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「頑張るのを辞める」将来のために布石を打っておくこと

会社にいる限りはストレス発散のために
好きなことができる環境ではないからか
会社を辞めたがる人も少なくないように思えます。

会社でできることが自分がしたい自己表現であれば
なんの問題もないが、そうでないことのほうが圧倒的多数。

平日の満員電車を見ていると解答としては「不本意」のように思えます。

ルティーンに囚われる日常

土日祝日というなけなしの自由のために一生懸命働いている。
そんなふうに時間を使ってるつもりもなければ
そんなふうに意識しているつもりもない。

しかし平日仕事に追われ家事に追われとやられていくうちに
自然と「土日祝日に頑張る」という最適化された動きになってしまっている。

どんなに頑張っても会社通勤してる間はそうなってしまう、不本意だけども。

「ルティーンに振り回されているのを良し」
としている間は一生それが続きます。

それが「幸せ」でないのに気づいているのに関わらず
多くは「振り回されるのを良し」とし、流されゆく。

ルティーンに囚われている間は思考停止、爬虫類脳になってしまう。
電車の時間が近ければダッシュで乗り込もうとする。

考えているようで考えていない、「自分さえ良ければ良い」という
爬虫類脳になってしまい、そんな集合意識が集まってカオスを産み出す。

それで結果として世界が腐りゆく。実に本末転倒な結果ではないか。
そうした光景が満員電車からうかがえる。

辞められない「頑張る」こと

会社を辞めるまでゆっくりできないが
いつになったらゆっくりできるのだろうか。

ブラック企業に勤めていた私は
そんなふうに思いながら満員電車に乗っていました。

毎日朝から夜まで仕事し続け、土日祝日のために命を賭け、摩耗し続けていく。

そんな不毛なルティーンを乗り越えることで「勝利」が見えてくるのだろうが
それが全く見えない。すでに先ゆく人は先ゆく一方。

おそらく自分が先ゆく人に追いつけることはないのだろうと歯噛み。

お金の使い方が変わるというのは
エネルギーの使い方が変わるということでもある。

だから不要な出費を抑えることで他のことにお金を回せる、
あんなブラック企業を辞めるに至っては
どれくらい金があれば良いか段取りを組みつつ、

どこそこの出費を抑えることも
会社を早期に辞める近道を模索することが日課でした。

金の心配が無くなった時がやめ時。何しろ会社に行く理由が金稼ぎしかないから。

宝くじ一億円当たったら会社なんてとっくに辞めてると思うぞ。
人生に一度でも、会社の理念に賛同したことはあったか?
理念を意気に思って働いたことはあったか??

そうして成果を出した人間が、その会社で出世してゆくもの。

私は同世代の出世競争に早々から脱落したし
元々管理職だとかそういうのにも興味ありませんでした。
肩書きがあっても鬱陶しいだけだし、人の上に立つことが全く想像できないし。

会社を辞めるための上手い施策が
全く思い浮かばないまま、日々のルティーンに呑まれる。

そんなある時「もう頑張るのやめよう(CV坂本真綾)」
という声が夢で聞こえたことも。

夢の中でそんなの聞こえたくらいだからもはやいうまでもなく疲れてるんだろう。

「会社に向いていない」ということが
分かりつつもずっと会社にいるのを辞めたかったので
辞めるための施策はたくさん打って出てきました。

それでも鳴かず飛ばずに終わったことだらけだったので
結局「頑張るのを辞める」ことに至りませんでした。

終わりに

「安定した社畜」か、リスクはあるが「好きなことをして食っていく人生」、

そのどっちがいいかって言われたら
「好きなことをして食っていく人生」の方が良いだろう。

「金じゃない」「お金は必要な時に入ってくる」
いつからこの領域に到達できるかなんてわからない。

いつまで安定雇用されるとかですらも不透明。
将来「頑張るのを辞める」ために布石を打っておくことが大事です。

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