知的な人とは

本日は「知性」についてです。
知性とはつまり学校のお勉強ができるということでは全くありませんよね。

知性には感情的知性と社会的知性と分類されたものがあります。

感情的知性、心の知能指数はEmotional Intelligence、EQと言われ、個々に焦点をあてて、自分自身の感情を理解し、感情をコントロールする能力のこと。
また社会的知性はSocial Intelligence、SIまたはSQと言われ、人と人との心の結びつきに焦点をあてた人間同士の相互関係の中での社会的能力のことであり、他者の感情を共感的に読み取って行動していく能力のことで、人間関係をうまくやっていく上で欠かせない能力とされています。
つまり空気の読める人ってことですね。
もちろん、どちらも大事。
しかしまずは自分の感情を制御することからですね。
自分の気持ちをコントロールできない人が他者と関わったらどうなるか?はなんとなく想像がつくかと思います。

しかし「社会的知性」というのも心理学的テクニックなどに走ってしまえば元も子もない。「こんな人に対してはこんな言葉や行動を」という具合に。
そうこうしているうちにどんどん自分の大切なハートが置き去りになっていきます。
 またこの社会的知性の説明の中で「共感的に」という言葉が出てきますが、なんでも相手に共感していたら自分の心や身体が持たない人もいます。
それが本当に「優しい人」たちです。
そこで場面に応じて相手に共感せずに理解してあげること、または共感しないこと=スルー力鈍感力など、相手に共感する前に人の本質を見抜く力情緒などを自分で育んでいく必要があります。
それは人に対して「この人はこういう人だ」と単にラベリングすることなのではありません。
この人はこういう人なんだなあ、と素直に直観で感じていたら、それは正しいんです。それは一般的に女性の方が得意分野ですよね。
しかし自分が感じたことがその人のすべてではありません。
あくまでも“ある一面”に関してはこの人はこうなんだなあ、と認めて、それを受け容れること、相手の立場になって思いやることが大事です。
そしてそれに対して自分が同調するかどうかは自らが選択することです。
 

その人は、その人が持っているモノ(一部の情報)でもなく肩書きでもなく身体(=過去)でもなく、その人が今起こしていることでもない。
その人の本質、魂の部分を感じるようにすることがこれからますます大事になってきます。

 
「自分とはこんなところが違うんだなあ」とその違いを認め、その人がそうあることを認めてあげること。
それが受容性であり、母性です。
みんな違って、みんないい。
その違いを認めた上で自分の気持ち、ハートはどうなのか、と自分自身を感じてみること。
例えばその人と一緒にいたいのは自分の、またはお互いの利害関係による依存のせいではないか?
しかしそうであることが今の自分が安全・安心だと感じていたら、もちろん今はそれでもいいと思います。
そして余裕のある時にハートと魂のバランスを振り返り、時と場合によって他者と健康な境界線を引くようにすることも大切ですね。
 それが出来ていないから人から依存されたり逆に人に依存したりしてしまうんです。
 
私の思う「知的な人」とは、謙虚で、広く深い知識を持ち合わせていながら
人を笑わせてその場を和ませ楽しませてくれる人です。
そういう人は人をジャッジしません。
そして自分と「合わない」人からはすう~~っと、自然に離れていきます。
 
今一緒にいる人たちが自分が発している波動に同調している人たちです。
自分が今どんな波動を発しているかは、自分の周りの人を見ればわかりますね。

そしてどんな人たちと一緒にいたいかは、自分で決められます。


Mary

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