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契約を守ってくださる神

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聖書の最初から最後まで、ストーリーをざっくり掻い摘めるマガジンです。 ぶあつい聖書。バラバラにかいつまんで読んでも、さっぱりわかりません。道徳の教科書?神の姿が恐すぎたり優し過…
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#神殿

モーセの幕屋 ヘブル人への手紙9章9〜15節契約を守ってくださる神⑦「聖なる神の前に、平安はありますか?」 2022.9.18 守谷キリスト教会礼拝説教

モーセ契約は、
神がイスラエルの民と共に歩み、
イスラエルの民の間に住んでくださるという約束です。

共に歩むことは律法(出エ20-23章)が示します。
そして幕屋(出エ25-31章)が、
神がイスラエルのただ中に住まわれたことを示しています。

神の臨在で満ちていた場所はエデンです。
罪によって、
この臨在という祝福は失われました。

聖書全体のストーリーは、
その失われた臨在を神が再び回復させ

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神は理不尽?恐怖? ウザが死んだ理由  歴代誌第一15章11〜15, 25〜29節契約を守ってくださる神⑧「聖なる神を取り継ぐ人」 2022.9.25 守谷教会礼拝説教

聖書には、
少し読んだだけでは理解しにくい、
今の私たちの感覚からは納得が難しい箇所があります。

その一つが、今日の箇所の背景となるⅠ歴代誌13章の記事です。

モーセを通して与えられた契約の箱は、
イスラエルが王国となった頃にはあまり顧みられることがありませんでした。

王になったばかりのダビデは、
契約の箱をエルサレムに運び礼拝を復興させようとします。

ところが、その道中、
大事件が起きて

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エペソ人への手紙2章11〜22節 契約を守ってくださる神11 「それは隔ての壁ではないですか?」 2022.10.16 守谷キリスト教会礼拝

エペソ人への手紙2章11〜22節 契約を守ってくださる神11 「それは隔ての壁ではないですか?」 2022.10.16 守谷キリスト教会礼拝

エペソ人への手紙の著者がこの2章を書いた時、
一つのイメージを重ねていました。

それはエルサレムにあった神殿の内部構造です。

当時の神殿とは、
紀元前1世紀にヘロデ大王が増改修した神殿です。

この神殿は、
かつてのモーセの幕屋やソロモンの神殿とは
構造が異なりました。

一つの特徴は、神殿の庭をいくつかの区域に分けたことです。

一番外側から内側に向かって、
「異邦人の庭」、
「ユダヤ人女性

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