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ukkaりツアーに行ってきたらどえりゃあもんを見た【ライブレポ】

2022.04.02 ukka New Style LIVE TOUR2022「MORE!×3」東京公演
2022.04.10 ukka New Style LIVE TOUR2022「MORE!×3」名古屋公演(1部・2部)
に参戦してきました。
東名阪ツアー全5公演のうち、大阪公演を除く3公演のレポになります。

セットリスト

5曲目とアンコールは公演毎にセトリが違うので、東京/名古屋1部/名古屋2部の順で併記しています。

00. SE
01. MORE!×3もあもあもあ
02. エビ・バディ・ワナ・ビー
03. 恋、いちばんめ
MC
04. こころ予報
05. キラキラ/キラキラ/時間とき。光り輝く螺旋の球。
06. ガールズナイト(茜空ソロ)
07. Shining City Lights(村星りじゅソロ)
08. Party goes on.(芹澤もあソロ)
09. ファンファーレ(川瀬あやめソロ)
10. WINGS(結城りな&葵るり)
11. リンドバーグ(アレンジver)
12. おねがいよ(アレンジver)
13. AM0805はちじごふんの交差点
MC
14. Magik Melody
15. それは月曜日の9時のように
16. グラジェネ
<アンコール>
EN1. タリルリラ/タリルリラ/急なロマンティック
EN2. さいしょのさいしょ/まわるまわるまわる/さいしょのさいしょ
MC

ライブレポ

3公演のおおよその座席は以下の通り。
東京公演がやや後方寄り、下手側。
名古屋1部は真ん中、やや下手寄り(空ちゃんの立ち位置ほぼ正面)。
名古屋2部は2列目、上手側。
下手後方→上手前方に斜めに移動する仕様(?)でした。

今回のレポは変則的に、3公演の内容をMIXして書きます。
東京公演でこう思ってたのが、名古屋公演ではこうなってた、みたいな話とか。
とはいえ直近であり一番座席の良かった名古屋2部の内容がメインになる見込みですが。

まず驚いたのは開幕がいつもの『overture』ではなかったこと。
『キラキラ』をアレンジして作られた荘厳なインストから始まるのがukkaのカッコよさを際立たせている一つの要素だったから、明るいメロディをバックにあやめちゃんともあちゃんが飛び出してきたことに驚いた。

どんな曲かというと、ukkaの公式Twitterに上がってます。これです。

まだ未披露曲ですが『ニューフィクション』とちょっと雰囲気似てません?
『ニューフィクション』の後ろの方で聴こえるホワンホワンした音とこのSEの音が似てる気がするっておもうの私だけ?

あやめちゃんともあちゃんが盛り上げ役で、客席にクラップを促したり、「始まりました〜!」「フゥ〜!」なんてはしゃいでた。
残りの4人が立方体の台を6つ運んできて舞台上に配置するのだけど、名古屋2部だったかな、台座を持ってきたりなるりがステージ中央でお尻をぶつけ合ってふざけてたのがヤンチャで可愛かった。

名古屋2部ではさすがの近さもあって、このSE中にだいぶレスをもらった気がする。
空ちゃんが台座に上がって視線を落とした瞬間にばっちり目が合った。近いし高さもあるからだいぶ見下ろされる感じになった。

続けて、今回のツアータイトルにもなっている『MORE!×3』。
始まった瞬間「あっ、良い!」ってなった。
SEから続く明るい流れがとてもしっくりきて、「このセトリ、いいぞ」と期待値が増した。

東京大阪公演の後、名古屋公演の前に新曲3曲がリリースされて、3曲通しで聴いて感じた一番はやっぱり「明るさ」だった。
『キラキラ』『時間。光り輝く螺旋の球。』『WINGS』をド頭3連発でやった舞浜公演、あの3曲がukkaにとって特別な曲であることは確かで、その圧倒的なエモーショナルさは大好きだけど。
あえてそれとは真逆を行くような、それでいてukkaらしさも損なわないような、そんな絶妙なバランスが新曲3曲を通して感じられた。
この明るさ、好きだな、って思った。

名古屋公演1部で『MORE!×3』を見ていたとき、「もあちゃんのダンス凄く良いな」って思ったのを強く覚えてる。
跳ねるような、弾けるような、その楽曲の明るさを体現するみたいなダンスが目を引いた。見ているこちらもにこやかになる、楽しそうに踊っているもあちゃんが可愛かった。

あと、これは『MORE!×3』だけじゃないんだけど、名古屋1部ではりなちゃん、2部ではるりちゃんの笑顔がいいなと思って度々視線を持ってかれた。
2人ともイキイキと表情豊かで、もっと緊張気味の顔が多い印象があったので、その印象と全然違っていてびっくりした。
名古屋2部のるりちゃんは表情が良いだけでなく客席へのレスもめちゃくちゃ多くて、私もるりちゃんが上手側に来たときに度々レスをもらった。
私は基本的に空ちゃんがどこにいても目で追ってるのだけど、空ちゃんが下手側にいるときに近くに来たるりちゃんから視線を感じることも何度かあり、その視線圧に負けて(?)るりちゃんの方を見ることも何度かあった。

2曲目は『エビ・バディ・ワナ・ビー』。
『MORE!×3』が「弾けるような楽しさ」だとするなら『エビ・バディ・ワナ・ビー』は「爆発するような楽しさ」だ。
冒頭のイントロからの「We go!!!」で身体が自然と浮く感じと、体温が上がる感じは、たぶん私だけの錯覚ではなくて。会場の空気が一気に熱くなる。全力のフリコピが楽しい。

「自称未来のスターです!」では空ちゃんともあちゃんの小競り合い?が毎回楽しい。
東京公演ではもあちゃんが空ちゃんのアタックを回避してた、と思う。少なくともクリティカルではなかった記憶。
名古屋1部では、空ちゃんがもあちゃんの方へ行かず、反対側にいたりなちゃん(4/9誕生日)に向かって両手をひらひらーっとして主役アピール。もあちゃんも追従してひらひらー。
空ちゃんの突然のアドリブに一瞬驚くりなちゃんだったけど、すぐに両手拳でガッツポーズ&ドヤ顔。その思い切りの良さが楽しくてめちゃくちゃ笑った。
名古屋2部ではいつもの小競り合いに戻って、空ちゃんがもあちゃんを押し退けてアピールしてて愉快だった。

恋、いちばんめ』はあやめ空のハモりがまず聴きどころ。
あやめちゃんのかっこいい歌声に空ちゃんの美しいハモりが乗っかる瞬間は気持ちいいし、2番では立場が入れ替わって空ちゃんの可愛い歌声にあやめちゃんのハモりが重なるのもまた良い。
1番では距離のあった2人が2番では背中合わせで相棒感を出すところも好き。

それから、空ちゃんともあちゃんのやり取りを見てるのも楽しい。
左右に分かれて「はないちもんめ」をするときに鶏のような動きをし合ってたのは東京公演。下手側からだともあちゃんがニッコニコで楽しそうな様子がよく見えた。
「押された背中に」でも2人が向かい合ってて、以前はここは同じ方向を向いていて空ちゃんがもあちゃんの背中を押して驚かすシーンだったけど、向かい合うようになってからももあちゃんの楽しそうな笑顔は変わらない。
名古屋2部で上手側から空ちゃんの表情を見てたら、もあちゃんと違って普通の笑顔だったからちょっと温度差を感じて笑った。

2番の「はるいちばんめ 追い抜いていく」はあやめちゃんとりじゅちゃんがニヤニヤと顔を見合わせながら歌っているのが見ていて楽しい。最近毎回やってる。2人だけの世界を覗き見してる感じ。
隣の空ちゃんがぼっちになっているのがちょっぴり切ないけども。

MCではさらっと自己紹介をして、あんまり時間を取らずに次のブロックへ。そういえば何かの配信で誰かが2ブロック目が注目ポイント、って言ってたような。(曖昧すぎる記憶)

4曲目は『こころ予報』で、ライブで見る『こころ予報』が大好きなのでめちゃくちゃブチ上がった。
空ちゃんのエモーショナルな歌い出しから始まって、「分厚い雲の向こう 広がる澄んだ景色」でユニゾンになった瞬間のカッコ良い歌声の厚みは大好物だ。
その後も可愛さ溢れてた『恋、いちばんめ』とは打って変わってカッコいいパフォーマンスが続く。

『こころ予報』→『キラキラ』のセトリ天才的に良くなかったですか?????
いや最初は「え、5曲目なんて中途半端なとこで『キラキラ』?」って戸惑ったけど、始まってみたらめちゃくちゃカッコよくてめちゃくちゃ興奮した。

オチサビ空ちゃんのロングトーン「響け」からの空ちゃん以外の5人で歌う「飛び込んだ恋は水色で〜」のところ、オタクみんな縦ノリで跳ねてて知らないかもしれないから書くね。
あの瞬間、床が跳ね上がるようにズンズンと鳴ってて、地鳴りかってくらいオタクの興奮が縦の振動となって足に感じられるの。知ってました?
私は空ちゃんが「深呼吸 追いかけて」で合流するまで空ちゃんと一緒に地上に留まってるので、空ちゃんにペンライトを掲げながら、いつも足からその興奮を感じてるの。
あれ、めっちゃ大好きなんだよね。

名古屋2部では5曲目は『時間。光り輝く螺旋の球。』略してときたま。
『キラキラ』が見れないのは残念だけども、ときたまもめちゃくちゃカッコよくてエモくてめちゃくちゃ良かった。

「物語は ぐしゃぐしゃに絡まってるの」であやめちゃんを囲ったみんなが手で覆いかぶさるところ。
その少し前にもあちゃんの髪飾りが崩れちゃった?取れちゃった?のだと思う。あやめちゃんの後ろでもあちゃんが髪飾りを豪快にぶん投げるシーンがあって、その荒々しさが普段のもあちゃんとのギャップがあって凄くドキドキした。
その後髪飾りがなくなって少し髪が乱れた状態でパフォーマンスするもあちゃんも、なんていうか野性味を帯びててカッコ良かったなぁ。

あと、ときたまだったか違う曲だったか忘れたけど、前半ブロックでもあちゃんがソロパートの歌い終わりに仰け反るように天を見上げてた瞬間があって、彫刻かってくらい美しさとエモさを醸し出してて最高だった。造形美。
私の記憶の限りだと少なくとも2回くらいそういうシーンがあった。

ときたまが終わると暗転して、ステージには空ちゃんが1人残る。それだけで「いつもと違う"ナニカ"がくる」と分かる。
始まったのは『ガールズナイト』。
最初は「途中から他のメンバーも再登場するかな」と懐疑的に見ていたけど、「一人きり 悩んでいないでこっちおいで」をソロで歌い続けたのを見て「ソロコーナーだ」と察した。

生誕ソロコンでは見れなかったフィーチャー曲のソロパフォーマンスだったから嬉しかった。
歌をキメるシーンとダンスをキメるシーン、それぞれ場面分けされていてどちらにも空ちゃんの魅力が光っていた。
ラストの「踊れ」を上手側の台座に足を引っ掛けてキメたのを見てめちゃくちゃ昂ったし、見下ろすような眼差しにゾクゾクしたし、名古屋公演ではそれが間近で拝めるのだと思って期待に胸が膨らんだ。

東京公演の『ガールズナイト』は良かった、けど正直、「空ちゃんはこのパフォーマンスに納得いってないだろうな」と思った。
悪いところなんてなかったけど。
ミスなんてしてないけど。
たぶん、もっと、高いところを目指してるんじゃないかって。なんとなく、そんなふうに感じた。

名古屋公演を見て、その予感は当たってた、と改めて思った。
名古屋公演の方がダンスも歌も東京公演以上にキレがあるように感じたし、胸に響くものがあって、とても良かった。

名古屋公演の『ガールズナイト』ではマイクスタンドが追加された。
マイクスタンドの前に、背を向けて立つ茜空。それだけでもう、見惚れちゃうほどサマになってる。
1部ではマイクスタンドを右へ左へ移動させつつ全体に向けてパフォーマンスしていた。
2部ではその動きを減らして、さらに洗練されたパフォーマンスになっていた。下手側に行ったのはほんの一瞬だったけど、代わりに、投げキッスのような可愛らしい動きを振り撒いていたのが魅力的だった。

名古屋2部のラスト「踊れ」を間近で見て、もう本当に震えるほど美しかった。呼吸も忘れるくらい魅入っていて、後ろで『Shining City Lights』のイントロがかかり始めているのにまだ目が離せなかった。
空ちゃんもしばし静止したままだった。
空ちゃんがようやく下がって、舞台袖へ去っていく。その横顔、口元が笑っていて、「あぁ、納得のいくパフォーマンスができたのかな」と自分事のように嬉しくなった。

ソロコーナーはフル尺じゃなく、それぞれショートバージョンだったと思う。たぶんワンハーフくらい?
それでも各々の見せ場はしっかり残ってて十分満足なパフォーマンスだった。

Shining City Lights』のりじゅちゃんはとにかくまっすぐな瞳とまっすぐな歌声が印象的だった。りじゅちゃんの芯のある歌声が聴いてて心地よい。
「会える今を大切にしよう」「いつもありがとう」って歌詞のときには客席をぐるっと見渡して目で「ありがとう」を伝えてくれてる感じがして、そんなりじゅちゃんらしさに心があたたかくなった。

もあちゃんは1ブロック目でも踊りが印象的だったけど、ソロコーナーでも同じ印象だった。
歌とダンスで見せ場を分けてた空ちゃん、歌へのウェイトが大きかったりじゅちゃんと比べて、もあちゃんの『Party goes on.』は歌とダンスのバランスがとても良かった。
それぞれが魅せ方を工夫してるのかなと感じた。

名古屋1部では曲の後半でもあちゃんが台座の辺りででしゃがみ込んで、小動物的な可愛さを振り撒いているのが見えた。
見えたと言っても私の席は真ん中らへんだったので人と人の隙間からかろうじて見えた、というくらいだったけど。
2部ではそうした後方席への配慮か、台座の上にしゃがむスタイルに変更されていた。

『Party goes on.』ラストのキメポーズは上手側だったので、名古屋2部ではかなり至近距離からその可愛さを拝むことができた。
「うわーめっちゃ可愛いな!」とあまりの可愛さに視線を逸らしたら、その瞬間にウィンクをした、らしい(後から聞いた)。目の前にいたオタク3人(内もあちゃん推しは1人)がそれを食らってほぼ同時にグラリと崩れ落ちていたのが大変愉快だった。

あやめちゃんの『ファンファーレ』はオチサビを一人でどう歌うんだろうって注目してた。
普段なら空ちゃん→あやめちゃんと繋ぐパートで、後半だけでも相当なエネルギーを要するところだ。
東京公演では、空ちゃんパートは空ちゃんの歌い方に近い、優しい歌声だった。あやめちゃんにしては珍しい歌い方だな、と思ったのを覚えてる。
名古屋公演では、あやめちゃんらしいパワフルな歌声になっていた。
「フルエモーション だけどきっと サヨナラはいつの間にか」はパワフルに、「訪れて 次のストーリー」は少し静かに優しく、そして「僕に鳴り響くファンファーレ」でまたフルパワーな歌声がホールに響いた。
歌声のハリが素晴らしく、「過去イチ声が出てるんじゃないか」と思うほど絶好調だった。

『ファンファーレ』の終わり、りなるりの2人が出てきてあやめちゃんのバックダンサーとして一緒に踊り出した。

『ガールズナイト』がソロパフォーマンスだと分かった時点で、「りなるりが歌うとしたら『WINGS』だろう」と思っていた。ただ、それは「歌うとしたら」であって、「歌わない」選択肢もあるだろうし、「6人で歌う」という選択肢もあると思っていた。
そして、私自身は、「歌わない」んじゃないかと、予想していた。
このソロコーナーは、4人にとっては新しい挑戦であると同時に、りなるりを休ませる意図のセトリだろう、と考えていた。

それがあまりにukkaの新体制、そして結城りなと葵るりに対する舐めた考えであったことに、10曲目『WINGS』が始まって気付かされた。

2人は、たった2人で、『WINGS』を歌い踊った。

【りな】羽ばたけ
【りな】今はまだ透明で 小さく頼りない翼でも
【るり】この手を繋いだ先でいつか
【るり】きっときっとキミと

『WINGS』

ここのパート見てたら自然と涙が溢れてきた。
上手い下手とか関係なく、気持ちの篭った歌声だった。胸に刺さる歌だった。
名古屋2部、眉間に皺を作ってまで力を込めて歌うるりちゃんに、あぁ、笑ってほしいな、笑顔が絶えない日々であってほしいな、と願った。

東京公演ではその力強さとガムシャラさに心揺さぶられた。たった2人でも、会場全体に響かせる歌が歌えるのだと実感した。
思えば、3/27の西武園リリイベで、リハーサルの音漏れで聴こえてきた『WINGS』はもの凄いパワーだった。壁を挟んでこれだけ響いてくるのかと驚いた、あの時は6人のユニゾンが凄いのだと思ってたけれど。
あれは今日この『WINGS』のための布石だったのだと、分かった。

【るり】羽ばたけ
【るり】今はまだ我夢写楽がむしゃらで 小さく頼りない翼でも
【りな】この手を繋いだ先にいつか
【りな】きっときっとキミと

『WINGS』

いつもは空ちゃんが歌っている「我夢写楽で」をるりちゃんが歌っていて、その荒々しく歌に喰らいつくようなパフォーマンスに空ちゃんと重なるものを感じた。
1番ではるりちゃんが歌っていた「きっときっとキミと」を2番ではりなちゃんが歌っていて、もう既に歌にブレがなくてその成長速度に驚かされっぱなしだった。

名古屋公演では、1番の「大丈夫。ひとりじゃないから」と2番の「でもそろそろボクたちの出番だね」で2人が見つめ合うシーンがあった。
意図的に見るようにしたのだと、大阪公演後の配信だったかで話していた。
真剣な眼差しがその瞬間だけは笑顔になる。それを見て、また胸打たれた。新メンバーとして加入したのが、1人ではなく2人で良かったと、支え合う両翼を見て思った。

話のトーン180°変わるけど名古屋2部で『WINGS』のときにデコ出しるりちゃんの横顔がめちゃくちゃ美しくて見惚れてしまったことを追記しておきます。

『WINGS』が終わりりなるりの二人がステージ後方へ下がる。
聴いたことのないイントロが流れて「え、新曲か?!」「ソロコーナーからの新曲ってめちゃくちゃ攻めてるな」なんて浮き足立った東京公演。
あやめちゃんがステージ下手袖から現れて「呼んでおくれよ……」としっとりと歌い始めた。
興奮とも違う高揚感。「そうきたかーーー!!!」と心が跳ねた。

リンドバーグ』アレンジver。
あやめちゃんに続いてもあちゃん、りじゅちゃん、空ちゃんの順にメンバーが表れ、ステージに散り散りに立った。空ちゃんは上手側奥の台座に腰掛けていた。
振り付けなしで歌を聴かせるパフォーマンス。
直前のソロコーナーで個々の歌に注目したばかりだったから、6人の歌声がまた粒立って聞こえるのが耳に心地良い。
もあちゃんの「闇に触れる指先 照らすストロボライト」の単語ごとの頭のアクセントが好きだ(闇の「や」とか指先の「ゆ」とか)。

名古屋2部では台座に腰かけた空ちゃんが近い距離にいたので、ほとんどずっと空ちゃんのことを見ていた。
最初は両足をぴんと伸ばして座っていたのを覚えている。振り付けがない分、表情だったり指先だったりがいつも以上に『リンドバーグ』の世界に入り込んでいるように見えた。

東京公演ではどうだったか覚えてないのだけど、名古屋公演ではラストのサビで横一列になった際、下手側の2人(もあ・りな)が『リンドバーグ』のいつもの振り付けを手ぶりだけでやっていた。
私も真似して小さくフリコピをした。
もありなの2人は楽しくなったのか、「イッツマイリンドバーグ」の歌詞でL字の指を上から降ろす振付を向かい合ってニコニコしながらやっていたのが可愛かった。

『リンドバーグ』が終わるとまた知らない曲が始まって、「今度はなんだ……!?」と身構える。
早く会いに行く この道は……
あやめちゃんの歌い出しで『おねがいよ』が始まって「うわーーー!!!!」と昂る気持ち再び。

前半はギターソロアレンジ。
それが続くと思い込んでいたところに、るりちゃんのエモーショナルな歌声「放っておかないでね あたしのことをいまも」が響き渡り、間髪入れずに原曲が雪崩のように押し寄せてきて感情が洪水に飲まれる。
「うわーーー!!!!」ってなるやつが2段階で仕込まれてるのずるい。良すぎる。
そうして高まった感情のまま最後の「同じキスがしたいの」まで、怒涛の一直線だった。

名古屋公演ではもう『おねがいよ』がくることは分かってた分、濁流に飲まれずに落ち着いてパフォーマンスを見ることができた。
1部では空ちゃんが終始泣きそうな表情をしていて、特に終盤、「泣けちゃうわ」以降は本当にいつか涙を流すんじゃないかとハラハラしてしまう程だった。
そんな空ちゃんを見ていたら、自然と泣けてきた。もらい泣きだった。
空ちゃんは泣いていないけれど、あれは確かに、空ちゃんからのもらい泣きだった。

2部では『リンドバーグ』終わりに6人横並びの状態でイントロが流れ始めてメンバーが足でリズムを刻み始める中、空ちゃんだけはほとんど身体を動かしていなかった。
その違いに気づいて空ちゃんの顔を見た、瞬間、空ちゃんが顔を俯けて目を閉じた。
「うわ、」って思った。ゾクッと背筋が震えた。体温が上がり、頬に熱を感じた。
完全に「スイッチが入った」瞬間を見た。
それがもう、最高すぎて、涙が迫り上がり溢れそうになった。

1部と違ったのは、切なさの中にも笑顔が垣間見えたことだった。「あなた」「2人で」と歌うメンバーの横で、微かに、口元だけで笑う。
茜空の、世界が見える。魅せられている。恋する茜空に、私も恋をする。そんな妄想をした。

『おねがいよ』の空ちゃんの踊りの中で、一番好きなのは「気怠い身体に ただ切なくなるのも」で顔を覆いながら身体をぐーーーっと後ろ方向に倒すところ。空ちゃんのしなやか身体で、今にも崩れ落ちそうなギリギリのラインを攻める。
「いつか泣くんじゃないか」と思わせる表情と同じく、「いつか倒れるんじゃないか」と思わせる、その表現力に、幾度も心奪われている。

『おねがいよ』が終わって惚けていたら、「新曲です」とりなちゃんの曲振りで『AM0805はちじごふんの交差点』が始まった。
待って、まだ『おねがいよ』の茜空ゾーンから帰って来れてない。置いてかないで。

東京公演は正真正銘の初披露で、歌詞を追うのがやっとだった。
高校生くらいの女の子の、片思いの歌。甘酸っぱくて切ない歌詞。それでいてサビの「恋愛前線」の歌声は力強い女の子だ。「あ、これ好きなやつ」と思って頬が緩んだ。

【りじゅ】恋愛前線
【りじゅ】私、恋をはじめました
【茜空】嘘は嫌い だからもう止めたくない
【全員】もう何回も 8時5分は来ない
【もあ】「ススメ!」

『AM0805の交差点』

ここのオチサビ、りじゅ→空になってるの「やったー!」と思って沸いた。毎回沸いてる。
空ちゃんの「嘘は嫌い だからもう止めたくない」の歌い方もめちゃ好き。キュンキュンする。

ラストのサビの「嘘は嫌い だけど「好き」って言われたいのです」あやめちゃんパートの歌い方もキュンキュンする。
矛盾した女の子の恋心を歌った歌詞が良すぎる。

東京公演で「初見だからうろ覚えだったけど空ちゃんとあやめちゃんの「嘘は嫌い」パート良かったなぁ」と感じて、その後音源リリースされて名古屋公演で見ても「やっぱ好きだわぁ」となった。推しパート。

東京公演のときにオタク友達(あやめちゃん推し?/主現場:B.O.L.T)と連番してたのだけど、感想を聞いたら同じく上記の「嘘は嫌い」パートが好きだと言われて分かりみ〜!となった。

音源も聴けたことで名古屋公演ではようやくダンスを見る余裕ができた。
「点滅する青のピクトグラム」で手をパッパッパッと開いて閉じて点滅を表現するところと、その後に足もカッカッカッってリズム刻んでるところが目を引く踊りで好きだなと思った。
歌詞は「君の背中」を追って交差点を駆ける女の子の青春感があるのに、踊りはハキハキとしててカッコいいギャップがあるのが良い。

ツアーじゃないけど、4/16 立川立飛リリイベで披露された『AM0805の交差点』のライブパフォーマンスがスタコミュのアーカイブで見られますので、見られる方は是非。(※アーカイブは有料会員限定)

ようやく落ち着いたMCタイム。
名古屋ではりなちゃんの誕生日祝いと「19歳の抱負」を話してた、ような。
1部でケーキが出てくるのはあやめちゃん(ケーキ運搬係)とりじゅちゃん(MC進行)しか知らなかったらしく、空ちゃんが「(知らされてなかったから)最初、私にかと思った」と言い出してあやめちゃんにツッコまれてた。

大学に進学したことも(インスタには書いてたけど)改めて報告してくれて、「健康に頑張る」的な3歳児みたいな抱負を言っていてメンバーが笑ってた。
大学生活のことを聞かれて「履修登録が分からなくてヤバイ」と言うと空ちゃんに「私が教えてあげてるのに『ふーん、あとでやってみますー』ってスマホしまうのよ、いや今やりなさいよ!っていう」と暴露されてて笑った。図太いな。

あと細かい会話の流れは忘れちゃったけどりなちゃんが3歳児という話から空ちゃんも3歳児になる流れがあってみんな可愛くて最高〜となった。

2部では「頑張ったりなちゃんに特別にプレゼント」がスタッフさんから用意されていて、何かと思ったら中日ドラゴンズのマスコットキャラ・ドアラのぬいぐるみだった。
メンバーの誰1人としてドアラを知らなくて、スタッフさんの悪ふざけに戸惑っていたのが可笑しかった。

Magik Melody』は「まほうのじゅもん」「わすれないで」とかの歌詞で手のひらの上に息をふーっとする振り付けがあるのだけど、そのときの空ちゃんの所作の美しさが大好き。
手のひらの開き具合から顔の乗せ方からぐるっと回る首の動きから息を吹きかける動きから表情から、全てに隙がない美しさだ。

「ねむるまえ おもいだし」のクラップするパートで、自分のパートがくると頭を叩きながら歌う空ちゃんがあまりにも愛おしかった。

推し曲『それは月曜日の9時のように』は3公演とも情報量が多くて最高だった。
推しパート「横顔にキスしたい」の空ちゃん、そしてその直後の「お昼はカフェでワンプレート〜」のそらりじゅ絡みの流れが毎回最高だったので記憶の限り書き留めておく。

東京公演では、まず横顔パートで「台の上に立って右手を頬に添える→右手で顔を覆い隠す→パカーと右手を開いてお顔をチラ見せ」という完全にキスする気ないやつ。可愛い。
そして台座から降りてきた空ちゃん、入れ替わりで台座に乗るはずのりじゅちゃんの腕に絡みついて半回転?引き止める?みたいな動き。イチャイチャしすぎか!!!、!

名古屋1部の横顔は……「そもそも横向かない!ガッツリ正面向いて、手も頬に添えないで、腕を小さくハの字に広げて下ろしてる、首を上に向けて目を閉じてる」っていう、キス待ち?みたいなやつ。
え、本来の振り付け、「横向いて、右頬に指つん」だよ???何一つやってないね???ついに横顔放棄し出したね???自由度が高すぎて笑った最高すぎる。
さらにそこから、台座をりじゅちゃんに明け渡さない空ちゃん。降りてこない。りじゅちゃんが下で困ってて可愛い。
困ったりじゅちゃんを見て楽しそうに正面を向く空ちゃん。同じタイミングで空ちゃんに指ハートしてたりじゅちゃん、でも気づいてもらえない。
また空ちゃんが横向いて、ようやくりじゅちゃんの指ハートにも気づいて、笑って台座からおりてきた。

いたずらっ子空ちゃんも可愛すぎるし、指ハートで気を引こうとするりじゅちゃんも可愛すぎるし、でもタイミングがすれ違ってるのが切ないしで、もう興奮しすぎて頭おかしくなるかと思った。
もうずっとイチャイチャしててくれ〜〜〜!!!!

興奮のあまり、名古屋1部後のグルショではそらりじゅに指ハート送りあってもらいました。
グルショはそら・りじゅ・るりの3人と撮れるやつだったので、私はるりちゃんと指ハート送り合いました。

ライブではりじゅちゃんの一方通行だった指ハート。特典会では両想いになって頂いた。

名古屋2部の横顔は「右手で顔を隠す→指の隙間から目だけチラ見せ」でした。やっぱりキスする気ないな!
そして1部に引き続き台座に居座る空ちゃん。指ハート攻撃を警戒したのか、今回は最初からりじゅちゃんに背中を向けてしまいます。
しかし、りじゅちゃんも負けじと、空ちゃんの背中を指でツンツンとつつきます。連打です。最初は「つんつんつんつん」だったのがどんどん早まって最後は「つつつつつん」くらいの速度でした。
空ちゃんもこれには根負けして、ヘラヘラと笑いながら台座から降りてきました。

声出しNGじゃなかったら「フゥ〜↑↑」とか声出してたと思う。我慢できて偉い。そらりじゅ最高。

「横顔にキスしたい」「お昼はカフェでワンプレート」パートの記憶を留めるのに必死で他パートの細かいところあんまり覚えてないんだけど、かろうじて覚えてるのは、
東京公演であやめちゃんが下手側台座に座りながら歌う→空ちゃんがあやめちゃんの上に座ってそのまま歌おうとする→あやめちゃんに拒否されてた。

同じく東京公演で、「I love you」を3回繰り返すところで空ちゃんがりなちゃんに向かって「I love you」を送ってて、りなちゃんが驚きとトキメキでオタクの顔になってた。そして3回目の「I love you」ではりなちゃんが空ちゃんにお返ししてたんだけど、空ちゃんは正面に「I love you」してて多分気づいてない。釣り師茜空に翻弄されてるりなちゃん可愛い。

それから、名古屋公演ではあやめちゃんがラストのフェイクを原曲通りのフェイクにしていた。元々水春パートだったこのフェイク、あやめちゃんが引き継いでからその時々で歌い方を変えていたパートだ。
原点回帰と言うべきか。
『ファンファーレ』でも「過去イチ声が出てる」と感じたけれど、ここのフェイクも強く美しく会場中に響き渡っていた。

本編ラストに『グラジェネ』って意外な選曲だったな。
名古屋1部でりなちゃんの「こないだからのつづき」がめちゃくちゃ良くて驚いた。りなちゃんの歌声、ところどころアーティスティックに歌ってる感じがあってカッコいい。

名古屋2部では曲の初めに空ちゃんとりじゅちゃんが後方でなんかコソコソ話してたのが萌えポイントだった。

『グラジェネ』の最後、アウトロが切れるかどうかというタイミングで、上手側にいたるりちゃんがクールな表情からフッと口角を上げて微笑んだ。
アイドルから少女に戻る瞬間のような、その柔らかな微笑みがあまりに可愛くておののいてたら、私の前の席のオタク(友達)もガツンと衝撃を食らってて笑った。アンコール待機中に「最後るりちゃん見て倒れてましたよね?」と聞いたら「えっ?いやぁ……」とはぐらかされそうになったから「私も同じやつ見て同じようなリアクションしたのでバレてます、大丈夫です」って話して笑った。

アンコールは公演毎に違う2曲。
東京公演は『タリルリラ』と『さいしょのさいしょ』で楽しさ爆発してた。
『タリルリラ』のそらりじゅパート「そんなの初めから知ってたよね?」では空ちゃんから手を差し出す形で固い握手してて沸いた。空ちゃんバチイケだった。

東京公演の『さいしょのさいしょ』は楽しさとエモさ両方ある曲なので、アンコールラストにやられるのはズルい。最高すぎてズルい。
2番頭の「どうしてもわかりやすい人のもとに集まる簡易的「好き」」のとき、後ろにいた空ちゃんが向かいにいるるりちゃんに「好き」を送るのを拒んでる&るりちゃんが欲しがってて楽しかった。

名古屋1部のアンコールは『タリルリラ』と『まわるまわるまわる』。
空ちゃんの楽しさ(ライブ中の累積ポイント)がMAXになったみたいで、この2曲ではめちゃくちゃ楽しそうにメンバーに絡みに行ってて可愛かった。

『タリルリラ』の「眩しすぎるセカイに 見習いマーク外して」のあやめそらパート、いつもなら2人でハートマークを作るんだけど、この日は空ちゃんが"川瀬ポーズ"を指定して2人で川瀬ポーズしながら歌ってて笑った。

※下記ツイートは「川瀬ポーズ」の参考資料です

そらりじゅパート「そんなの初めから言ってたよね」ではなんか手遊び?というかほんと何やってるかよく分からないけどとにかくイチャイチャしてて最高だった。

『まわるまわるまわる』では「君はねえもしかして寝坊? 仕方ないまってるけどね」のとき、上手側台座に座って渋々待ってる風な空ちゃん、それを見て笑うりじゅちゃん、というシーンがあった。その後空ちゃんが後ろ振り向いて、りじゅちゃんと笑い合ってたのを見てオタクは沸いた。

2番の「いつもいつも、あれでもなんかちょっと違和感?」でのあやめそらハイタッチ、いつも何か喋ってるけど今回も会話して笑い合ってた。
その後のあやめちゃんパート「気づいたけれど〜」であやめちゃんが下手側の台座に腰掛けて歌ってたら、空ちゃんが台座の後ろに回ってあやめちゃんに背中預けに行ったんだけど、あやめちゃんに椅子取りゲームよろしく押し退けられてて楽しかった。

『まわるまわるまわる』の終盤だったかで空ちゃんとりなちゃんが何かふざけ合ってたの記憶もうっすらとあるんだけど詳細覚えてない。
とにかくあちこちでメンバーと絡んでて記憶力が足りない!!!

名古屋2部のアンコールは『急なロマンティック』と『さいしょのさいしょ』。
『急なロマンティック』のそらりじゅペアダンス大好物なんですが、今回は踊ってるとき2人が顔を見合わせてて、空ちゃんが笑ってるのが見えて可愛かった。
その後、ステージ後方で止まってるときにりじゅちゃんの方を向いて顔をブンブンと横に降ってた空ちゃん。ペアダンス中かその前かで振り付け間違えたのかな?と思った。めちゃくちゃ首振ってる姿が楽しくて可愛かった。

ラストは『さいしょのさいしょ』。
どのパートだったか忘れたけど、上手側の台座を空ちゃんとりなちゃんが譲り合うシーンがあって、「どーぞどーぞ、全然譲りますよ」ってひょうひょうとした感じの空ちゃんと「先輩!先輩を差し置いて立てませんよ!」って体育会系後輩感溢れるりなちゃんのやり取りが良かった。
結構長めの攻防戦の末、りなちゃんがあまりにも折れないので空ちゃんが仕方なく台座に上ってた。
りなちゃんもその後また上手側に来たとき(空ちゃんはもういなくなってた)台座に上ってたので、一件落着(?)だった。

りじゅちゃんの「一番大事なこと確かめようよ」で、空ちゃんがめちゃくちゃ暴れてた、気がする。応援の気持ちが大きくなりすぎたあまり全力ケチャ超えて暴れてた、気がする。
それでいてその後のダンスにはワンテンポ遅れて加わってた、気がする。
「周りもう踊りに入ろうとしてるけど空ちゃん止める気なくないどうすんの!?……合流したァー!いや一瞬間に合ってなかったけどね?!」ってその緩急差にめちゃくちゃ振り回された、気がする。うろ覚えの記憶。
これが東京公演の記憶だったか名古屋公演の記憶だったかあるいは私の妄想だったかもしれないんだけど、空ちゃんアンコールで暴れがちすぎてて私の記憶力が追っ付いてません!でも最高だった記憶!

最後の挨拶は当番制。
東京公演では空ちゃんがいきなり話し始めた感じがあって驚いたけど、「もしかして挨拶当番性なのかな」と思った。挨拶の後、空ちゃんが一番最後に退場したことでほぼ確信に変わった。
大阪公演でりなるりが挨拶をしたと聞いて、あぁやっぱり当番制なんだ、と思って、てことは名古屋はりじゅもあだろうな、とも思った。
名古屋1部でりじゅちゃんが普通に帰ろうとするから、空ちゃんが「最後尾じゃなくていいの?」みたいな気遣いの表情をしてたのが印象的だった。

東京公演:茜空
メモを取ってなかったのだけど、公式レポに詳細が載っていたので以下引用です。

ライブが終わると茜が、前回のワンマンライブから今日を迎えるまでの日々について、「不安に思っていた方もいたかもしれません。私もそうでした。舞浜(アンフィシアター)が終わった後も、達成感より不安や大丈夫かなという気持ちが強かったです。でも変わっていかなきゃいけないという気持ちで頑張ってきました」と正直な気持ちを告白。
自主的に結城と葵のレッスンに付き添い、2人の前では心を鬼にして怒ったが、裏では泣いていたこと。元からいるメンバーと、新メンバーで分かれてしまうこともあったと振り返った。
そして今日、新メンバーだけで披露した「WINGS」の歌詞“小さく頼りない翼でも”に2人を重ね合わせて、何をしていいか分からなくて困ったときは「横を見てください」と語りかけ、「先頭を走る強い川瀬あやめがいます。縁の下の力持ち聖母の村星りじゅ、最年少だけど意外とドシンと構えている可愛いもあちゃん、そして私は魂でやっています。2人の頼りない翼に、4人が加われば空でも飛べるんじゃない!?まだまだいけるんじゃない!?(2人には)心強い姉貴4人がいます!」と先輩から後輩に熱いメッセージを贈った。

https://w-online.jp/archives/7427/

上記に追記して、空ちゃんが先輩メン4人を紹介するときに上手側を見て「もあちゃん!」って言ったけどもあちゃんが下手側にいた、というハプニング?うっかりさん?があり、ひと笑い起きてました。
(さらに書き加えるなら、本編のMCでも空ちゃんはこの間違いをしており天丼ハプニングだったので、めっちゃ良い話に感動してたけどめちゃくちゃ笑った)

名古屋公演・1部:村星りじゅ

今日はお越し頂いてありがとうございます。みなさんの笑顔を見ることができることが私たちにとって何より嬉しいです。
9月に新体制になってから7ヶ月、みなさんいろんなことを思ったと思います。
不安だったり、大丈夫だろうかと思ったりしたと思いますが、私たちもそう思ってる部分がありました。
それで、ライブやレッスンの後に何度か話し合いをして、4人の思ってることを伝えて、新メンバーの思ってることも聞いて、同じ方向を向けるよう話し合ってきました。
それから少しずつ一致団結できてるなと感じられることが増えてきました。
体制が変わった私たちを今でも応援してくださる皆さんに、私たちは感謝しかありません。
そんなみなさんに、私たちはライブを通して豊かな気持ちになってもらいたい、ukkaのライブ楽しかったな、ukkaのこと好きだな、って思ってもらえるようなパフォーマンスを届けたいと思っています。
これからもukkaの応援をよろしくお願いします。

「豊かな気持ちになってもらいたい」って言い方がとてもりじゅちゃんらしくてジーンとあたたかい気持ちになりました。

名古屋公演・2部:芹澤もあ
メモ取り損ねたのでうろ覚えですが。

芹澤「新メンバーとしてりなちゃんとるりちゃんが入ってきて、もあの方が年下だけど教える立場になることもあった。2人は年上とは思えないくらい……」
川瀬「ん?それ、大丈夫?年下とは思えないくらい、何?」
芹澤「年上とは思えないくらい、話しやすくて楽しい」
川瀬「ああ、そっちね」

レッスンに関する話題だったので「年上とは思えない(パフォーマンス)」って何?と会場中が思ってたことを即座に切り込んだあやめちゃん流石だったし、もあちゃんの答えに会場中がホッとした。

芹澤「今はまだ“新メンバー”と呼ばれてるけど、いつかそう呼ばれないような時がきたら、その時はお互い高め合えるようになろうね

そしてこのカッコ良すぎる言葉に、会場中がグッときたはず。
私は泣いた。

おわりに

『WINGS』の感想にも書いたけど、東京公演を見終わって、私はukkaの新体制をめちゃくちゃ舐めてたな、みくびってたな、って気づいて、凄くショックだった。
大好きだった6人から5人、4人となって、新たな6人になっても、変わらず大好きだし応援してるつもりだったけど、心のどこかで「信じ切れてない」部分があったんだなって、東京公演を見ていて気づてしまった。そんな自分が凄く嫌で嫌で、そしてそれをこうして文字にすることも嫌だった。

でも、私自身が気づいていなかったその気持ちに、ukkaのメンバー6人はとっくに気づいてたんだなってことも、ライブの最後の挨拶を聞いてて分かった。
そういう環境で、冷たい風に晒されながら、それでも舞浜からの4ヶ月間を必死で走ってきたんだと、このツアーを通して知り、ただただ頭が下がる思いです。

名古屋で、りじゅちゃんの挨拶に「体制が変わった私たちを今でも応援してくださる皆さんに、私たちは感謝しかありません」という言葉があったけど。

体制が変わっても、また「応援したい」という気持ちにさせてくれてありがとう。そう思わせてくれる、素敵なパフォーマンスをしてくれてありがとう。

またもう一度、新しくなったukkaを応援したいです。

5月5日、ツアー追加公演 
ukka New Style LIVE TOUR 2022 An encore Show 「No cap?」

楽しみにしてます。


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