに取り組んでいます。

違う方法を知ることで、そんな自分の気持ちにも気づくことができました。

6.こどものうちから幅広い土台を

人生の中で価値観が変わった経験の一つ。
それは"出産"です!!

想像を遥かに超えた大変さ、そしてそれ以上の''幸せ"をもたらしてくれました。

"こどものできることを一つでも伸ばしてあげたい"

大人からでも変われるのだから、
こどものうちから始めたら、もっと可能性が広がるのに!!

自分が親になったことで、更に親身にこども達のことを考えられる様になりました。

困っている親御さん、そしてもっと動きたいのに自分では動けなくて困っている子どもたちの力になりたい!!

自由に創造的にその子に合ったレッスンをし、お役に立てることが私の喜びです!!

そしていつかは、
それぞれが個性を発揮し合い、障がいの枠を超え、より輝きを増した多様性溢れた社会を創りたい!!

そんな想いを胸に活動を続けています。




・少しでも発達を促して、一つでもできることを増やしてあげたい
・こどもにとって本当に良いことをしてあげたい



そんな純粋なお気持ちのご両親に1人でも多く出会えますように。

想いやお役立ち記事をnoteに綴ります。

どうぞよろしくお願いいたします。

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